青い春なんてくそくらえ!【BL?】 26
- カテゴリ:自作小説
- 2009/09/06 19:57:35
バスに揺られて着いた場所は遊びなれた町。
待ち合わせの公園にヒロちゃんがいた。
金色に染めた髪に背は紅貴と同じくらい高くて、俺は少し見上げないと顔を合わせれない。それでも小学校のころから全く変わってないヒロちゃんは今でも俺の親友だ。
ヒロちゃんは地元の公立校に通ってる幼馴染。ホントは俺もヒロちゃんと同じ高校に行くことになってたけど、桜学に(強制的に)通うことになったんだよな。
離れて一週間も経ってないのにずいぶん長いこと会ってない気がする。
ヒロちゃんは俺に気がつくと手を振って呼んだ。俺は少し照れながらヒロちゃんのとこにかけよる。
「久しぶり。元気だった?」
「うん…まぁね」
俺は少し言葉を濁したけど、ヒロちゃんは何かあったと察してくれたみたいだった。
「なんか腹減ったし、どっかで飯でも食うか?」
「うん♪」
やって来たのは24時間営業のファミレス。
食事をしながら俺はここ数日の間に起きたことを全部ヒロちゃんにぶちまけた。
それを聞いたヒロちゃんはと言うと…
顔を真っ赤にして自分のことのように心配してくれた。
「結城、お前このままで、大丈夫なのか?」
「…大丈夫じゃないよ、もう限界」
精神的に限界だ。
パートナーのこととか。
変態会長のこととか。
紅貴のこととか…
真剣に相談に乗ってくれるヒロちゃんはおもむろに口を開く。
「だったら…転校してこいよ。俺のとこに」
転校……?
そこまでは考えてなかった。
「い、いや、俺のとこっつうても俺、学校運営とかしてないから」
「そんなのわかってるよ」
たく、ヒロちゃんてば時々変なこと言うんだから。
「元々俺と同じとこに通うことになってたんだから、紅貴のおじさんに相談してみたらどうだ?きっとわかってもらえるよ?」
確かにヒロちゃんの言うとおりだ。
でも…
「聖司さんにはあまり心配かけたくないし、もう少し様子を見てみるよ」
夫婦になったばかりの幸せなとこに余計な心配事をさせたくない。
「…そうか、お前らしいな」
ヒロちゃんは残ってたドリンクバーのジュースを一気に飲み干すと席を立ち上がった。
「じゃ、今日は気晴らしに遊びまくるか♪」
【続】

























ヒロちゃんは寂しいんだよ(-v-*)