Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


元気をくれる魔法の言葉


あなたはそのままでいいんだよ

苦しい先に、いいことが待っている

ゆっくりのんびり歩きましょう

こだわりを捨てよう

もっとばかになれ

他人の目なんか気にするな

なりたい自分を目指せばいい

なにげない日常にも幸せがある

失敗したらそこから学べ

あなたは常に愛されている




思いつく限り並べていたら、詩のようになりました。
占いとは違いますが、今まで目にしてきた元気ワードです。
自分のよりどころにしてきました。

つまるところ、ありのままの自分を認めることで、気持ちにも余裕ができ、まわりで起きるいやなことやつらいことも受け入れられる…そういうことですね。

やたらと過去にこだわる人、多いですね。
過去の栄光やら自分の身内自慢やら、自分以外のことで自分を誇示しようとする人は、自分を信じ切れていない人でしょう。

このお題、カテゴリが占いなので、占いについてちょっと考察してみたいと思います。
占いというものは、ある程度その人の未来を言い当てるとはいえ、その人の生きる環境にも大きく左右されるんだろうと思います。
もっと尖った言い方をすれば、ある水準の暮らしをしている人には当てはまるが、山奥など過酷な環境で暮らす人々には、金運だの仕事運だのは関係ないだろうということです。

辺境で生きる人々にも占いは密着しています。狩猟や作物の出来、恋愛などを、呪術師が占ったりしていますね。
でも多くが迷信で、学問から発生し研究された占術ではないので、シャーマンに頼ったばかりに病人が死んでしまったとかも、よくあることです…。

素朴な暮らし=人間の美徳、素晴らしい暮らしとはいえない。
迷信はその顕著なところでしょう。
極端なたとえですが、ずっと変化のない生活や風習を続けてきた人達は、変化したくても変化できない状況です。
生活するのに精いっぱいで、学校に通えない暮らしを、先進国の人間はあわれみます。
それで、学校などの施設を建てたりして援助を施しますが、都会を知ってしまった素朴な人々は、多くが今まで自分が生きてきた暮らしを嫌がるんだとか。
それはそうですよね。誰だって便利な方がいいし、おいしいものも食べたい。苦しい労働もしたくない。
けれど、山奥の素朴な暮らしで育まれた思いやりや純粋さが、欲を知ると途端に失われてしまい、悪い方へ流されてしまう現実も多いそうです。
その話は、人間の根本が善でありながら、欲にまみれると悪に堕落する~という、宗教的観念を分かりやすく見るようです。
さながら、エデンの園から追い出されたアダムとイブのように。

かといって、山奥でギリギリ自給自足すれば人間は美しいのか、とはいえないですよね。
前述しましたが、閉鎖的な生活は向上心をなくしますし、排他的にもなります。

情緒も発達しません。自分が生きるためには他も犠牲にすることをいとわないため、動物など人間以外の生き物に対する思いやりが発想されません。
豊かになりたいあまりに、密猟や森林伐採も平気でやる根底はそこだと思います。

しかし貧困というのは、先進国の欲望が生み出したものですから、途上国は何もかもダメ、と絶対に言えないのです。
途上と呼ばれる国、紛争地域で貧困や争いがなくならないのは、もとはと言えば現在の先進国が、その土地の資源を狙っていろんな介入をしたためですから…。


根が深い話になってしまいましたが、毎日ネットの占いで金運や仕事運などに一喜一憂している方々には、もっとグローバルな視点で世の中を見たらいいんじゃない、と思います。
小さなことにこだわり続けているうちは、何でも良いことが起こりませんからね…。


という私もまた、まだ日常のあれこれに一喜一憂する未熟者です。
こころのやすらぎを求めて、ブッダの言葉を載せた本を探しているんですが、たくさん出ていて迷い中です。
中村元の著書がいいかなと思ってますが、値段もそれなりにするので、おいそれとは買えません。
そのうち良い本に巡り合えることを祈ります。

…まあ、一喜一憂するのが人生というものでしょうよ。
何事にも感じなくなったら、生きるのが楽しくないですもんね。
ただ共通する思いは、できるだけくよくよしたり、悲しんだり怒ったり、そういう嫌な感情から離れて生きたいなってことですよね。

元気の出る言葉たちは、何かと苦の多い人生を、何とか苦を減らして生きる智慧なんですね。




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