今日３月28日（土曜日）、
東西別院の朝市があったので行って来ました。

東別院とは、真宗大谷派名古屋別院、
西別院とは、本願寺名古屋別院
の事をそれぞれ指します。いずれも名古屋中心部南寄り、
商店街で知られる大須観音の南に位置します。

前に甚目寺観音の朝市に行った事を書きましたが、
そこの朝市で別院でも朝市をやるのだと知って、行きました。
正式な名称は西別院の方はOne coin市とか言い、
東別院は手作り縁市と呼ぶようですが、ざっくりと「朝市」って事で＾＾

大枠としては、来年4月に親鸞聖人750年御遠忌法要があるので
その前祝い？として「お待ち受け大会」の一環としての朝市です。

地下鉄東別院駅から地上に上がると目の前は名古屋テレビ、
その脇ではもう人並みが流れていて、袈裟を着た若い僧侶が
お待ち受け大会のパンフレットを配布してました。
寺院前の歩道にはもうテント屋根の店がならんで、すっかり縁日。
大きな山門から中に入れば、もう人でごった返していて、
甚目寺の朝市も賑わいは多かったですが、こっちはレベルが違います。
学校が出来る程広い境内に、店も客もいっぱいで、
そもそも、出店に近寄れないんですよ。
どの店の回りも人垣が取り巻き、人気の店には列が当たり前、
行きたい方に行くにもままならない雑踏でした。
もう、ほうほうのていで（古いな）境内から逃げ出しました（＾＾；

東別院からやや離れた北西に、西別院があります。
こちらは東より境内は小さくなりますが、寺としてはやはり大寺。
そして、本堂が日本式の瓦屋根じゃない、インド様式なのが
東とは決定的な違いを見せています。

西別院は商売っ気がないためか？手作り感のある露店が主で
甚目寺と似た雰囲気、人出は多いものの、ほっと一息つけました。
インド様式の本堂の前にスピーカーセットを前にパイプ椅子が並び
なぜかボサノバが大音量で流れていました。ヒーリング？？
どうも東別院とはかなり雰囲気が違います。

そんなボサノバちっくな境内には手作り品や食べ物、野菜などの
店が並び、私はまずは定番の五平餅をひとつ。
こげた味噌たれの香ばしさはやっぱり応えられません。
次に、信州からのおやきの店。野沢菜、なす、あん、かぼちゃなど
あったのですが、売れ行き好調らしく、私が行った時は
野沢菜とかぼちゃしかありませんでした。でも野沢菜が好きだからいいや。
かぼちゃの甘いホクホクしたのもいいですが、やっぱり野沢菜の
やや醤油からいしゃきしゃきしたのが良いです。ホカホカなのも良し。
あと、自然愛食研という所の、にぎらず弁当と野菜カンテンを
買いました。にぎらず弁当は味ご飯の上に焼きそばとおしんこを乗せた物、野菜カンテンはプチトマトやきゅうりが乗っていて
カップサラダに見えますけどどこがカンテンなのでしょうね。
今はお腹一杯なので、夕方食べようと思います。

西別院から大須商店街に通じる道は、
仏壇商店街になっています。片屋根ながらアーケードもあります。
仏壇店の商店街って、わりあい珍しいのではないでしょうか。
お香の漂う中を潜り抜けて、地下鉄の駅へと向かいました。