上とのつながり-土曜日のカイト
- カテゴリ:自作小説
- 2015/03/29 17:09:55
語り:apo-
最近は上の方との関わり、カイト君のターンらしいです。
今日は、昨日のカイト君の話を書いていきましょう。
今回も語りが私なので、小説的ではなくチャネリング日記です。
分類上小説に入れておきます。←決まり文句
昼時になると、カイトは私達一家の家までやってきて、色々話をしていきました。
母と二人で雑誌パズルを(母ナンプレ私スケルトン、父までナンプレをやる時もある)やっているのを見て
「早く完成しないのか」 とか 「全くわからん」 とか 「二人分の数字を数える声を聞いたら頭がおかしくなる」 とか仰ってました、笑。
他には
「ケーキが食べたい」 ←甘いものあまり食べないでしょあなた、嫌がらせにチーズケーキでも食べさせようか?(チーズが苦手) という会話や
「トマトが食べたい」 ←いや、それは私のスープだからやらんぞ。(上の方に食事を渡すと味が変わる)
「食器が少ないな、料理ってこんな少ない洗い物で出来るのか?」 ←うるせぇ余計なお世話です、君の所の嫁さんが極端に料理好きなだけです。
という会話もありました。
夜になると急に憂鬱そうに、
「お前たちは寝るんだな、俺は記憶が飛ぶから寝たくない。」
「というかもっと俺に話しをさせろ、話しに来たのにパズルばっかやりやがって。」
みたいな事を言ってくる。
何でカイト君今日こんなベッタリなんだろうと思ったら…
カイトは家族4人揃って、この地球に花見に来る予定だったらしいです。
通称「カイトの嫁さん」であるアレイアさんは、この地球時刻で言えば早朝に当たる時間帯に、まあお弁当を気合入れてずっと作っていたわけです。
「カイトー、約束の日だけど、仕事は?」
「うるせぇ、仕事がおわんねーんだ黙ってろ。。。」
みたいな感じで朝は始まり
結局 「強い物言いで」 仕事の目処がたたないから行かない、という事を宣言したそうです。
仕事が予想よりも早く終わった上に、
あまりにも強い物言いをしてしまったので申し訳なく、
行かないと言ったので後で行く気にもなれず(謎の男の有言実行)
内心行き場がなくて我が家に来たらしいです、なんということだ。
帰るに帰れない旦那、というワケですか。
でもアレイアさん結構天然だし、ガンコ職人愛の人だから、気にしないと思うよ、とか
そういった話をしてたら、いつの間にか帰ってましたw
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夜、眠りたくないカイト君がうるさいので、母が一つ考えたようです。
「お嫁さんの事を忘れるのが嫌で寝れないなら、いつも目のつくところに絵か写真を配置して、メモを付けとけば良いじゃない。」 と。
母「自分で描くとか。 設計案とか描くからできるんじゃない?」
私「カイトはデザインする人じゃないから絵はかけないよ。 デザインは機械オンリー。 家具とかはデザイン持込のアーティストが殆どだもん。」
母「機械風の奥さん… 無理か。」
私「」
私「身近に絵を描く人が居るといえば… アルサイエスに描いてもらうとか…」
カ「いや、アルサイエスに描いて貰うのは精神的に嫌だ。」
母「そんな事言ってる場合じゃないでしょう。」
私「そもそも、目に付く場所って言ったって…」
母「ロケットとかなら良いんじゃないの? 上手い人なら小さくても描けるでしょ。」
私「いや、嫁さんだけじゃなくて家族全員分配置しないと。」
母「ああ… じゃあ無理かぁ。」
で、話に話した結論がコレ。
私「ゲーセン行って家族プリクラとって貼って切ってロケットに入れて、その中にいつでも読み取れるデータを入れれば良いじゃない。」
母「プリクラがあったか。今までの会話は一体なんだったんだろう。」
プリクラとは偉大なる発明であった様だ…。
まさかこんな形で、プリクラが役に立つ日がこようとは。
-apo--