こどもパソコン…ねぇ…。
- カテゴリ:パソコン/インターネット
- 2015/04/19 09:43:46
うーん…当のお子様には受けるんだろうか…。
まぁ、世間の脳筋的なPCを汎用パーツで組み合わせただけでドヤってしてる人たちは、ATOMですら使えないとか、見下すくらいだから論外なんだろうとは思うけどもw
そういう自称評論家さんには、何でPS/2だとか、HDMIは?とか、いまどきコンポジットのモノクロかよ…って馬鹿にされそうです。本質はそこには無いと思うのだけども。
多分…IchigoJamで一番楽しんでるのは、これの首謀者なんだろうなぁとパーツを見ると思う。部品を削り、チップの内部で出来ることを実装していく。多分それが一番このハードウェアで楽しいことで、面白いことだっただろう。
仕様表だけ見てるとアレなんだが、普通は周辺回路に丸投げするような機能をソフトウェア的に実装することによって、部品点数を減らしている。だから、タイミング的に、実装しやすい信号を合成できる接続先を選んだのだろう。他のあれこれは、どう考えても間に合わないですしね。
価格は、ケースは無いけど1500円。安い…のだが、今は量産効果に物言わせた製品が結構あるんだよなぁ。
機能を制限して、わかりやすい。遊びやすいという話ではあるのだが、そもそも子供はそれが楽しいだろうか?昔の子供だって、好き好んで、MSXだのの低機能を選んで使ってたわけでもあるまい。 与えられた低価格帯のシステムがソレだっただけで、周辺のソフトウェアも大人が作ったものすらたいしたものじゃなかったから、「出来る気がした」のだとおもう。ああ、昔のは、たいしたこと無いとか、しょぼいって平気で言う人もいるけど、表面的に見えることだけが全てじゃないので、実際にやってみると色々思うことも「ちゃんと見てれば」あるはずなんですがねぇ。
そういう意味では、この板には、何かをしようというヴィジョンを描きにくい。実際、自分は、アセンブラのソースコードから学んだことはあっても、BASICのプログラムリストから学んだと思えることは多分無い。ハードウェア、構造の理解の妨げにはなっても、理解の一助になったことは無い。いろんなことに気が付いたりしたのは、回路図と、アセンブラのソースコードで実際にI/Oや、メモリ、レジスタにわたる値を見たときだ。
したいことがあって、目の前で実現するハードルの低さという意味では、BASICインタープリタは、お手軽な手段だとは思う。そういう意味では、何かを実現しやすい。だが、世相に対してチープな環境はやってみようと思うことを制限してしまう。
では、無意味か?といえばそんな事は無い。これは安いから与えて、BASICで遊ばせるということが本質ではなく、自分で組み立て、動かすところから始めるところに意味があるんだと思う。少なくともPiを基板とパーツだけで売ったら、組み上げられない人がかなりの割合に上るだろう。部品点数や実装密度が上がるというのはそういうことだ。入手性が高く、自分で基板を起こして作ることも出来るというのもポイントである。根性があるなら、基板も自分で起こせば良い。
ソースは公開されている雰囲気ではないけれど。
ただ、キットであっても、実際に手を動かし、半田付けして動くという体験は楽しいものだ。ユニバーサル基板でレイアウトしながら作るのもそうだ。完成品をネジ止めして作りましたドヤみたいのとは全然違う世界がそこにはある。
ただなぁ…世間のおとーさんは一体どの程度の割合で、半田付けして、一緒に組み立てたりすることに多少なりとも関心があって面白いと思うだろうか?というとこれもまた微妙な気がする。完成品の組み合わせで「作った」ってドヤってる親父の背中見てる人が、物を作ることを理解するとは思えない。
少なくとも、叔父や、親戚には、そういう人が居たものの、自分の父は、どっちかというと脳筋側で、半田ごてならバットとグローブで生産性の無い遊びをするほうが好きだった人間だったし、理解も無かった。そもそも、そういう人間だから、興味があっても、共有するものも、相談するものも無かったし、買い与えられることもなかった。
自分のコンピュータに対する原体験は、ファミコンですらなく、その親戚のところでお払い箱になった、当時ですら時代遅れになった一式のもらい物である。
単純な回路だから、かなり不器用でも、IchigoJamのキットは簡単に作ることが出来る。 だから、愛着がわくのだろうし、そうじゃなければ…。
https://www.youtube.com/results?search_query=Ichigojam
実行環境としては、見てのとおり凄く遅い。理由はパーツ構成を見れば明白で、キーの入出力、ディスプレイの表示の機能なんてステキな機能はそのワンチップの石には存在しない。表示するための信号、それを保存するVRAM、キーの入出力は、主記憶とソフトウェアによって実現されていて、NTSCの表示信号すら、自前で作るとなればそれなりの処理量とタイミングを要求される。普通のシステムと異なり、それらの処理の合間にBASICインタープリタが動いている以上、仕方がない。ましてや、描画処理は、内部の状態に応じて、表示信号を生成している。普通は、CRTCなどの周辺チップがやることだ。
これらの制限を量産効果によって一定の価格に抑えられた汎用ボードと比較したときのメリットは、やはり自分の手で組み立てられることでしかないようにおもう。シリアルだろうとGPIOだろうと、スクラッチから回路を起こすのは、小学生に対してハードルが高そうな気がしなくも無いがw
インタープリタのようにハードウェアの見えない実装をしてしまうなら、Rasberry Piにでも、ソフトウェアでインタープリタなりコンパイラなりでプラットホームを実装した方がパフォーマンスとしての得られる成果、自由度はどうしても高くなる。
今のところ、「かつて少年だった」人たちのノスタルジを刺激する玩具でしか無いようだが、このプロダクトの本当の最適解は何処にあるんだろうと思う。
教育?勉強?いや、プログラムも、回路を作るのも「娯楽」であって、そういう類の物でもないだろう。というか、CPUやハードウェアが直接見えないインタープリタは、次のステップに上がりづらく、そこで挫折する原因を作ってしまう。ARMも直接触るにはちょっと癖のある命令セットだったりもする。そういう意味では、理解しやすいのか?という部分でももやもやとするものがある。子供たちにとって楽しいおもちゃってなんだろうなぁ。でも、かつての少年の原体験が、今の世代にとって、入り口や、ステップになるか?といえば、また別問題なんじゃないか。そうもおもったりする。
じゃ、最適解は?どんなものがいいのか?というと、今の時代でふさわしいものがイメージできなかったりするけれど。
確かにその通りなのですが、WindowsはOSが変わる度に周囲のソフトも変わる。出ている周辺ソフトもそのOSにのみ対応と言う感じで、不親切と感じてるのです。
Macは一応、OS9.1まで使いましたが、プラグやIEの配布が無くなり、Windowsに乗り換えました。
汎用性PCとしては確かにシェアはWindowsに比べると少ないですが、OSの更新と周辺ソフトに余り気を遣わなくてもすむと言う点では良い方だと感じました。
Vista、Win7と来ましたが、Win8から本末転倒な設定が有るので、遠慮したく成ったのです。(タッチパネル)
今ではそれなりに互換性を持たせてるところもあり、使っていた書類が使えるなら・・・と言う感じです。
一言で言うと、WindowsのOSの新規の多さに辟易と言う点が多いですね。
今回、ローカルDもHDDがクラッシュするとアテに出来ないと言う事を勉強しましたので、Mac回帰を考えてる次第です。
長文失礼しました。
一致するファイルを探すのには有効ですけど、不可逆なので、「バイナリすら一致しない可能性がある同じロジックで動作するウィルスやマルウェア」がファイル名とチェックサムで見つかるわけ無いしょ?
必然的に「仮に何かを知ってる人が居てもアドバイスが絶対出来ない情報」しか「無い」ことが間抜けなことを書かせる会社に対する皮肉だと思ったんだけど。
アレで見つけられるのは「同じ物を持っている人だけ」で、それなら、隔離した検体を公開したほうがまだ可能性がある。ただ、それは同時にマルウェアの頒布でもあるので、「書類だけなら不明で出す」のが正しいと思うけども。
レポこそまだ未提出だが、見つかって3日も間をあけてレポを提出とか遅すぎだろうから
本日出社したら「ウィルス名 不明」で提出するつもり
「3日ウィルス名を探していたがどこもアナウンスしてなかった」で済ますしかあるまい