旧西枇杷島町
- カテゴリ:日記
- 2015/04/26 21:28:11
私が良く散歩に出るようになったのは、
昔東京で働いていた時、せっかくそちらに居ながら
ほとんど出歩かなくて、東京の事を全然知らないまま帰ってきたという
反省と言うか悔いが残ってるからなのですね~
あの頃は日曜しか休めなかったので、休みは寝て居たかったという
気持ちも、まあ無理ないですけど。
先日歩いてきたのは、今は清須市になっている西枇杷島町です。
名古屋の北にあって、ちょっと前は枇杷島市場が有名でした。
この所美濃路にこだわるように歩いていまして、
今回も美濃路沿いに歩いてみました。
東海道から中山道に繋がる脇往還で、名古屋城下から
関が原方向に至る路ですが、名古屋市内はやはり雰囲気が無いです。
神社仏閣は残ってるし、ある程度旧家の保存も考えられているようですが、
いかにも保存されてます感が出ちゃって、不自然です。背後がビルだし。
その点、清須市南部の美濃路は自然体に見えるのがいいです。
いつの間にか時が過ぎてしまった、という風にみえます。
周囲もたいして新しい訳じゃないし(失礼^^;)
観光施設は多くは無いものの、旧新川町の駄菓子屋「飴茶庵」
とか、旧西枇杷島の「一休庵」が、旧家を生かして営業してます。
以前の枇杷島市場は、その淵源は家康の命で開かれた
「小田井の市」から続く青果市場で、当時は日本三大市場の
一つに数えられたと、清須市のパンフレットは言っています。
その建物が「問屋記念館」として道沿いに残っていました。
旧家の中は、土間に木箱に入ったみかんやかぼちゃが並び、
その奥には帳場とか中庭、和室が続いていて、上がって見られます。
「爺さんの家に帰ってきた」みたいな気分になりますね(^^)
美濃路から離れれば、普通の市街地になります。
地区の中央にあるJR枇杷島駅から少し北東に行くと、
ココ壱番屋が始めて店を出した、その店が普通に営業してます。
入口の脇に一号店と書かれたステンレスのプレートがあるので
気付きますけど、店自体は古くも無く広くも無く混雑した店でした。
場所は五叉路の一角にあるため駐車場が三角です。
お向かいには大型スーパーのある、賑わう場所でした。
そこから県道を駅方向に戻ると、西枇杷島小学校の前に歩道橋が
あります。その西側の階段の横に、数段だけ残された石段と、
写真入説明板が設置されています。
ここには元々、日本初の歩道橋が掛かっていたそうです。
日本初と言うと、大阪にもそう名乗る歩道橋があるそうですが、
少なくとも説明板ではここが日本初にされていました。
写真で見ると、昔はよく見られた普通の鉄筋コンクリートの歩道橋が写っていました。
小学校の前のこの道は車通りが多く、小学生が事故にあったのを
きっかけに、歩道橋が設置されたと聞きます。
記念に残された数段だけの階段は、コンクリートなのでしょうが、
小石の頭が見えるほど磨り減っていました。
およそ50年の間、小学生たちを渡した階段でした。
道に関する大昔と、チョイ昔を見て、新しくなったJR枇杷島駅から
電車で帰路に付きました。
江戸以前の地名表記って、けっこうあいまいな事があります。
清洲と清須、どっちも使われていたみたいですね。
平成の合併で須の字を採用したのって、
もしかしたら、清洲町が他の町を吸収合併したようなイメージにならないように
わざと文字を変えたのかな、とも思います。それは私が思うだけですけど。
聞いても「どこそれ?」って思うところが未だにあります。
清須市もその一つで「きよす」と聞くと「清洲」を思い浮かべてしまいます。
「須」は須ケ口からとったのでしょうか?
ちなみに、デパート直結の大きな歩道橋ではなく、
中央郵便局の方に掛けられた歩道橋らしいですよ。
今どうなっているかは分からないですけど。
そのへん、難しい問題ですよね。
残っていると言う事は、裏返せば開発されてないって事ですから、
昔は賑やかだったけど、今は町外れになってしまった、そんな場所です。
部外者としては、自然に古びていく姿がいいなと思うのですけど。
都市部の中で保護ざれた一角は、大きな展示施設みたいで、本物なのに偽物っぽいです。
そうそう、古墳なんかも、意識して保護しないと、
耕されて田んぼにされちゃったりするみたいです。
古墳から取れる作物ってどんな物なのか、ちょっとミステリアスです(^^;
この所、いい天気ですから、歩くにはいいです(^^)
私は基本的に歩くのが好きらしいので、理由がなくても歩いちゃいますが、
思わぬ所にいい店が見つかったりもしますから、
多少の実利もあるかも知れませんよ。
私も一宮と聞いていたのですが、私の行った場所は、
名古屋から「一宮方向」ではありますが、名古屋市西区のすぐ北でした。
店舗に一号店のプレートが掲げてあるくらいですから、間違いないと思うのですが。
実際に生活している場所では、見物より用事を片つけるほうに時間使いたいですからね。
国鉄大阪駅前にかけられた歩道橋を、日本初と見る場合もあるらしいです。
今だから、「初の歩道橋」に興味がわきますが、
当時としては初かどうかなんて気にされなかったでしょうね。
だから、掛けられた日も記録に残らないのかも知れません。
物好きな人(失礼w)のブログなんかに書いてあるのもありますよ。
やっぱり、そうなんですよね。
ふだん来られない所だと思うと、あれもこれも見ておきたいって思いますが、
毎日居る所じゃ、そんな気にならないのが普通なのでしょう。
けど、もったいないのでたまには見て歩くといいです。
わびちゃまのブログを読みながら、考えたりしました^^
無名だけれど、古墳もあるんですよ~この辺の、豪族らしいです^^
こんな町にも歴史があるんですね~
自然体に残っているのがいいですね~
観光地化したら、興味が失せちゃう^^
あまのじゃくなのかしら*^^*
明日は墓参りに行ってきます
行った事がなくて。株を買いたいなあと思っていましたが
いまはそこまで資金の余裕がなくて、まだ未所持(笑)
わたしも長野に来てからのほうが名古屋方面の
観光地に足しげく行くようになったかも。住んでいるうちは
なかなか「日常」というものに縛られて、意外と歩けないものですよねー。
私は、自転車だったら、必ずと言っていいほど遠回りします。それで、新発見!って、けっこうあるんですよね。大坂の、初の歩道橋って、どこだろ?大坂在住なので、ちょっと興味が引かれました!
私も昔ながらの東京も最新の東京も行ったことがない場所ばかりです。
地方の住んでいる親戚の方が、よっぽど都内の名所を訪れています^^;。