Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【64】

64(ロクヨン)
NHK 土曜夜10時~
【あらすじ】秋川が県警本部長に抗議しに行くのを阻止しようとした三上は、秋川が持っていた抗議文書を誤って破いてしまったため、秋川ら記者クラブは今後一切県警に協力しないと宣言する。そのことについて、警務部秘書課長の石井三上を連れ赤間刑事部長に平謝りするが、石井は抗議文が本部長に届けられなかった点を評価。ロクヨンの遺族・雨宮に警察長官の訪問を承諾させるよう、再度三上に命じた。三上雨宮が県警に強い不信感を抱いていることを疑問に思い、当時捜査に関わっていた刑事たちを訪ね歩く。しかし何らかの緘口令が敷かれている上、刑事部と警務部の仲がこじれていたため、なかなか事実を語る者は現れなかった。

【感想】あれ、今回もまだ現在進行形の誘拐事件が起きてませんねw どうするんですか、全5回なので残りあと3回ですよ?w 最後に警察長官の視察まであと3日と、宇宙戦艦ヤマトよろしく表示されてましたけど、その視察がそんなに大きな意味を持つのでしょうか。
そもそも警察長官の視察自体に、三上は何故そんなことをしなければならないのかと、疑問を持っているようです。ロクヨンには、関わった自分が知らない事実があると踏み、雨宮に承諾を得るという命令を建前に、ロクヨンに隠された秘密を調べ始めました。そうして今回炙り出されたのが、被害者の自宅班に所属していた科捜研の日吉のミスの隠蔽でした。このミスは、代々の刑事部長が抱え続けてきた隠蔽事項ということでしたが、果たしてそれだけが雨宮の不信感の原因なのでしょうか。テープが回らなかったのに、雨宮は焦るあまり勝手に電話に出てしまいました。このミスには雨宮にも責任の一端はあったのです。また、その電話が録音できなかったからといって、犯人が捕まらなかったというわけではないでしょう。音声分析が精密化している現在ならともかく、昭和64年の時点では犯人の声が残ったとしても、せいぜい訛りからどこの出身者かわかるとか、その程度じゃないでしょうかね。声紋とかすでにデータ化できるような時代でしたっけ? ともかく、この一件だけで雨宮が警察に不信感を抱いたとは考えづらいのです。まだロクヨンには何か隠されていそうです。
ただ、ここにきて雨宮はいきなり前言を翻し、警察長官の訪問を受け入れることにしました。どんな心境の変化があってのことでしょうか。そもそも何故訪問を拒否していたのか、その理由がわからないので、変化の理由もわからないですね…。
そして、次回はやっと、現在の誘拐事件が起きるようです。ただ、現在といっても平成14年ですけどね。10年一昔と言いますが、私たちに中年wにとっては、10年前ってそれほど前でもなく、かといって今でもない、微妙な時代ですよね。20代くらいなら、中学生や高校生だった時の記憶って鮮明ですから、どんな時代だったかすぐ思い出せると思うのですが。で、調べてみたのが流行語大賞。このドラマの現代となる2004年を見てみました。すると、まだ記憶に新しい言葉が多いですねw 北島の「チョー気持ちいい」、アニマル浜口の「気合だー!」、イラクで捕まった日本人に対する「自己責任」、楽天が球団を作ることになったのもこの年でした。他にもギター侍や冬ソナなどの韓流が流行。もう10年以上も経ったんだ…て感じですよねw でも、自分が何をしていたのか、それはあまり思い出せません。多分今とあまり変わらない感じだからだと思うんですけどねw




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