ドラマ【ヤメゴク】
- カテゴリ：テレビ
- 2015/05/03 16:50:58
ヤメゴク～ヤクザやめて頂きます～
ＴＢＳ 木曜夜９時～
【あらすじ】警視庁内の内線電話を使った足抜けコールが発生。電話をしてきたのは、警視庁内で働く警察官の妻で、夫には内緒で、娘が付き合っているヤクザを組から足抜けさせたいと依頼してきた。本来、足抜けを引き受けるのは本人から依頼があった場合のみ。石山室長は、規則違反と釘をさすが、麦秋は勝手に引き受けてしまう。じきに、相談者の夫が、組対部長の風見であることがわかる。いずれは警視総監との呼び声が高いが、娘がヤクザと交際していることが分かれば、キャリアを失うことは間違いない。 ところが娘の愛は、そんなことは自分たちには関係ないと、説得にやって来た三ヶ島を一蹴する。
【感想】今回も面白かったo(´∀｀)o 特に今回は、ストーリーそのものが面白かったですね。ヤクザについて知り尽くしている麦秋と、海千山千のヤクザの大親分・橘との攻防が凄い。麦秋もかなりしたたかですが、組織のトップである橘にはなかなか手が届かないですね。まぁ最後のあたりには届くのかもしれませんが。
にしても、今回の話のきっかけになった、組対部長の娘のアホさ加減が一番酷かったですねｗ でもまぁ、高校生くらいの恋なんて、あんなものかもしれません。熱しやすく、冷めやすい。彼らにとって時の流れは、我々中年が感じる速度の１０倍くらい遅いですからねぇ。ほんと、中学とか高校の３年間は、今考えると長かった…。そんな移ろいやすい高校生相手に、本気で恋をしてしまった村崎が哀れでしたｗ どうしてもデザインの仕事がしたいから、本当はヤクザと関わり合いになりたくなんかないけど、仕方ないから組に籍を置いてるなんて、どこを取っても中途半端な男でしたけどね。
また、組対部長もダメダメな男でしたねぇ…。あんなんでよく、組対部長まで上がってこれたものです。いくらヤクザが相手だからって、捏造はだめだろ捏造は…。あんなこと、本当にあるんですかね？ たまーにありますけどね。証拠捏造のニュース。それで死刑囚だったのが釈放されたなんて一件もあったんで、なくはないんでしょうけど、どのくらいの頻度なのか、どの程度の捏造なのかが気になりますね。
さて、今回また麦秋に隠された秘密がいくつかわかりました。まず１つは、どうやら貴船組が迎えた客分は、麦秋と関係がありそうなこと。科捜研に残っていた声のデータを、その客分に送り橘たちに聞かせたのはどう考えても麦秋。しかしそれを橘たちに直接提供したのはその客分ということでしたよね。どういう人物か知りませんが、その客分は麦秋が貴船組に送り込んだスパイなのかもしれません。
そしてもう１つは、麦秋がヤクザを酷く憎む理由。まだ全貌は見えませんが、どうやら父を死に追いやられただけではなく、母が関わっている模様。母は父の死にどう関わっているのか。次回、それが少しわかりそうではあります。
