清洲城に行ってきました
- カテゴリ:日記
- 2015/05/15 15:32:36
前回の散歩では距離を歩く事に重点を置いたので
今回は、見物して楽しむ点に重点を置いてみました。
現在の清須市は、旧清洲町、西枇杷島町、新川町の合併により
出来た市で、のち隣接する春日町をも合併して今に至ります。
今回は名鉄本線の名古屋から岐阜行きに乗って須ヶ口で下車しました。
以前の新川や西枇杷島の所で触れた美濃路は、路線の西に
続いていましたが、風情はいくらか減じています。生活道路です。
その道をしばらく歩いたら、何処かの工場か何かに突き当たって
終わっていました。西に並行する県道127号があるのでそちらに移り、
北に向かうと、五条川の川べりに、清洲城がありました。
こちらの人なら知っている事ですが、
関が原で勝った家康は、信長の本拠地だった清須をそのままにしておくと
ここが反徳川の拠り所になると思ったのか、
名古屋城を建造するに当って、清須の人々をみんな名古屋城下に転居させ、
清洲城は解体、政治的に壊滅させられました。
これを世に「清須越し」と言います。
当然、遺物などは何も残っていません。
しかし城は町のシンボルとして欲しい物ですから、
現在は展示施設としての「城」が公園内に建っています。
五条川に掛かる朱塗りの橋から向かう清洲城は堂々と立派です。
そのデザインは同時代の他の城を参考にするなどして、なるべく
それらしく作られたようですが、復元といえるほど本物に近くは無い
と言われます。資料も乏しいらしく、まあイメージの世界ってことで^^
門をくぐって枯山水の庭をつっきって玄関で入館料300円を払います。
えーと、4階建てくらいだったでしょうか(忘れてしまいました^^;)
やはり、清須の歴史が展示の中心です。掲示物や人形、武具など
並びますが、ビデオ解説が多いのが目に付きました。
ミニシアターになっている一角がある他、あちこちにモニターが
設置され、スイッチを入れると解説ビデオが流れる仕組みです。
最上階からは遠く名古屋駅のビルも見えていました。
さすがに新築?のお城だけあって、階段が急じゃ無い所は助かりましたw
お城の正門とは逆方向の南側に「清洲ふるさとのやかた」という
売店兼休憩所があったので、もちろん入りました。
良くある、ストラップとか、家紋コースターとか、刀型耳かきとかの他、
お香が多いのが目を引きました。
信長の奥さんがお香趣味だったとか、あるのでしょうか? 不明です。
あ、私は「信長豆板」という、ピーナツや米ハゼ?を水飴で固めた
円盤を買いました。これは大きくて食べでがあります。
帰りに、貝殻山貝塚という所に立ち寄りました。
今は埋め戻されて緑地になっていますが、弥生時代の大きな集落の
跡なのだそうです。その当時から、この地は人が暮らしていたのです。
環濠集落で、周りを逆茂木でかこっていたようです。
その想像図を見ていると、環濠集落がそのまま城の丸の内に
繋がるように見えてしまいました。
実際には時代が大きく隔たっていて、そう単純では無いでしょうが
清須の人が弥生時代からここに住んでいたとして、
葛城山から流れてきた尾張一族を、彼らはどう見てどう接したのか
色々想像を掻き立てられる思いでした。
ちょっと前、松本城に行った時は本当に難儀しました。
昇れないんじゃないかと思ったくらい(^^;
昔の人はどう昇り降りしてたのか、見たいくらいです。
階段が急なお城^^
昔の人は、着物で、よく上り下りできたもんですね
なるほど、きちんと一つ一つを理解して見た方が良さそうですね。
つい、ぼんやりと、大きいとか古いとかの印象で終わらせてしまいがちなので、
もう少し勉強したいです。
ぶっちゃけ寺ですか、タイトルは見ましたけど、お笑い番組と思ってました。
教えて頂き、ありがとうございます(^^)
なんとか堂って、名前がついてる一つ一つに役割があって、その辺も、極めていけば、楽しいみたいです♪
今度、月曜日に放送されてる、ぶっちゃけ寺って、見てみて下さい?
私も、にわかファンで、上手に説明出来なくて、スミマセン。(>_<)
清須、そして岡崎。
何か一種のプライみたいな物がありますね。
その意味では名古屋は新興都市みたいなものかも。
名古屋近辺ではちょっと別格?
みたいな響きのあるところですよねー♪
大きな戦があった、とかの城ではありませんし、
全国的には目立つお城では無いでしょうね。
地元としては意味のある場所ではありますけど。
太閤記か何かで、名前が出ていたような???
という、くらいしか知りませんでした・・・
映画の方は見てないのですか、そうかも知れませんね。
平日に行ったせいもあるのでしょうが、武将隊とか、イベント的な要素は感じませんでした。
周囲の公園も含めて、ご近所のお散歩コースになってる感じでしたよ。
お寺の場合だと、どんな所に注目するのでしょうか。
私も、寺や神社は立ち寄る方ですけど、
見所がどこにあるのかは分かってないのです。
電車で通るたびに見えるお城が気になっていました。
武将隊みたいな人たちはいないのかな^m^
少なくとも、労働の余裕とか財産的な余裕とかは、無かったでしょうね。
それでも夕べのひと時、火を囲んでご飯にする時には、
やっぱりホッとしたんじゃないかと思えます。
今の感覚で昔を計る事は難しいですが、不思議と惹かれる気がします。
たいした文では無いですよ~でもありがとうございます。
なかったのでしょうが~
今の私たちには、ロマン的に思えちゃいます^^
歴史って、いいですね^^
わびちゃまの文章からは、過去の人たちのざわめきが
聞こえてきそうです*^^*