映画「シンデレラ」を観てきました。
- カテゴリ:映画
- 2015/05/18 21:12:31
シンデレラのドレスがフェアリー・ゴッドマザーの魔法で美しく変わる場面では、映画館に静かな歓声(ため息)が広がりました。
洋画はなるべく字幕で観る、と決めていましたが、この映画は吹替えがおすすめです。美しい世界を是非とも字幕無しで堪能してほしい。
シンデレラって、女性だったら人生のどこかで何らかの形で関わっているモチーフ。アニメや絵本。グッズだったり、お遊戯会だったり。。。そんなみんなの心の中のイメージが忠実に再現されていると言ってもいい出来です。
おとぎ話の実写映画といえば、「白雪姫と鏡の女王」が個人的なお気に入りですが、こちらのお姫様は、剣で戦ってリンゴを「食べない」という「原作アレンジ」演出がされていました。これはこれでアリな成功作でした。
本編が始まる前に、「アナと雪の女王」の短編がありましたが、これが「場を暖める」という完璧な役割を果たしていました。アニメがファンタジーの世界への導入となっていて、それから本編へ。上手い演出です。
さて、ストーリーですが、完全なる『王道』です。シンデレラのイメージをそのまま実写化しています。
突然の不幸に見舞われた心優しい少女エラが、継母や意地悪な姉達からの心ない仕打ちをされる。継母達は、エラの事を「シンデレラ(灰まみれのエラ)」と呼んで、召使いのように扱う。そんなある日、エラは母親の遺品のドレスでロイヤルダンスパーティに参加しようとするも、継母達によって、ドレスを破かれてしまう。独り取り残された屋敷で泣いていたら、1人の老婆が訪れて来て、水を乞う。優しいエラは老婆に水を与えると、老婆はフェアリー・ゴッドマザーに変身する・・・
そして、カボチャを馬車に、ガチョウを御者に、ネズミを馬に、そして、エラの破れたピンク色のドレスを青く美しいドレスに変える。フェアリーゴッドマザーが「靴は得意なの♪」と言ってからガラスの靴を出現させる・・・
この一連のシーンで涙腺を刺激されてしまった人が多かったみたいです。心の中のシンデレラを映像で観る事が出来た感動か、シンデレラに関連した自分の思い出が蘇るのか・・・心の琴線に触れる人が少なくないみたいです。
自分が一番辛い時に、見知らぬ人に優しくできる。いわゆる『合格』って事だったのかな?
とにかく魔法のシーンは必見。魔法がかかる時も、解ける時も、アニメのシーンを現代のCG技術を使うとこんな表現になるんだな〜と、感心でした。ピンクのドレスが魔法で青いドレスになる場面はアニメと同じですね♪
そして、「ロード・オブ・ザ・リング」のガラドリエル事、ケイト・ブランシェットの継母が美し怖い。「白雪姫と鏡の女王」の継母ジュリア・ロバーツといい、継母役が大物女優だと、「凄み」が違います。さらに、「シンデレラ」の場合、フェアリー・ゴッドマザーをヘレナ・ボナム・カーター。ハリー・ポッターシリーズで、ベアトリクス・レストレンジを演じています。役者って凄い。
ちなみに、シンデレラのエラ役は当初エマ・ワトソンがオファーされていたそうです。しかし、エマ・ワトソンは拒否。その結果、無名だったリリー・ジェームズが主役に。ハーマーイオニーのイメージがチラつくシンデレラになっていたかもしれないので、結果オーライだったかも。
でも、エマ・ワトソンは実写版「美女と野獣」のベル役を演じるそうなので、それはそれで楽しみかもです。
ハーマイオニーのイメージがちらつくシンデレラは、たしかに。ですな。
ご来店ありがとうございます♪
私の知識は広く浅〜くですよ。
でも、楽しんでもらえていると嬉しいです♪
こんばんは〜
レビューを読んでくれた人が、観てみようと思ってくれる事は嬉しいです♪
是非、観てみて下さい〜
いろんな分野のブログ、有難く読ませて頂いております☆
見る予定はなかったのですが、
ポスターを見て、ここ拝読して
『行ってみようかな♪』と思いました。
ありがとうございます。(*^_^*)