Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【ヤメゴク】

ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~
TBS 木曜夜9時~
【あらすじ】幼少期の麦秋を知る交番勤務の岩井田が足抜けコールにやって来た。元暴力団構成員・小牧の就職先を斡旋して欲しいと言うのだが、本人は人生に疲れきった様子で、まったく生気がない。情に厚い岩井田は、関東貴船組の若頭・水田が組長をつとめる水千組の構成員だった小牧を一年前に暴行で逮捕。その後、組から絶縁され自殺未遂を図ったときも助けに駆けつけるなど何かと気にかけているが、麦秋はすでに足抜け済みの小牧の就職に興味を示さない。三ヶ島佐野は、麦秋に変わって小牧の世話に精を出すが、面接で一言も話さず精気に欠ける小牧の就職活動は難航する。

【感想】酷い話でしたね~w 小牧は麦秋が言うように、本当に心の底から腐ってましたね…。就職もなかなかできない、生活保護も受けれない、だから刑務所に入るという理屈はまぁ、百歩譲って理解できるとしても、何も世話になった警官を刺すこたぁないでしょうにねぇ。あれだけ目をかけてもらっていたのに、うざいと思うなんて、やっぱり本当に腐ってる…。そりゃ親にも勘当されますよ。最初は、何とか小牧の自立を助けようとする三ヶ島たちに同調してましたが、あれはだめだ。本当に人間のクズだわ。生きていく能力に欠けるから、暴力団すら強制的に辞めさせられたんですね。何をやってもダメな人間って、ほんとにいますよね…。
小牧を演じた山本浩司は、ヤメゴクの脚本を書いている櫻井武晴氏が相棒に提供した、神回の評判が高い「ボーダーライン」で、メインゲストを演じました。今回の起用はその縁だったのでしょうか。あの時は、貧困にあえぐ派遣労働者を演じましたが、今回は貧困にあえぐヤクザ。何か共通を感じますね。
そして、メインストーリーの方も今回結構いろんなことがわかりました。まず、麦秋パパの死因は病死で、麦秋の豹変には関係なさそうなこと。そして、橘が昔、永光家をよく訪ねていたこと。どうやら橘は麦秋ママに惚れていた…? しかし、いくらヤクザとはいえ、既婚者で夫や子供と一緒に住んでいる女性を訪ねたりするでしょうか。自分のものにしたいなら、いかようにもできそうに思います。そして結局麦秋ママは無事だったんですよね。まだここには何か秘密が隠されていそうです。
そして、麦秋の豹変に、どうやら人事部長の谷川が関係していることもわかりました。麦秋は3年前、依願退職を強要され(というのもおかしな話ですが)、それを断り続けて懲罰部屋みたいなところに閉じ込められ、延々と単調な仕事をやらされていたようです。その理由が、家族にヤクザがいるから。もうここまでくれば、大体の理由はわかりますよね。麦秋の実の父親は橘、ということではないでしょうか。予告もそれっぽい流れになってますし。
しかし何故最初は警察に就職できたのに、3年前になって隠されていた血縁関係が警察の知るところとなってしまったのでしょうか。そして、何故麦秋は復活、豹変し、今は谷川に我侭を通すくらいの存在になったのでしょう。まだまだいろいろ秘密がありそうです。
そして、もし麦秋の本当の父親が橘なら、麦秋が何故橘を目の敵にしているか理解できますね。麦秋は、警察官を続けていくため、橘を逮捕し、ヤクザを辞めさせたいのでしょう。ただ、死ぬほどヤクザを恨んでいる理由、そして麦秋が背負っているものもまだわかりませんね。




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