ドラマ【ヤメゴク】
- カテゴリ：テレビ
- 2015/06/14 16:14:42
ヤメゴク～ヤクザやめて頂きます～
ＴＢＳ 木曜夜９時～
【あらすじ】関東貴船組の若頭で二次団体・水千組の組長である水田から、組ごと足抜けしたいとの連絡が足抜けコールに入った。最近の橘のヤクザらしからぬ行動や、橘の息子・麦蒔の離脱騒動、さらに麦秋が娘であることを知り、橘が血の絆を一番に考えていると不満を抱いての決意だった。麦秋が、麦蒔の離脱が偽装だったのかどうかと確認すると、水千組の若頭・鷲頭は、水千組をカタギにしてくれた暁には橘が仕組んだ偽装離脱を証言すると誓う。そして水千組が足抜けすれば、関東貴船組は潤沢な資金を失い経営破綻もあり得ると明言する。
【感想】最終回を前に、次から次へと驚くような展開を見せましたね～。いやぁ、もう感服ですわ。
まず、水田が貴船組から足抜けしたいと足抜けコールに連絡してきたのから、もう意外でした。そうきたか、て感じでしたね。裏切るってぇと、何かを土産に他の組織の傘下に入ったりすのかなと思ってましたが、カタギになって、投資ファンド会社を設立したいとか…。客分の稼ぎがあれば、充分独立できると考えてのことでしょうね。そりゃ阿漕な商売しなくてすむなら、ヤクザでいるよりカタギでいた方が、何かと楽ですよね。
そして次にびっくりしたのが、他の組の組長に水田が撃たれそうになったのを、橘が庇って大怪我をしたこと。私、前回の感想で、水田の離反は、水田に橘を殺す役をやらせるためではないかと予想しましたが、見事に外れました。もうほんとに斜め上の展開ですよ。水田が離反を決意した理由が、こんなに親父に尽くしているのに親父は自分の方を向いてくれないという、実に幼稚な理由であり、こういう人物は一番かわいがっているフリでもしてやれば、シッポ振ってついてくるはず、みたいなことを前回の感想で書きましたが、ある意味それを実践したわけですね。橘は本気で水田のことを自分の子以上に可愛がっていて、身を挺して命を守るという、これ以上はないエサを与えたわけです。これはもう、水田は一生橘を裏切りませんね。自らの命すら投げ出して、橘を守ろうとするはずです。その間にはもう極道とか任侠とかそういう世界は関係なく、純粋な忠誠心しかありません。いやもうね、橘が水田を庇った時、あまりの意外さと驚きで、しばらく涙が止まりませんでしたよ…。年取ると涙腺弱いなぁｗ
そして次のびっくりは、麦秋と橘に血のつながりがなかったこと。誰にでも厳しく、そして誰よりも強い、現在の麦秋のアイデンティティがここで崩壊してしまったわけです。しかし、麦秋は実はカタギの犯罪者の娘であり、警察官でもある。もう、一度はどうしていいか自分でもわからない状態になってしまったのでしょうね。しかし、有留医師にハッパをかけられ、警察官としての本分を思い出した、といったところでしょうか。
最後のびっくりはもちろん、水千組の客分の正体。そういえば、今回になって初めて、佐野が麦秋に昔つらいことがあったなど、今までのキャラとは違う感じで告白してましたが、それまでまったくそんな気配がなかったですからね。これは気づきませんよ。単なる三ヶ島に色目を使うホ○青年くらいにしか思ってませんでしたからねぇ。しかし、佐野は暴追センターに勤めているのに、よくデイトレードで金を稼ぐ暇がありましたよねぇ。暴追センターてのがよくわからなかったので調べてみたら、公益法人であることまではわかりましたが、それ以上はちょっと短時間では手に負えない感じだったので諦めましたｗ ただ、どうもそこで働いてる人が必ずしも公務員というわけではなさそうですので、もし時間に自由がきくなら、佐野が二足の草鞋を履いていても不思議はないのかな、と思いました。正直、この客分の正体が、前回の段階では一番の謎だったんですよね。そしてその正体が分かった今、佐野は何故客分として金を稼いでいるのか、そして大金を資金として何をしようとしているのか、そのへんが気になりました。
次回最終回、むっちゃ楽しみですわ。予告ではどうやら橘は逮捕されるようですね。そして誰か死ぬ…。佐野は貴船組から大金を集め、それを派手にスるつもりなのでしょうか…？ あと、撮影がまだ全然終わってないというのも気になりました。でも、一応予告は出来ているのだから、少しは進んでるんだよね？ 「龍馬におまかせ」は、本当に予告もできないくらい撮影遅れてたからねｗ
私も古くは金田一少年シリーズやケイゾク、
一番人気が高いＴＲＩＣＫシリーズ、
最近ではＳＰＥＣなど、堤作品は大好きですよ^^
私も好きです＾＾
堤監督のドラマってすきなんですよ～
みんなおもしろいから