はるひ
- カテゴリ:日記
- 2015/06/14 20:38:51
ちょっと日が経っちゃいましたけど、
13日は、現在は清須市の一部になっている、
旧 春日町に行ってきました。
このあたり、昔は西春日井郡だった地域で、
西かすがいぐん の はるひちょう、漢字で書くと紛らわしいです。
春日の西が西春で、その西が春日井です。
混乱しそう(^^)
確か、独立した町だった時は、県内最小の町だったと思います。
町の真ん中を名岐バイパス(地上)と名古屋高速(高架)が
南北に走るので、運送業、配送センターなどがありますが、
それ以外はかつて農村だったと分かる町です。
鉄道は地域内には無いですが、西側の稲沢市の端に
JR清洲駅があるので、そこが最寄り駅になります。
小さな町ゆえ、目立つ施設は少ないですが、
そんな中、はるひ夢の森公園という公共施設があったので、行きました。
そこは野外ステージのある芝生公園を中心に、緑地のへりには
春日図書館と春日美術館がありました。
偶然、地元中学の美術部さんがそこを借りて、
「ちいさなアーティストたち」という展示をしていたので、これを見ました。
美術館はコンクリート打ちっぱなし風の外観の二階建て、
大きくは無いですが二階が総ガラス壁で展望施設みたいです。
小ぶりな玄関を入ると受付は閉店していて、その奥のフロアには
制服の中学生さんが沢山いました。
学校が借り切って美術の課外授業してるみたいで、
無関係な自分が入っていいのかどうか、ちょっとたじろぎました。
皆さん、わやわやと談笑して放課後の教室みたいになっていて、
教師と思われる男女二人の他に、ご父兄なのか通りがかりなのか、
おばちゃんが数人、展示物を見ていました。
主に、絵が中心の展示で、他にテーブルの上に段ボールで作った
町とか、いくつかのオブジェも並んでいました。
レベルとしては、大体は夏休みの宿題の延長みたいなもので、
割とにこやかに見られる展示品でした。
絵は、中学でも一年生だと、まだ「お人形さん」から卒業してない
感じがあって、ちょっとにこにこ出来ます。
それが3年生ともなると、授業でゴッホでも習ったのか、
妙に鮮やかな黄色のコントラストでくどい風景画を描いていたり、
今ひとつ面白みがありません。
「美術という物」の形にはめましたよ、みたいな絵に仕上がっていて
誰が描いても大差無さそうな画面は、お人形さんより訴えるものが
無い気がしました。
なんかこう、わーっと好き勝手に描いてやったぜ! みたいな絵を
まだ中学生なのだから、やらかして欲しかったなと思いました。
美術館を出て、野外ステージの日陰で寝っころがろうとしていたら、
休憩か何かで中学生さん達が外に出てきて、
たちまちステージの上に陣取っておしゃべりを始めちゃいました。
美術部と言うのは、だいたい女子が多いようで、
周囲がほとんど女の子でした。
大変落ち着かない気分になったので、こそこそと退散しました(^^)
ちょっとだけ、中学の部活に混じった気分でした。
いちおう美術館を借りた手前、
それらしい作品を選んでいたのかも知れませんね。
自由に表現していいって言われても、それはそれで何を描いていいのか分からないかも。
それにそういうところに展示する絵って選んだ人の
趣味も出るわけだから、岡本太郎のような爆発系の絵は選ばれないかも??(笑)