ザ・ビートルはこれで普通?
- カテゴリ:車・バイク
- 2015/07/14 18:19:46
副業の問題解決で秋田に向かう事に。ところが、出発の朝、冷却水不足の警告が。
「確か昨日補給したのに。」
念のためVWディーラーに直行。開店と同時に見てもらったら、「これは部品交換しないと長距離は無理ですね。」ときたもんだ。
直ちに秋田まで行かなければならないのでという事を伝えたら、用意できる車を、と言うので現れたのは『ザ・ビートル』。
ユニークな形で、初代のビートルは小さくて可愛らしかったが、新ビートルは形は似ているものの可愛らしさはない。
特に新型になってからはズングリを解消し、実用性も考慮したためガタイがデカくなり、不気味でもある。
それでもさほど重くはないので、「ゴルフと似たような感じ」と言われ、荷物を移し替え、この車で秋田に行くことになった。
その間、部品交換修理を行う事になって、帰ったら車を交換することに。
保証期間なのでこちらの負担はないとのこと。
さて、そのビートル君、とんだ曲者だった。
パワーがないのは愛車と比べ止むを得ないとは思っていたが、何ともカッタルイ。
これは底辺のポロやゴルフと比べてもアクセルの反応が鈍い。
Sモードが付いて、シフトはティプトロが付いているのでマニュアルモードになるとは言え、試したがフィールは良くない。
使う気にもならない無駄な装備だ。
さらにハンドルのキレが悪い、戻りも悪い、最近乗った車と比べてもとにかくダルなんだ。
とどめはブレーキ。「何だこれは!」と言うぐらい効きが悪い。愛車の仕様と比べるつもりはないが、同じVWでも、普通のポロやゴルフなら普通に走って問題はないが、こいつはそのつもりで早めに強く踏まないと危険と思わせる。
おかげで、愛車でスイスイのコースも、気を遣いながらで時間もかかり疲れた。
だが休んではいられない。
昼食の予約をしているので、急ぎレストランに着いたのがギリギリ。
その後、現地を任せている従業員からの報告と資料を持って、関係先を訪問。
夜は会食のおぜん立てが出来ているので、和食のコースはボリューム充分。素材は此処で可能な最高のものが出てくる。
半分近くしか食べられなかったが、「此処では貧祖であることが嫌われるので。」なんだそうである。
その後、案内されたお店は上品っぽい感じで、地元の名士が来店することが多いそうだが、敷居は高そううではない。
そこでは思いがけないウイスキー、ワインが堪能できた。
食事で飲んだビールをもっとセーブするべきだったと後悔するほどの飲み物がそこにあった。
結局時間をかけて堪能すれば良い事なので、午前様になってしまったが、良い時間を過ごせた。
翌日は日曜日なので、友達と会ったり、ホテルでの資料作りで時間が過ぎた。
さらに翌日、月曜日なので本来は本業の日ではあるが、どうしても銀行の融資を受けなければならないので、本業は休みにしてもらった。
その代り、今週は2日遅番を引き受けたが。
さて、融資も上手く行き(本当は融資無しでも出来るんですが、融資を受けた方が有利な展開になるので)、あれこれ済ませて、ようやく仙台に帰ることに。
但し、予想より気温が上がり、秋田市で36℃を超え、これから向かう先は38℃を超えてるという情報が。
幸い、感性の合わないビートルは、エアコンは問題なかったことは感謝だ。
とは言え、感性の合わない車は疲れる。
何時ものペースで走れない。
ドアミラーから見える後ろフェンダーのシルエットはポルシェを思い起こすものが有るが、アクセルを踏むと全くの別ものであるこが知らされる。
ビートルの名前がついて、似たような形をしているが、先代ビートルとは全く違う。
初代ビートルはポルシェ博士の名作で、小さな空冷エンジン、RRレイアウトで、非力なエンジンながら小さく軽い車体を実用域で充分に走らせる。
パカパカと独特の音で、可愛らしくもあった。
それが、現代の「ザ・ビートル」なる車は、小さな(ターボ)水冷エンジン、FFレイアウトで、外観は似ているが、デカい、可愛くない。
何せ愛車より、と言うかクラウンより幅広なのだ。
シカモ、今回借りた個体だけなのかは知らないが、エンジンが吹けない、ブレーキは怖いほど効かない。
おまけに、これまで乗りなれた車と比べ、ステアリングを多く切らないと曲がらない。つまり、機敏に動いてくれない。
イヤハヤだったが、秋田での3日間の仕事を無事終え、仙台に帰り着いたのは暗くなってからだった。
火曜日はディーラが休みのため、これで職場へ通勤する羽目に。
明日は何があろうとも、コイツを返して愛車を引き取るのだ。
自分は秋田出身です☆ 仙台⇔秋田間運転されるのですね^^
仙台は一昨年運転して(行き:東北道、帰り:山形道)遊びに行きました。
ブログにも書きましたが、秋田は1~3月融雪剤が多く巻かれるので下回りの腐食が激しい結果にヾ(;´Д`●)ノ
マフラーも大ダメージでしたが、飛び石等で付いた小さな傷からもサビが広がっていって参っています^^;
それ以下普通にはいいのだと思うが物足りなくて嫌になってしまう
また元に戻って楽しく運転してください
ビートルのブレーキが利かないわけではありません。
これまで知ってるVW車の中では一番マイルドでしたが。
国産車でもこんな感じのブレーキは幾つか体験してますので
こんなレベルもありとは思いますが。
これが普通なら、これまでの愛車は効き過ぎなんでしょうかね。
バイクで古くトロイ原付を乗ったとき、ブレーキが効かず
地面を足で蹴って止めたことがありました。
死ぬ思いでした、もう乗りたくない。
サラブレッドに乗ったつもりが
農耕馬で、デカくて走らなくて止まらない。
それほどでもないですが、確かに駄馬でしたね。
銀嶺さん
錆びついたエッジも滑るほどに光ってくることはあるでしょうが、
走って錆が落ちても
なまくらエッジだったという事でしょうか。
レベルは違えど、心境はよくわかります。
足回りとブレーキがしっかりしていない車を運転するのも怖いね。 ^^;
何時も早々のコメ感謝です。
デカくてモッサリ、最も嫌いな車でした。
車以外では、色々堪能出来て良かったですね。
車はどうしても乗り慣れてるのと比べてしまいますが、車は自分に取って合ったものが良いですね。今回は代車なので仕方が有りませんが、車が治りましたら、早く自分が乗っているのと交換したいですね。