Nicotto Town



ドラマと言えば


「振り向けば奴がいる」っていうのが、好きでした。




「臓器移植法に関する法律の一部を改正する法案」が 国会審議されようというころ

どこから引っ張り出したのか、再放送をやっていました。

恣意を感じる再放送のタイミングでしたが。


「当時、あのドラマを見た人は 誰が主人公で 奴とは誰だと思ったのだろう」

と、再放送を見ながら思いました。


考えさせられるのは、脳死については 判定後の蘇生の可能性を取り上げて

人の命を 軽く扱うかの様に騒ぎたてて反対する人が多くいましたが

では、慣習的法務上の「人の死」とされてきた、現行の死亡診断による死について

どれほど真摯に考えたことがあるのか、大いに疑問を持ちました。


心肺停止に依って診断に至る「死亡」の後に蘇生しただのという現実の方が

脳死と判断されて蘇生するとか、身体の代謝が長期に渡り続いた事例より多い訳です。

昔の人の伝えることの中にも 意識を以て蘇生した人を 生き返ったと認識し

意識を伴わずに身体だけが蘇生した人は、最早人ではないと警告しています。


一旦、改正で来たのですから 今後は より活発に議論してより法の上での

「人としての生と死」を 明確にして欲しいものです。

そうすることで、日常的なレベルでの「人としての生」と「人としての死」について

認識が深まるきっかけを作れるのではないでしょうか。




昔は作る側にいたので、あのドラマを 脚本家と演出家が共通の認識で作れたのか

大いに気になるところであります。



#日記広場:テレビ




Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.