Nicotto Town


じゃ爺の音楽な日々


トランペットのこと~高い音を出すために9~

「高い音を出すときも、アンブシュアは変えるな!」
中学生のころは、先輩にそんなふうに言われてました。

これ、都市伝説みたいなものです。

アンサンブルやソロのリサイタルで、かぶり付きの席で、演奏者のアンブシュアを観察し続けた時期がありました。

確かに、音域でアンブシュアをほとんど変えない演奏者もいました。
でも、ほとんどの演奏者は、明らかにアンブシュアを変えています。

誤解があるといけませんので、補足しますが、楽器を離して全く別の形というわけではないです。
音程の上下に従って、連続的に変化します。
口のはり、口のひらきなどが変わります。

はじめは、思いきって、高い音の出しやすいアンブシュアを探して、それでやってみるといいでしよう。
練習を重ねるうちに、連続的に変化できるようになるのではないかと思います。




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