Nicotto Town



黒猫目日記133 (時の少女と7周年の木)

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さて、チクタク座のホーラ殿と初めて出会ったのは一昨年の事であろうか。(  ̄. ̄)

巨大な天空時計の修理をするため尽力致した覚えがある。
が、今回はそれほど切羽詰まった用事で訪れられた訳では無いようだ。

この街の7周年のお祝いに駆け付けてくだされたが、どう云うわけかウサウサ団なる警備隊が
祝儀に持ち寄った木の種を無断で持ち出したと勘違いして追いかけてきたらしい。

遠隔操作の戦闘機「ウサウサマシン」を倒して種を届けるお手伝いをと乞われたが、
無論二つ返事で請け負った。( ̄▽ ̄)ゝ
倒しても倒してもキリが無い戦いで在ったが、どうにか無事誤解も解け
7周年の木の種は街の広場に撒かれることと相成った。

街の人々はとっかえひっかえ種に水を撒きにに訪る。
あんなに水を撒いて根腐れせぬかと心配したがどうやら特別な如雨露で撒いた水は
特別な効果が有るようだ。(´・ω・`)
7周年の木は枯れる事も無く、あっと云う間に色とりどりの葉を茂らせ、見上げるような大木に育った。

(ー_ー)7周年か・・・長い様で短い時間じゃな。
それがしもこの街に来てそろそろ3年に成ろうとする。
色々な方々との出会いも沢山ありそして別れも在った。

あのひとは、あの子は、あの方々は今どうして居られるのであろう。( ´_`)
また相見えることが有るのだろうか・・・
などと、思いに耽りながら木を見上げていると・・・おや?梯子がある(´・_・`)
木に登れるのか。どれどれ随分な大木に育ったことだし、きっと見晴らしが良い事だろう。
ちょいと登ってみよう。

木の上は枝が大きく広がり手を使わずとも充分に歩けるようだ。
(´・ω・`)おや?あれは・・・サンタ殿ではないか!

「こんにちは、以前はぎっくり腰を患った時はトナカイと一緒にプレゼントの配達を有難う。」
あ、いえその節は色々と頂きましてこちらこそ有難うございました。(;`∇´)
「そうそう、7周年のプレゼントは12月を楽しみにして下され」
ほー、それはまた楽しみで御座るな。

おっと、あれはドラゴンになっていたみーちゃんだぞ。あ、ゆきぐまさんにトナゾウも居る。

「今月は街の7周年のパーテイがあるって言うんで駆けつけました。」

懐かしい顔に会うものじゃ。
まだまだ上があるぞ。よいしょ、よいしょっと、(;゚ д゚)ノノ”お、天辺に抜けたぞ。
Σ( ̄◇ ̄;)はーこりゃまた高いとこまで登って来たものだ。
なんと!地平線がまあるく見えるぞ。

おや、ポルテッシモ殿!魔王のビターもいるぞ。

「以前は飛行機の修理を手伝ってくれて助かったぜ。おかげで娘の結婚式に間に合ったよ」
「虫歯が直ったから甘い物をたべても大丈夫になったよ」
あはは( ̄▽ ̄)そりゃあよかった
うん?あの方々は?(´?ω?`)
渚のパスル王さま?ニコロボ方(´・ω・`)この方々とはお会いした事は無いが・・・・
やはりこの街に深くかかわって居られた方の様じゃな。

ややや!Σ( ̄▽ ̄;)おお!カミコ!カミコではないか!

「お久しぶり 空から落っこちたボクを助ける為に星の階段を作ってくれてありがとうね。」
(´・_・`)そう云えばこの間の納涼花火大会に見かけたような気がするがちゃんと一人で天に帰れたのか?
「今は頭の羽根で飛べるから自分で空に帰れるよ。」
そうか、そうかそれはよかった。( ̄▽ ̄)

こうしてみると色々な方々に出会ったものだ。

袖振り合うも他生の縁 これからも宜しくお付き合いの程お願い致しまする。(^ω^)





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