ダブルフェイス
- カテゴリ：テレビ
- 2015/10/21 18:01:04
ダブルフェイス 潜入捜査編は
西島秀俊さんが主役だった。
今回は
香川照之さんの主役の偽装警察編の話。
西島さんが前回、自分が刑事だと
知っている上司が殺され・・・
その殺され方がもう衝撃で・・
おまけに可愛い憎めない弟分のヒロシが
西島さん庇って流れ弾に当たりながらも
健気に助けてくれ目の前で死亡。
呆然自失の所から後編へ・・・・
西島さんはヒロシに潜入捜査の犯人になって
貰い何食わぬ顔でまだボスの右腕に
収まっていた。
内心は「刑事に戻りたいー」なのです。
麻薬の良し悪しまで舐めたら判別できるように
なるなんて悲しすぎます。
もう鼻からも吸えます～。
香川照之さんの役はヤクザでありながら
警察に就職して出世して
とうとう警察内部の取り締まりの地位まで
登りつめていた。
香川さんがボスに命令される。
「議員の娘と仲良くなれ」
仲良くなります。
するとボスが
「薬漬けにしろ」
と言います。
しかし完全に情が移ってしまい出来ません。
女のためにボス殺害します。
女の所に帰ると女に全てばれてて
家から出て行くのです。
なんやかんやがありまして香川さんは
西島さんが警察の犬だと気が付きます。
刑事に戻してやるなんて嘘つくのですが西島さんも
香川さんがヤクザの犬だと気が付くのです。
拳銃を香川さんに突きつける西島さん。
そこへ
香川さんの部下がやって来て
西島さん射殺。
なんてことしてくれたんだーーーお前っ、
西島さーん。涙
犬仲間としてライバルでもあり分かり合える存在。
それなのに・・・香川さんも複雑な表情。
部下が言う。
「安心してください。履いてますよ」
じゃなかった。
「安心してください。私もヤクザの犬です。笑」
足抜けしたい香川さんはそのヤクザの犬も始末して
警察にそいつがヤクザの犬だと報告して
表彰されるけど内心凄く複雑。
これで真っ当な善人の人生が待っている。
と思ったのですが・・・・
人生は上手く行きません。
ヤクザのボスは死んだけど新たな大きな組織に
よって吸収され新たなボスが誕生して
新たなボスが挨拶に来たのです。
「これからもよろしく」
「議員の娘は知りすぎたのなら始末する」
犬は犬のままで死ぬしかない。
彼は悟って笑うしかないのでした。
警察の犬とヤクザの犬
どちらが辛いのかと聞かれたら警察だろうと
思います。
西島さんは背中に彫り物＆薬の吸引まで
もう涙なしには・・・。
香川さんは子供時代は親がなく
盗みを働いていたところにボスに拾われた。
暴力系だけでなく頭脳系も目指した組だったもので
法律や経済などの大学に行かされ
警察に就職。
優秀だったからボスに美味しい豪華な御馳走に
連れて行って貰うこと数回。
大人しく命令に従う忠実な犬のままなら
幸せだった？？かもです。
逃げるなら死ぬしかなさげです。
後編の偽装警察編は前編ほどの手に汗感はないです。
主役が西島さんだったから少しのめり込んで見た感は
否めない。
2002年の香港映画「インファイナル・アフェア」が原作。
意味は「無間道」・・・無間地獄の意味。
「犬は人間と同じとこにいて同じものを
食べていたら自分が人間だと勘違いします。
しかし
犬は犬だと時々、認識させるんだ。」
ボスが言ってました。
コメントご訪問ありがとうございます。
「薬漬けにしろ」・・・怖い話ですね。