メルセデスC550AMG
- カテゴリ:車・バイク
- 2015/11/04 22:28:44
秋田での関係者を交えての会社設立。
これまでは個人の副業として行っていたのが、規模も大きくなり、サポートする従業員一人だけではとても賄えなくなってきたので、「従業員を増やすなら、正式に会社組織にした方が正解」と判断し、株式会社設立を決断。
細かいことは、ここでは省略しますが、一応本業のある身としては、社長は別人を仕立て自らはオーナーとして口は出すが運営は任せるの立場で当面行く事に。
さて、打ち上げは現地ホテルの和食のお店で。
と、その駐車場に、懐かしいシルエットの車が止まっていた。
メルセデスCクラスの今の2代前(W203)、私の学生時代を共にした初代愛車。
今のよりコンパクトで、形も今となっては悪くないプロポーションで、程度の良い個体が有ればもう一度手元に置いても良いかなと考えることもある。
目の前にある車は、そういう意味でも申し分無いほどに新車と変わらぬ、見様によっては新車以上の輝きを放っていた。
良く見ると、初代愛車と同じシルエットではあるものの全くの別物。
『C550AMG』。
同じと言っては失礼になる代物だ。
このサイズの車のフロントに5500㏄のV8エンジンを無理やり押し込め、過給器無しで確か370ps、トルクは50㎏を超えていたと思う個体が目の前にある。
マフラーは4本出しで、フロントの顔も多少の違いとブレーキは見るからに強力なものが付いている。
当然ながら、見えない所にもそれなりのチューニングが施されているハズ。
我が初代愛車は、小さな4気筒に過給で190psだったから当時の並みの車よりは良い走りをするものの、明らかに性能的に速い車には敵わない。とは言え、ボディ剛性やブレーキ、ロールはするもののしっかりした足まわり。優等生の車だった。
車のイメージから、これでカッ飛ぶ人は少ないだろうが、その気になればこちらの意思に答えてくれた。
おかげで、いろんなことをこの車に教えてもらった。
そして、それを上回る性能の個体が目の前にある。
これなら、今からでも欲しいと思わせるに充分魅力的だった。(欲しい車がいっぱいあるのは困りもの)
最近は少なくなったW203メルセデス。
初代愛車とカラーも同じで久々に良いものを見た。
翌日、仙台への帰路。
秋田道は速い車についていけたので順調と思われたが、案の定チンタラ車に行く手を塞がれる。
高速とは言え一車線ではどうにもならない。
二車線になるごとにダッシュしながら、誰よりも早く走ったはずだったが、同じ走り方をしているライトを点けたままの黒っぽい車。
東北道に入るとその車は直ぐ後ろに迫ってきた。
実は、あることを知ってから、私の巡航速度は以前より控えめにしている。
それは、よけいな仕掛けが愛車にあって、ある速度以上を20秒以上続くとライトが点灯して、徐行か止まるを一定時間しないとライトが消えない仕掛けになっている。それでその速度以上になるとアクセルを緩めるようにしていたのだ。
抜かせようと走行車線にはいった私の横を、その車が抜いていく。
「あのAMGだ」直ぐに分かった。
後ろにつくと、前も詰まっているので、それほどペースは上がらない。
少し前が空くと加速するが、こちらもそれを予期しているのでSモードで走っている。
向こうは強大なトルクで余裕があるから、普通に加速すれば大概の車は追いつけない。
だが、気付くはずだ。後ろの車は離されずに等間隔でついてくる。
そうしているうちに、速いペースになったため、愛車のヘッドライトが点灯する速度を超えてしまったので、前の車は挑発されたと思ったかもしれない。
少し後、前が空いた。その先には車はいない。
AMGが加速する。今までとは違う。
多分、フルスロットル。
こちらも応えるが、性能差。
離されるかと思ったが、それほどでもない。
思ったほど離される事無くついて行ける。
走行車線の車がスゴイ勢いで後ろに流れて行く。
チラリと見たメーターは針が右側、デジタル表示は大台を超え、ここでは書けない速度を示していた。
このまま加速を続けても、この先は差がつくばかりだし、向こうは車格のプライドがあるので、こちらが追いかければアクセルを緩めることは無いだろうと思った時、危険な世界に入ったと判断し、アクセルを緩めた。
かなり差がついたので、AMGと愛車の中間には数台の車が入ってきた。
AMGもマイペース巡航速度で走る。(かなり速いけど)
仙台に近づくと車も増えるので追い越し車線も混んでる。
タイミングで走行車線から追い抜くことになって、その後は私の出口まで前を行くことになったが、出口付近でスピードを落とすと向こうが右側を追い抜く時、相手の顔を見てウインクしたが、気付いたかな?
メルセデスC550AMG、良い車だった。
但し、エンジンは本調子ではないと見た。高性能を維持するには大変なのだ。
今回で気付いてくれれば良いが。綺麗な外観と同様に中身も手を入れられれば、私のゴルフごときの敵う相手ではない。
今となってはコンパクトなのが良い。スポーツカーと言うよりはグランツーリスモ。
高性能車は全て大きくなってしまった今となっては、大きさ形、性能申し分なしだ。
何と言っても思い入れのある初代愛車、学生時代の思いのこもったCクラス(W203)。
会社設立と合わせて楽しい思いをした。
それにしても、我が愛車ゴルフGTI、なかなかなものだ。
ブレーキは強化しているが、排気系以外にエンジンはいじっていない。相手が実力を出し切れなかったとは言え、グランツーリスモとしては引けを取らない走りを見せた。
大台の速度を超えても、ブレもふらつきもなく加速していく。長距離でも神経を使う事もなく速いペースで走り続けられる。
これはこれで乗用車としては充分なのだ。
そこで、スピードは求めないが、「走って楽しい小さなスポーツカーが欲しい。」と、心のつぶやきが消えないのだ。
あの映画見た時「やっぱりある程度速い車の方がいいな」って思いました。
小さすぎます…w
というか
レトロカーは整備が信頼できるお店を見つけてから購入するべきだと思いました
いやもう大変でした^^;
色々と大変な事もあると思いますが
がんばってください
でも疲れた時は安全運転でね
このところ時間が無くてなかなかブログにまで手が回りません。
Ханиさん
サソリマークの車、私も何度か借りることが出来ましたが、このサイズでは十分なパワーと思えました。
トルクアップスイッチを使うと侮れない加速をしますね。
595なら、走り屋にも十分楽しめるパフォーマンスでした。
街乗りでも山道でも小さなボディの韋駄天走りは楽しいですね。
迅伐ちゃんさん
懐かしいシルエットとパフォーマンスに惚れてしまいました。
スピードはご法度レベルでしたが。
S15も寄る年なみで、何時でもカッ飛ぶわけにいかないでしょうから。
とは言え、軽に煽られるのもナントもですね。
にしても
片手運転はきけんですね。
切り返しが必要なカーブはそれなりに抑えるんでしょうが。
ビストさん
久々の大台突破でした。
ヒントは22と言う数字でしょうか。
優さん
何時もファーストコメありがとうございます。
今回は確かにスピードは出過ぎでした。
心躍る車の走りですね
私は大きな車は無理ですが
最近車を乗り換えました
コンパクトカーですが、以前のものより馬力が2倍になったので
とっても楽しいです
サソリマークの毒に現在痺れてます~(〃ノωノ)
自分も先日、往復750㌔の高速道路を走りましたが、軽では書けない速度で走ってきました (´▽`*)アハハ
S15等が道を譲るくらいとだけ書いておきましょう。
ただ軽だとある速度を機にリミッターがかかるので、普通車にアクセルを踏まれたら追えません^^;
インテや34(GT-Rではない)を乗っていたこともあり、軽の速度は遅く感じます。
でも現在は片手運転なので、軽でも結構厳しい高速走行でした。
右手の握力が無くなってきて、どうしてもカーブではハンドルの持ち替えの時に一時的にハンドルから手を離す事もあるので、ふら付いてしまうからです。
アクセルコントロールで向きを変えながら何とか誤魔化して帰路に着きました^^;
気になります。
でも良い車に出会えた見たいですね。
これからも先、車の事と成ると暑く成ると思いますが、良い車が見えたら買う事にして見ては如何でしょうか。
自分の趣味の世界は、自分だけの世界ですからね。頑張りましょう。