Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


自分を動物に例えると


むずかしい。
この手の質問を瞬時に答えられる人は、よほど自分を理解しているか、動物を誤解しているかだと思う。

私はかまってほしいときと、そうでないときの差が激しい。

誰かに話しかけられたり、用事を持ちかけられたとき、ゲームは中断できるが、創作活動(小説など)をしているときは、悪鬼のように機嫌が悪くなる。親にもうるさいとか言ってしまう。

寄ってきた犬にも、書いてる途中は相手に罪はないが「あっちへいけ」とぞんざいにあつかってしまう。
(↑でもちゃんとお世話しているので、大丈夫ですよ)

こんなだから、案外猫タイプなのかもしれないが、自分がそうだからか、猫タイプの気まぐれな人は苦手である。

しかし最近、猫の魅力に目覚め始めた。

少し前、近所であおむけになって寝ている猫を見つけた。
私が通りかかったとき、彼女が、はっと身体を起こした…中途半端に腹を見せて、首だけこっちを見ているポーズだった。

それを見た瞬間、「は…♡」
と思った。みんながやたらと猫を持ち上げているけれど、そういうことかと思った。
猫にもいろいろ性格があるけれど、この、一瞬別の表情を見せる、チラリズムにやられるのだろう。

ちょっとこれは、恋に似ている、と思った。



ついでに、ニコタで出る犬商品について。

出される犬種が柴かプードル、もしくはオオカミが多い。
プードルってなぜか女性に人気。
もこもこしてぬいぐるみみたいだから、らしい。

でも蒼雪はあまり得意な犬種じゃないんだ。
彼らは芸達者だが警戒心が豊富で、飼ってる家が近所に何軒もあるんだけど、うちの犬が通りかかるたびにヒステリックに吠えまくる。

よく言えば繊細、悪く言えば過剰な子に育ちやすいようだ。
母はトイプーをかわいいと言う。内面が女性であればあるほど、トイプーに惹かれるようだ。
だから女性が多いこのニコタは、犬を飼った経験があるなしに、見た目でトイプーが売れるのだろう。
私はダックスが一番だと思っているから、その辺が不満である。


あと、顔が毛に隠れているから、表情がうかがいにくい、というのも理由にある。
人間誰しもいろんな性格を持っているが、私は裏表の過剰な人が好きではない。
辞めて行った「奴」も、仮面男だった。
自分の気に入った相手にはへりくだり、愛想もいいが、そうでない相手には真逆の行動を取るところが嫌いだった。
営業職に就いていると、そういう性格に変化しやすいらしい。
そういわれると、奴は典型的な営業マンに思える。

かくいう私も、相手への好き嫌いがまともに態度や顔に出てしまうので、そういう意味で、奴とは似た者同士だったのだろう。
同族嫌悪だったのかもしれない。
自分をここで美化や正当化はしない。
奴は問題が多かったが、完全悪でもなかったからである。

相手を嫌うということは、真剣の斬り合いである。
自分が嫌う=相手もこちらを嫌う、ということ。
その覚悟なくして相手を嫌いだと言ってはならない。
そして感情に振り回されず、そのうち何とも思わなくなったら、こっちの勝ちだ。
奴との一年間は、そういう修業だったと思う。




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