Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


イヨッ!と言われると困るもの

初売りじゃないのだけども、今年初めての買い物は本だった。

佐藤愛子と町田康の中古本を数冊、アマゾンで。

アマゾンの出品者の本は1円からあるが、送料が250円かかるので、1冊251円からということになる。

同じ本でも、他のオンラインショップでは100円から売っているが、こちらはある程度の数量を買わないと送料が無料にならない。
なおかつ、代引きにしないと蒼雪は買えない。クレジットカードは持たない主義だからである。

代引きは、運んで来る業者も、払うこちらも非常にめんどくさい手続き。代引き手数料というのもかかってしまう。

そのわずらわしさから、他の店よりも少々高くついたが、アマゾンギフト券で支払いをした。
アマゾンギフト券は本当に便利だ。

アマゾンギフト券はコンビニの店頭で売っているので、いちいちコンビニ据え付けの機械を操作しなくても買えるのが良い。

蒼雪は以前、行きつけのコンビニで1万円のアマゾンギフト券を購入したことがあった。
アマゾンでゲームを予約して、その支払いのために、滅多に買わない1万円の券をレジに持って行った。

店員の男(中年の若者風)はお調子者だったのか、支払いの時におっ、と一息ついて「1万円からお預かりします!」と浮かれたように言った。

おめーは元ホストか!

ほかに客はいなかったが、私は大変恥ずかしい思いをした。
そんな音頭取りみたいなことせんでいいよ。
まるで景気がいいですね、こりゃいいやという愛想なのかもしれないが、そんなものはいらん。
こっちは1万円札を出すのにも戦々恐々とするびんぼうにんである。
むしろ財布にずっといてください1万円札よ、と思う人間である。
そんな別れの寂しさを、景気が良いみたいに言ってほしくはない。

そんなわけで、そのコンビニに行くのをしばしためらっていた時期があったが、以来、その店員には会っていない。
行く時間帯のせいか、彼が辞めたのかはさだかではない。




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