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うちゃぎ生活


今日の推理小説「死のドレスを花婿に」

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もらったステキコーデ♪:12

「死のドレスを花婿に」 ピエール・ルメートル
文春文庫

去年出版された割合新しいフランス推理小説です
真っ黒です
自分が人を殺した、それも6歳の男の子を。
目を覚ましたときそうわかったらどうしますか?

なんだかフランス人の書く推理小説には、冷たい風がいつも吹いている・・
・・・・・・ような感じがするんですが

フランス人が冷たい人達だ、というわけではなくて
なんか、生きることと人間関係に対する認識が・・・・寒いのか?
そうだよねえ、フランスって、大昔にゲルマン人がやってきて
ある日突然自分の家の庭で
「今日からここ僕の家にするから、あんたら出て行って」
とかって言われた民族だもんね。
位置的にそういう場所なんだよねフランスは。
その後も似たような事がしょっちゅうあったから?

現在も進行形で、せっかく招きいれた移民に殺されたりしてるし。
他人なんか信じられんのは当然だね。

ルメートルの前作「その女アレックス」も
ジャプリゾの「シンデレラの罠」も
大好きな「メグレ警部」にもちょっと・・・・
いつも寒い風の塊みたいなものがが感じられるのよ。
風はいつも吹いてて、塊にぶつかられると大惨事・・・・みたいな。





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