天然酵母作りの失敗
- カテゴリ:レシピ
- 2016/05/28 09:04:46
簡単においしい、風味のあるパンができるということで、自家製天然酵母作りをやってみることにしました。
家にあった、オレンジ1個、リンゴ1個を試したのですが、オレンジはあまり泡が立たなかったです。
リンゴは、ふたを開けるとシュワーとサイダーのような気泡と音がしていて、これはいけると元種(パン作りの時に、膨らませるために使うどろどろしたやつ)の段階に入ったのですが、元種の1次発酵後に生ゴミのようなにおいが…((+_+))
次の発酵をする前に、酵母菌が天寿を全うしたのか腐敗菌に負けたのかの、どちらかです。
これは失敗。オレンジも沈黙したままだったので破棄しました。
懲りずに、強い発酵力があるらしいバナナを2本試しましたが、これも酸っぱい味がして、泡は瓶を振らないと出てこなかったので、失敗です。
1本は皮ごとためしたんですが、一番ダメだったな。酢酸菌が勝ったみたいです。
失敗例と成功例をひたすら検索した結果、こういうのが失敗とわかりました。
何日たっても泡が湧いてこない
酢みたいなにおいと味がする
生ゴミと同じにおいがする
振らないと泡が湧いてこない
★成功は、半日~2日目あたりから自然と泡が湧く。
何もしてなくても瓶の中でぶくぶくしているのが元気な酵母だそうです。
酢やゴミの匂いは、雑菌に負けて酵母菌がいなくなったから。
振ってようやく泡が出るのは、かろうじて酵母はいるけど、他の菌に数を減らされている可能性が高い。
においはサイダーのようなちょっと爽やかな香りだけど、液や中に入れた実が変にすっぱかったら、そのまま酢酸菌が増殖して終わるようです。
振らないと泡が出ないやつは、変な味がしなければ、市販のイーストで普通にパン生地を作るときに少し混ぜると、香りづけになるとか。
大事なのは、ビンの熱湯消毒もだけど、ビンを置いておく室温かと思ってます。
私が住む地方は、寒暖の差が激しく一定しないので、寒冷地の人は、温度が一定になる場所か、酵母用保温器に入れた方がいいみたい。
あと、窓際は厳禁だ。意外と寒暖差があるし、紫外線も菌によろしくないとみています。
わりと日陰の窓際に置いておいたんですけどね。それで成功した人もいるかもしれないけど、万全を期すなら日陰だろうな。
こたつに入れておくと、簡単にすぐできるらしいです。
でも今の時期はこたつ出せないし、電気代もかかるし。それは冬場に作りたい場合ですね。
果物が余ったら、またやってみようと思います。
買うと高いからなぁ、果物は。
今さら私が書くことでもないんですが、今後の自分用のためにメモとして。