満州事変勃発
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- 2009/09/18 19:17:35
満州事変勃発
1931年(昭和6年)の9月18日、中国・奉天郊外の柳条湖
で、満州鉄道の線路が爆破されました。
この爆破事件は、いわゆる、満州事変(まんしゅうじへん)
のきっかけといわれています。
満州とは、当時の日本が中国東北部を指していう地名
だったそうです。
この事件を境に、中国東北部を占領する関東軍と現地の
抗日運動との衝突が激化していったそうです。
そんな中、この事件は、政治において、日本軍部は発言
力を強めていくきっかけとなり、日本政府の発言力が弱ま
り、日本軍部が政治介入し、やがて、日中戦争への軌道
が確定したともいえます。
さて、この爆破事件、実際には、爆破を行ったのは、関東
軍の自作自演であったと言われています。
これは、後に満洲事変勃発時少佐で関東軍参謀の証言
より、確認されているそうです。
事件の現場の国、中国では「9・18事変」と呼ばれている
そうです。