テレビの前の必需品
- カテゴリ:映画
- 2016/06/20 11:08:39
映画はずっと観ていない。
アマながら自分が話を書く人だからか、脚本の先読みとかして純粋に話に入っていけないからだ。
自分の考え通りの展開や演出になると、「やっぱりね~(笑)」となって天狗になり、内容に感動しないのである。
だからドラマもアニメも見ていない。たくさん見ることが話づくりの勉強になるとわかってはいるが、つまらないのでじっとしていられないのである。
子どものころは、アニメもドラマも映画も、夢中になって見ていた。それで目が肥えたのか、作り手の側に立って見てしまう嫌な客になってしまった((+_+))
テレビの前に座るときは、もっぱらゲームが多い。
映画を見ない私のブログタイトルは、「テレビの前の必需品」。それはブレンディのスティックコーヒー(微糖)か、同じく紅茶である。
せっかちな性分でゆっくり飲むことができず、あっという間に飲み干すため、ゲームのおともにもならない。
負けてイライラするときにがぶ飲みし、それでも足りないときはクッキーなどをバリバリかじる。
最近はドラゴンクエストヒーローズⅡに専心している。
早く終わりたいので、寝食を惜しんで熱中している。そう、早く終わりたいがために頑張りすぎてしまうのだ。
ゲームにばかり時間を取られる生活が、本当は嫌である。
空き時間はゆっくり小説書いたり、犬と遊んだり、パンを作ったりしたいのだ。
でもゲームの全要素を遊びつくさないとそうする気にもなれない。
することがなくなるとウツになってしまうので、することがあるというのは幸せなのだが、ゆとりある生活のためにゆとりを失くすという矛盾といつも葛藤している。
ヒーローズⅡはストーリーがやや説明不足で、あやふやなところが気になった。
善人面して実は悪だったぜビオン王と、昔の大魔王の血族である女戦士オルネーゼとの因縁が、終わってみたら「ああそうなんだ」と感覚的にわかるものの、見ていてはっきりしない。
善人面が実は悪、つうのはよくあるパターンだが、そのための伏線がわかりづらく、弱かったため、いきなり「こいつは悪でした」という展開に面食らってしまった。
主人公の少年少女が実は大昔の大魔王の双子の兄弟だった光の王の子孫で、最後のボスを倒すために生まれてきた運命の双子だったんだけど、顔が全然似てないってのはストーリー上双子だとすぐに察せられないようにするための仕掛けなんだろうけど、やっぱりちょっと無理があったような気がする。
アクション面ではガボが使いづらくて泣ける。使うのを一番楽しみにしていたキャラだったのに、動きが細かくて、すぐジャンプ攻撃に派生するため、小さい敵に当てづらい。特技が頼りだが、MPが少なくてすぐ息切れするし…。
同じくネタキャラかと思っていたククールが、最近のアプデでいきなり強くなり、これはちょっとうれしかった。
恥ずかしげもなく両手でタンバリンをたたく技が見ていて恥ずかしく、弓の技も弱いし、バイキルトしか使えねーと嘆いていたが、本当に強くなっていて、アクション苦手だからとても助かる。
そういいながらも、バトマス爪でガンガンいっちゃう自分だが。
あと、「たぎる」ってコマンドが全然意味ないんだけどなんなのかなこれは(笑)
これ使う暇があったら攻撃した方がいいな。
ストーリーにはいろいろ意見したいことがあるが、エンディングで仲間とお別れする場面で、ククールが前髪を指先で払う仕草には感心した。
よく見ると、何げなく彼は、目じりの涙をぬぐっているのである。カッコつけだが実は繊細な性格をよく表していた。
なので、演出はよかったなぁと思う。
って、いつの間にかゲームの話に。これもいつものことですが。