予約が困難な宿
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2016/07/05 22:48:39
木曜日早朝、秋田の会社から「早い時間から申し訳ありませんが、直ちに決断して頂かなければならない事態ですので…。」と言う出だしのTEL有り。
一瞬、何か面倒な事が事があったかと思いきや、話の内容は、以前からどうしても行ってみたい温泉宿が有って、そこを予約するのが超困難なので、何とかならないかと思って手を回していたのが、ナント、「土曜日に2部屋空きが出来たのでそこを抑えたいのですが、来て頂けるなら、金曜日朝から秋田に来て頂いて、翌日私らもお供したいのですが宜しければ直ぐにご返事を戴きたいのでこんな時でしが…。」
とのこと。
これは即決。
厄介なのは、本業(病院勤務)を金曜日休まなければならない事か。
急病でもないし、計画的でも無いし、正に私事都合ナノダ。
朝、出勤して、薬剤課長に休暇を申し出ると「こちらは心配ないですから。何時も大変ですね。無理なさらないでください。」と。
温泉宿の件は話してないが、後ろめたいので「何時もすみませんね。」という事で解決。
実は翌週(現時点で今週)も金曜は休暇をとっているので、本来ならば、クビにならないまでも勤務評価はかなり悪く成ってしかるべきところなのだ。
木曜日、仕事が終わると、職場から直接秋田に向かう。
車はゴルフGTI。山奥に行くので、大雨の予報でもあるし、ポルシェよりはマシかな?で選択。
翌朝は秋田の会社に出勤。
事業報告を見て「大丈夫かいな?」と思われるものもあったが、あくまでも計画なので。
人口減少、老人県の運命を抱えた地域での事業発展は厳しいものが有る。
確実に数が増えたのは葬儀関係なのだが、それも行き詰ってきている。もちろん手を出す気は無い。
夜は例によって取引先との会食だが、明日の宿泊先の料理に気が行くと、何時もの目の前の料理が平凡なものに思える(此処では高級料理ですが)。
土曜日、軽い朝食の後、目的の宿へ向かう。
国道を外れると、狭い未舗装の山道だ。
車がすれ違える広くなった場所が所々に有るので問題は無いが、端に寄りすぎると谷底へまっしぐらなので注意。最高速30km/hは守らないといけない。
先導者には男性3人。
私の車には会社の女性が1人同乗している。
当初は上ランクの部屋は私一人用のつもりだったらしいが、ベッドが2つ有るので、中年男3人と一緒よりも、部屋に戻って話し相手が欲しかったので、この宿確保の功労者である若手の女性社員を指名し、都合を聞いたら二つ返事で「良いんですかァ、私、こういう所に泊まるのが夢だったんです。」ときた。
外交辞令とも思えぬ喜び様なので、即決定した次第。
お蔭で車の中でも退屈せずに済んだ。
さて、山の中の一軒宿は平屋作りで客室は10室の旅館としてはこじんまり。
その代り各部屋に露天風呂が設置されている。これが良いのだ。
風呂は全て源泉かけ流し。言う事無し。
早く着いたので、本来ならこれから用意する浴場のタオルを急遽用意してもらい、貸し切りの露天風呂へ。
大きくは無いが2~3人で入るのにちょうど良い大きさの岩風呂で、谷の方に開けた自然の森が開けている。そこに人が入ってくるのは不可能な、山奥でなくては出来ないロケーションである。
一休みしてから、大浴場へ行ってみたが、こちらはヒノキで作られていて世間の大浴場ほど大きくは無い(当然)。
浴槽は真ん中で仕切られ一方はぬる湯になっているので何時までも浸かっていられる。
とは言うものの食事の時間がが迫るので身支度をしてサロンへ。
それ程広くもないが、良いものを置いている。
日本の木工テーブルや一点物の椅子。
松本家具の椅子、家に置きたいと思っていたロッキンチェアーも有る。
飾り小物や食器をさりげなく置いたアンティークのキャビネットはどれも素晴らしい。
真ん中に小ぶりのグランドピアノが有る。
「宜しければ、どうですか。」と周りから勧められたが、せっかくの雰囲気をぶち壊すわけにいかないので誘いには乗らなかった。
食事は部屋食でもできるが、此処の食堂は松本家具を使用して落ち着いた雰囲気なので、こちらで戴く方が殆どとの事。
で、私たちは特別に、普段ティーラウンジに使用している部屋を特別に貸切ってもらえた。
薪ストーブやコルビジェの寝椅子などが置かれた部屋には8人がゆったり食事のできるテーブルが有るのでそこが今回我々(5人)の食事の場所との事で、大サービスだ。
出てきた食事は品数が多い。
全て県内産の素材を用いているとの事。
少量づつでも品数が多いので、2時間半の時間を要した。
全て美味しかった。
見栄えも見事だったが、出てくる器が多いので、後で大変だろうと心配になるほど。
そう思わせるだけのもてなしはなかなか出来る事ではない。
トリビ(取り敢えずビール)のスタートは望むところではなかったが、お湯に浸かって乾いた喉にはやはりビールなのだ。
基本和食なので白ワインを選択。当然ながら私が選ぶ。リストにはそこそこのが載っていたがピュリニィ・モンラッシェを選択。
「いやァ、流石に高級品はよく分かっていらっしゃる、料理にピッタリじゃないですか。」などとお世辞が登場するが、このワインイマイチの味わいだった。
どうせ、彼らには分かるまいと思って頷きながら、あまり飲まなかったが、5人なので飲み干したところで、男共は地酒を頼んだところで、こちらは無難なシャンパンを頼んで女2人はこちらを。
少しづつでも種類が多いので、鍋のおかわりまで誘われたが出来なかった。
フルーツ、デザートも少量多種なのが有難い。
残ったシャンパンを部屋に持って来て、腹ごなしに部屋付の露天風呂に入ろうと外を見たら、暗い湯船の先にランプが見える。
「ランプの明かりでお風呂なんてムード有るじゃないの。」と、外の蚊取り線香とマッチを持ってランプの前へ。
暗がりなので、ランプの芯繰り出しが良く見えない。
マッチを擦ってその明りで見ながらホヤを持ち上げると…、電球が付いてるよ。
納得し、洗面所でスイッチを入れるとランプ(電球)が灯った。
2人で入れる広さなので、彼女と一緒にお湯に浸かったが、薄暗がりでランプに灯された若い女性、秋田の女性は色白ナノダ。
同性の私が見ても、ナントモ艶めかしい。
男性が見たらたまらないだろうなと思える。
容姿には自信が有るので、私を見て彼女もそう感じたかな?
妙に恥ずかしそうにしているのが何とも、抱きしめたい衝動に駆られた。
で、何事も無く、お風呂上りに脇のデッキチェアーに裸で寝そべると、夜風が気持ち良い。
冷えたシャンパンを呑んで、またお風呂に入る。
てな具合で堪能した翌日。
朝食もまた少量多品種で時間をかけ堪能した後、ラウンジでコーヒーとフルーツでたわいない話で時間を過ごす。
領収書を戴いて、経費処理は初めからわかっていたので、科目は何でもいいのだが、幹部以外の彼女もいる事だし、「福利厚生費は使用せず、社員の慰安のため温存する」と指示。
会議費が適当判断でケリ。
某知事の公私混同は税金から得たお金の使い方の問題であり、企業は自分たちで稼いだお金を使うのだから何も問題は無い。
一般社員に還元できる余地を残していることを示すのが良い経営者ナノダ。
お昼近くになって、皆と別れて、私は山越えで仙台へ。
実は、思ったより安かったので、予約を入れたいと申し込んだが、一般の部屋で12月2日だけ。
今回の特別室は来年の2月まで予約が取れないとの事で諦めた。
玉川温泉をはじめ、予約困難な所や行くのが大変な温泉
いっぱい有りますが、1個制覇ですね、、、、
私も行きたい所有りますが、エンジンが掛かるまで時間かかるから
、、、
予算合っても(人は出不精といいます)
その代わりエンジンかかると猪突猛進です
カメラ担いで命の洗濯に行きたいなー状態なので
これからも
よい温泉、景観のいい場所情報お願いいたしますね、
私の最近の悩みは、、、車検一年問題かなー
仕事柄、情報がww ここどうやら改修か増築するらしいので、新しくなってから
行ってみっかな~ でも一番の障害は一緒に行く女子が(つд⊂)イナイ
お風呂を造りたがるけど
そんな場所は足場も悪くて
造るのに大変な思いをするんだケロ♪
↑工事中川に落ちそうになったカエルの叫び
宿のことよりゴルフGTIの方が気になりました。
結局車検取ったから、当分はソニカのまま。
FRの車が欲しかったのだけど、FRで扱いやすかった車って34の2.0GTが最後だったなぁ。
FFでは感じられないコーナーリングが楽しかったし、運転の技術もあがりますし。
秋田は旭川からちょっとアプローチしにくい場所なので
もう少し辛抱すっかな、
良い所は予約を入れても、直ぐには取れませんからね。
今回は良い所へ泊って良かったと思います。
20年位前かなぁ?まだ会社が景気よかったころの北陸への社員旅行で、
上の人たちが自慢げに「加賀で一番のとこは部屋が取れなかったが2番のとこだぞぉ」とw
20代の若ぞーばっかりだったから、そのありがたみも知らずに泊まったけど・・・
考えたら、部屋に入ると、10畳以上のひろいの和室で、その向こうにキングサイズがふたつもある
ベッドルームがあって・・・ ここ何人部屋?って感じの広さなとこに持ってきて、そこも確か、
小さめだったけど露天風呂ついてた・・・
ほんと、今おもうとすげぇお高い部屋だったんだろーなーとおもうけど・・・
今となっては、あんなとこ絶対泊まれない(笑
東北で、そういう静かにくつろげるいいお宿・・・いいなぁ・・・