Nicotto Town


唄紡ぎの小部屋


NYトコトコお散歩日記(2-2)


えーと、自由の女神のところまで話しましたよね。

バスに乗り込んだ我々は、昼食会場に移動しました。
途中、グラウンドゼロの前で渋滞につかまりしばらく止まっていました。
おかげで、グラウンドゼロをはっきりとみることができました。

9.11が起こったのも現実。
そしてそれから時が過ぎ、ここに新しいツインタワーが建つのも現実。
9.11の傷がアメリカをとらえて離さないのも現実。
そして、9.11で亡くなった方の7割近くが、いまだ身元不明というのも、現実。

ある意味の『前に進もうとする力』の象徴が、新しくできるツインタワーならば、崩壊した古いタワーと亡くなった方々のことは『辛い思い出』でしかないのでしょうか。
ならば、私はここを訪れた旅人として、生涯9.11の悲劇を覚えています。
多分、私にできることはそれくらいしかないだろうから…。

あぁ、シリアスに走りすぎた。

そんなことをぼんやりと考えている私を載せて、バスは20分ほどでハドソン橋の近くの港までたどり着きました。
ここで70分の自由時間があり、その間に近くのショッピングモールで昼食をとり、時間があれば買い物を楽しんでください、とのことでした。
とりあえず、待ち合わせ場所を確認し、港から5分ほどのところにあるモールに入り、最上階のフードコートを目指しました。
店は色々あったんですが、せっかくなので、ガイドさんお勧めのホットドックの店のお店をチョイス。
この店、毎年7月4日に行われるホットドックの早食い大会にホットドックを提供している店だそうです。『ネイサンズ』っていったかな?
ホットドックと飲み物(M)のセットを注文したんですが、…アメリカの飲み物のサイズがおかしいの忘れてました。

はたして、私の目の前に出てきたのは、大ぶりのホットドックとどう見ても日本人感覚では「Lじゃねーかよ!!」っていう大きさの紙コップ(ドリンクはドリンクバーで各自がそそぐ)でした。
…まあ、ドリンクバーだから、自分の好きなだけ注げばいいんだけどね。
しかも、ドリンク類皆炭酸系だし。
ホットドックの味は、ソーセージがジューシーでおいしかったです。
「これを早食いしちゃうのはもったいないよな~」とか思いながら、窓越しにブルックリン橋の見える席でのんびりと昼食タイム❤

食べ終わった後は、デッキに出てブルックリン橋の写真を撮ったり、ちょこっとウィンドウショッピングを楽しんでいるうちに、あっという間に集合時間。
あわててバスに戻り、バスは午後の旅程に出発~☆

午後は、ほとんど車窓観光でした。
ブルックリン地区から徐々に中心部へと戻り、ブロードウエイの劇場街を通り過ぎ、そのまま北上してしばらく行くとアメリカ自然史博物館の前を通過。
そのすぐ先を曲がってセントラルパーク内を横に移動。
5番街(このセントラルパーク沿いの5番街は、大小の美術館が多いので、通商『ミュージアムマイル』というそうです)を中心部に向けて移動。最後の目的地であるロックフェラーセンターに着きました。
ここでバスの中の人は、ロックフェラーセンターの展望台である『トップ・オブ・ザ・ロック』に行く人と行かない人に分れました。
私は行く人側で待機。
その後、人数分のチケットが配られ、各自2階にあるセキュリティーチェック(毎度おなじみの荷物のエックス線検査と金属探知機)を抜け、展望階まで数秒で一気に行くエレベーター(動き出すと天井がスクリーンになり、映像が投影されてたりしておもしろいです)に乗り込み、GO。
展望階に着くと、全員ガイドさんのもとに集まり、簡単な解説を聞きながら景色を楽しみました。
上から見ると、「改めてセントラルパークってデカイな~」とか「ホントに街が碁盤の目状だー」とか、新たな感慨がわいてきます。

一通り景色を見物した私たちは、ガイドさんの後を追いかけてヒルトンホテルまで戻り、解散になりました。
私はJTBデスクまで行き、翌々日行くMoMA(近代美術館)の入場引換券を購入(20ドル)し、そのまま5番街に出ました。
本日、もう1か所行く場所があるのです。

(続く)





Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.