これがリアルタイムなら自分よりもずっと上の世代のはずなのだが…。
　http://news.mynavi.jp/column/history/006/
　「このような儀式で、コンピュータの起動だけで10分ほどかかったと記憶しています」
　https://twitter.com/naoki_ma/status/759630632045514752
　「あのカセットしか記録媒体がない時代に、高級言語を４０分かけて、いちいちローディングしなけりゃいけなかったのが大変でしたね。」
　こういう人たちはもうペンとか指折っちゃったほうがいい。廃業して黙って土に還れ。一般人の妄想に価値は無いから。算数くらい復習してから出直せ。

　ただの思い違い？そりゃそうだろうね。でもさ、「何十年も前のことが正確に思い出せる」とかおもってんのがそもそもどうかしている。どんだけその悪い頭が正確に情報を刻んでるとおもってるのさ。こうだったはずだけどどうだっけ？って何で思わないの？
　例えば、三週間前の月曜日何食った？はっきり言う。自分は「覚えてねぇよ！」。
　それでも必要なら家計簿や隣接する情報から復元するだろうねぇ。でも…記録とって無いから多分自分の生活では完全なものは事前に言われてなければ用意することは無理だけど。
　記憶なんてそんなもんだ。それを何十年も前のことを検証無しに正しいと思えるそのデータに対する感覚がもう文筆業に向いてない。
　事実ではなく、心情にふったものならわからなくも無いけどね。「待っている『二分』って長いもんねｗ楽しみであるほどに。急いでいるほどに。ね。」
　あと、BASICのソフトウェアあたりだと、実行しても最初の初期設定で数分とかあるし。
　「何十分も待つような気分で終わるのを心待ちにしていたものである」なら、実測ではなく体感なので、共感してもらえることも多いだろう。

　でも、それが実測、若しくは必要とされた時間として書いてしまうところは語の重み付けすら間違ってる。誤差すら越えたその時間には「おもう」とか「多分」では吸収できない齟齬がある。

　というところで、バカでも計算できるから計算してみよう。
　http://e-words.jp/w/bps.html
　ほい。仕様は各種の書籍やマニュアルなどでも確認できるし、片方の記事には自分でスペックを明記している。1200bpsってことは、1秒で1200ビット転送できるわけですね。
　baudの誤用が流行っていた時期…でもあるんだけど、実際変調速度と一致してたから間違っても居ないというね。
　秒辺りの転送速度って今でも桁は違えど、USBなんかの表記で見るよね？テクニカルライターや、この手の機器のレビュアーが逃げられるものでないです。
　では、算数のお時間です。

　一分で、1200×60＝72000bit
　10分でございますというなら、10倍。
　8ビットで1バイトなので8で割って、1KiByteで単位をそろえるため1024で割ると、
　720000÷8÷1024=87.890625KiBｙte。自分で48KiBのメモリって書いてる人は何で気が付かないんだろうねｗ
　ましてやシステムプログラムって更に自分で入力したりロードするわけなんだけど、「満タンにされたら使えない」のも自明なんだよね。
　現実には実データ以外のデータも読まないといけないので、計算から出る値よりは時間は掛るけど、流石に盛りすぎ。更に4倍の時間が掛ければ誤差も四倍であるし、転送速度自体が2000bpsで、40分とかいいはじめるのって何なの？ｗ
　そんなに主記憶がでかかったら出来ることももっと多かったろうさｗ
　尚、「本当にわかってる」なら一発で読める容量は更に少ないことも知ってるはずなんだよね。

　この程度のことすら確認も取らない人間の書くものに、何の価値があるだろう。こんなのが片方はその手のライターなのだが、こんなのにレビューされる製品を作る人達の気持ちたるやｗだって、調べなくたって逆算できるじゃん。それに気が付くこともできない人に評価されたい？
　もう片方にいたっては、その流れで他人を強い言葉でdisってたりするわけだが、この程度の再帰的なチェックすらしないってことは、流用しているデータや論理なんて検証したら酷いザマになってる可能性があるって事で、そういう自分の商売の信用を落とすようなことを記録が残り、且つ、参照される場所に平気で垂れ流せるという感覚ということの証左でもある。

　だって、
　https://twitter.com/naoki_ma/status/744503910115614721?lang=ja&lang=ja
　その算数がおぼつかないやつの「0.8」って重みの意味って何だとおもう？記憶の不安定さの自覚が無いやつが語る「社会科の記憶」に何の価値があるとおもう？お前も算数おぼつかないじゃんってやつに社会で習ったよね？って言われても、バカにバカって言われるようなものなんですが。
　データが担保されたもので、それを基準に論理が形成されて始めて、世間の個人の発言は正当性を持つのだとおもうが。そうじゃなければ耄碌したジジイの戯言に何の価値があるよ。

　個人の戯言blogならこんなもんともおもうのよ。主張じゃなくて思い出話だし。資料とか言い始めなければ問題ない。
　でも、この精度で誰かに平気でその言葉の切っ先を向け、人様の仕事を評価し、その鈍らな道具で金をもらって食っていくって、詐欺に等しい気がしなくも無いんだが、それでもこういう人たちを信じることはできるかね？

　ここでもそういうの見てるけどさ……その資料読めてる？とか本当に言うようなこと出来たことあるの？わかってたことがあるの？ってのが。
　自分がやらかさないとはいわない。でも「気をつけてはいる」とだけは言えるつもり。
　及ばないことはあると思うけど、それはそれで能力が足りないだけだしねぇ。