Nicotto Town


すずのグータラ日記


おばあちゃんとチョコレート

先週、幼稚園からの大親友が遊びに来ました。
その時、私の離婚した父方のお母さん(おばあちゃん)の話しになって
「バーバは元気かな?」なんてしゃべっていたんです。
でも、バーバは乳がんで去年からもう数ヶ月も持たないと
言われてたんです。
去年の暮れにお兄ちゃんとお母さんと私の3人で入院にている
大学病院にお見舞いに行きました。
その時、バーバは手遅れで全身に癌が転移していました。
痛みを抑えるためモルヒネを使っていたそうです。
その数週間後、父のお姉さん(私のおばあさん)から
連絡が入りました。
「ばあちゃんはもう長くないから会いに来て」と。
父がバーバに勘当されて家を飛び出して以来
私たちは、バーバやおばさんから縁を切られていました。
なのに、そんな状況でバーバに会いに来てっていっても・・。
そう思ったけど会いに行きました。
そして、今年の初めに会いに行ったらもう変わり果てた姿になっていました。
私は、泣きながら
「ばーちゃん、ここにいるよ。辛いね。もう、頑張る必要はないよ。」と、言葉を
かけたら意識はほとんど無いけど
一生懸命私の名前を呼んでいました。
そして、その友達はバーバの情報を私に伝えてくれました。
「すずちゃん、残念だけどすずちゃんのおばあちゃんは今年の初めに亡くなったみたいだよ」って。
お葬式は、親族だけで執り行われたみたいで
私たちは、亡くなったこともお葬式のこともきかされませんでした。
親友は、泣きながら私に抱きついて
「辛いね。泣くのは私じゃなくてすずちゃんなのに」って、言ってました。
おばあちゃんが、まだ元気な頃
お兄ちゃんと買い物に出かけてたんです。
バレンタインが近いときこのお金でチョコレートを買いな、といって
お金をもらったのですが少しお金が足りず
「バーバ、チョコ買えないよ」と言ったときの事が頭から離れないのです。
あのとき、私がお金を足してチョコを買えば良かった。
バーバは、チョコレートを・・・。
ここからは、辛すぎるので話すのは止めますが

バーバと過ごした時間はほんのわずかだったけど
苦しみや悲しみにあふれた人生だっいたね。
私が、変わってあげたかった。

大切な思い出やバーバからもらったものは心の中に
入れておくね。

ありがとう、バーバ。
また、どこかで会おうね。

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2016/08/23 23:02
葬式にも呼んでもらえないって言うのはなんだか冷たいよね。

まぁ、もう過ぎたことだからどうしようもないけどさ。



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