ついでに谷中銀座
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2016/08/18 22:35:40
お盆行事と言えば、
東京は有明くんだりまで、特殊な本を買いに行く事ですが、
今年は一日で事足りたので、早めに前のり(前日現地入り)して
谷中銀座を見て来ました。
山手線の日暮里駅西口から出て跨腺橋を降りると、
その前がすぐ御殿坂となります。
この坂の通り自体、すでに商店街っぽくなっていますが
御殿坂を西に行くと下り階段があり、
これを「夕焼けだんだん」などと申します。
まあ、昼間見る限りは、商店街に続くただのコンクリート階段です(^^)
なんら、特別な感慨はわきません。
日暮れ時、ここから夕日に映える商店街が美しいと言われ、
地元の方が夕焼けだんだんと名付けたらしいです。
夕暮れまでは居なかったので、確認できませんでしたけど。
階段を降りれば懐かしい商店街があります。
この辺り、むしろお寺銀座と言っていいくらい、お寺だらけ、
谷中銀座の南には谷中霊園が広がり、お盆の事、お参りする
人の行き来が絶えませんでした。
そんな場所柄なので、商店街も古風なテイストで彩られてます。
和装小物、お線香、和菓子などの店が並びます。
店先に列が出来る佃煮屋さんって、私は始めて見ました。
しかし、ここでのお土産にはふさわしいようにも思います。
谷中銀座の名は伊達じゃなく、実際随分混んでいました。
しかも、外国人さんがとても多いのです。
和の趣を求める欧米の人が多いのです。
それを感心してしばらく進むと、T字路に出て、なんと、終わりです。
え、っと思うほど、この商店街は短いのですね。
地図で計っても200メートル程度しか無いのでした。
こんなに短い商店街に、こんなにお客さんが来るって、
逆にすごい事だなと思いました。
ちなみに、自分の入ったお店は、
夕焼けだんだん手前のビル一階の「谷中春郎」という店、
やなかハローと読むらしいです。お酒も出しますが昼はランチあり
クリームパスタを頂きました。細麺でおしゃれに美味しかったです。
階段を降りてすぐ「しにものぐるい」っていう名の店があるので、
何事かと見てみると、はんこ(スタンプ)屋さんでした。
主に女性向けなのでしょう、猫などのカットと名前を組み合わせて
印にしてくれるそうです。使えるイラストにはカラスやらゴキやらあって、
センスは何だか変ですが、ポップなハンコが出来そうです。
その先に、ねこのしっぽを売る店があり、
これはドーナツ屋さんでした。
棒状のドーナツに何か入れたり、チョコをかけたりして売ります。
私はバナナクリーム入りを食べました。ホカホカで旨かったです。
短い商店街なので、見て回るのはすぐ済んでしまいますが、
人の多さは一見の価値があると思います。
東京って、本当に色々なスポットがある物だと思いました。
東京は合衆国なのだなーと思います。
東京人と言っても、ここ何十年かに来た人が多いのではないかと。
東京に住む人であっても、東京見物が面白い、
そう言う土地柄が、色々な商売を成り立たせるのかと思います。
いろいろあって面白いですね、都会は。
名古屋だとそこまで思わないけど
東京は参勤交代で各地の色んな人たちが滞在していたせいか
大阪とも違う「混沌」を感じます♪