ギルガメシュとシュメール
- カテゴリ:人生
- 2016/09/22 08:31:14
台風明けの昨日、
新たに出来た地下回廊を見物しに行きました。
名古屋駅前のミッドランドスクエアビルは
地下街サンロードを東へ分け入った所で地下で繋がりますが、
そこから東隣りのクロスコータワー、
その南に新築されたシンフォニー豊田ビル、
さらに南のセンチュリー豊田ビルへと、
地下通路が繋がって、ミヤコ地下街に抜ける通路が出来ました。
で、試しにひと回り歩いて来ました。
この地下回廊は、最初から予定された感じじゃなくて、
豊田系列のビルが近くに並んだので、繋いでみました、みたいな物です。
それゆえ、各ビルとの繋がり方はちょっとギクシャクしていて、
地下街みたいなスマートな一本道ではありませんでした。
物見遊山の人としては、各ビル地下に入ってる食堂地区を巡るのが
面白い、といった所でしょう。
逆に言えば、あくまでビル同士の地下通路が繋がっただけなので、
レストランくらいしか見る物は在りませんでした(^^)
一巡した後はジュンク書店に行き、
「シュメル神話の世界」と
「文明の誕生」という、
二冊の新書を買ってきました。
共通点はメソポタミア文明が扱われているって所。
歴史面と精神面からのアプローチですね。
文字で書かれた物としては世界最古のシュメル神話の時代
すでに都市が存在しているとは恐れ入りますが、
実は都市以前の人の生活の方に興味あったりも、します。
人間がどのようにして「文明化」して来たのか、
それはそもそも、必要だったのか? などと思いながら、
雨の一日を文明のはじめに立ち戻って過してみるのも
よろしいのではないかと思っております。
私もよく知らなかったのですが、シュメールの歴史は古いのでした。
エジプトがダントツだと思ってたけど、それと同じくらい古いようです。
ただ、異民族や遊牧民が来るので壁で囲った都市国家になっていて、
互いに戦ってばかりいますね。
あそこで生き残るには、いやでも肉食系民族にならなきゃダメなのでしょうねえ。
あそこは楔文字でしたっけ?
しかしあのあたりは戦いに明け暮れるイメージが(笑)
日本の縄文文化のように平和の続く暮らしのほうが日本人には
あっているような気がします。あの火炎土器も実用よりヲタ的なものを
追求した結果のような気が・・・。