Nicotto Town



人生を失ってしまうカルト宗教に何故填るのか!?


こう言う性格なので、北大祭の「ちゃいとクッキーを食べながらの語らい」
みたいな勧誘を配っているチラシを手に入れた。

勿論北大祭の時に「オウムの様なカルト宗教」への学生向けの勧誘の
チラシで私に渡そうとしたのではない。
明らかに私を無視したのである。

ティッシュ配りの人へのそうだが私は当然貰う事にしている。
私を避けても前に行って手を出してティッシュを渡さないと
此処をどけないぞと言う雰囲気を醸し出す。

で、私をどかす為にティッシュを渡す。

ティッシュの中にはテレホン何だかと言う出会い系サイトへの勧誘の
チラシが入ったのが在る。
当然、どんなにストライクゾーンが広くてもバッターの背を遥かに超える様な
玉なので明らかに暴投なのだが、
私は冷たい視線で解っているけどティッシュが欲しいのよと言う例の雰囲気を
醸し出す。
露骨に横を向いて避けて別の人に渡そうとするが
更に其の前に行って手を出す。
数回繰り返して「ほら」と言う雰囲気で渡されるのを
「あいよ」と受け取ってやっとどけてやる。

実は何アレルギーなのか解らないが、この頃は化学繊維アレルギーと言うのも
在るらしい。
所謂フリースアレルギーなのだが、そんな事を言ったら着る物が無くなる。
詰り原因不明のアレルギーが多発していて、
直ぐにアレルギー反応が出ないで数年たって蓄積されてアレルギーに
変わるらしい。

そんなんで年中鼻水が出て息苦しくなる。
よってティッシュは必需品になってしまった。

其処で街で配って居たら必ず貰う事にしている。

そんな要領で私に手渡すのを避けた其のチラシを怪しいと思って
強引に手から引き抜いて頂いた。

で、読むと何と「チャイを飲んでクッキーを食べながら
人生を語る会」で「悩みをみんなで語って・・・」とある。

何と格安でチャイとクッキーが食べれる♪

私は其の書いてある時間に指定の場所へ行った。

入る寸前で阻止された。

チャイとクッキーを食べて悩みを語らいに来たのですけど、と
言ったがもう席がありませんのでと其の男は上から目線で言う。

では席が空くまで此処で待ちますよと言うと
今日はもうやってません、帰って下さいと言う。

後から来た人にはこっちですと引き入れている。

怪しげな煙が充満している様だ。

「何の煙ですか?火事じゃないんですか?
ボヤかも知れませんよ。誰かに知らせて来ますか?」と
中を覗きながら言うと
「お香の煙です。」と私を阻止しながら行く。

遂に其の男は「帰れ!」と恫喝をかけて私を押し戻した。

「何で暴力をふるうのですか?」と大きな声を言う。
「私はチャイとクッキーを食べてなやみを話しに来たんですよ」と
チラシを見せて中を覗きこもうとする。

数人の男が出て来て私を押し戻そうとする。
「今日はもう終わったんだ、帰れ」「帰れ」と
数人で私を取り囲んで「何者だ」と何と私のバックを
取り上げようとする。
中身は碌な物が入って無い。
身分を証明する物も僅かにお金と入れたがまぐちと
チラシとティッシュと。

勝手に開けるんですよ。他人の鞄を。

何だと思います?

で、何か可笑しいじゃないですか?何で勝ってに人の鞄を
取って中をあけるんですか!?と大きな声でわめいた。
何で押すんですか?わぁ~暴力をふるわれたぁあ~・・。

ゴタゴタと騒いだので中に入っていた女の人が
何だろうと出てきた。
其の人達を中に戻そうとする女の人。

で、私が悩みを聞いて貰おうとしてきたら、
暴力をふるって・・鞄を勝手に開けて・・・中を捨てて・・。
大騒ぎで、遠くに居た人もチラチラと遠巻きにみている。

あのねぇ、親元から離れて友達が少なそうな人を
事前に調べて、オウムは其の人に狙いをつけて
不特定多数を誘う様なふりをして勧誘をするんだって。

で、次の日も同じ様にチラシを配っていたから
近づいたら、其の男がチラシを配っていた女の人を
連れて木の陰に隠れた。

暫くじっとみていると二人で帰って行った。

未だにそんな勧誘に引っかかる?ていうか、
オウムが人数増えているんだって。

何で破防法をかけなかったの?

其の時の社会党政権の野中国家公安委員長だっけ。
あの地下鉄サリン無差別テロ事件の時の破防法を
かけなかった人。


まだ、在るんだよね。
何と人の祖先は宇宙人だと言う説を唱えている集会。

いや、宇宙人かも知れないけどね。
古典でオカマに乗った聖の話が出て来るけど。

問題は其の節の矛盾に在る訳。

例の如く、其の集会の中にすたすたと入って行く。
で、暫くきょうみ診診で其の説明を聞く。

何と既に勧誘された若い女の子がうっとりと宇宙の絵などを
暗い中で映された映像をみて説明を聞いている。

「で」と大きな声で其の矛盾を突く。

だとしたら「縄文人はどこから来たの?」
「北海道に居て縄文土器も知らないの?」
「縄文遺跡も知らないの?」と
何と彼は「縄文人」を知らなかったのだ。
「宇宙から来たと言う人に在った其の証明を出来る人は
縄文人をどう説明している訳?」と
大きな声での質問に映像を見ていた女の子たちが不安そうに
みている。

慌てて私は外に出された。
で、私の言った幾つもの矛盾を書かせて
其の説明を其の宇宙から人類は来たと言う男に
納得のいく説明を求めるそうだ。

いや、弥生時代も知らなかったので、
彼は日本人では無かったのかも。
唯、どこで仕入れたのか古典の「聖」は知っていた。

ナスカの地上絵とか色々言って居たんだけど。
其の程度の「ムー」の世界で人類は宇宙から来たと
言うのは無理があるでしょう。


で、夕食の買い物に出る時にお札を入れて行くのだけど
其れを忘れてスーパーの近くになって其れを思い出した。

お金を取りに戻るか!それとも小銭で買える材料で
夕食を作るか?冷蔵庫に何が残って居たっけ?
途端に歩きながら私の頭の中に冷蔵の中を思い描く。
必然的に歩みも遅くなり、時々止まって目をつぶって
冷蔵庫の中の映像を思い出そうとする。

うっすらと浮かんで映像と小銭で買える物を考えて
完全に眉間にしわが寄るし、顔も険しくなるし、
歩みもとまったり、とぼとぼ歩いたり、うろうろしたり・・・。

で、私は二人の女に声をかけられた。
何か悪い物に取りついているそうだ。
此のままだと凄い不幸が来るんだそうで
凄い教組を知っていて其の教組がお払いをすると
取りついたどんなに強い悪霊を退散すると言う
めったに人に会えない凄い教組が
偶々今来ているそうだ。

其の教組に特別に頼んでくれるそうだ。
多忙でなかなか飛び入りはしてくれないそうだが、
とても悪い悪霊の様な気がする。

15万円を出せば特別に合わせてくれる様で
そんな安くで引き受けてはくれないそうだが、
特別に頼んでくれるらしい。

私は冷蔵庫のやっと浮かんできた中身の絵がすっと消えて行ったのを感じた。
更に小銭で何を買ったら、其れをどう調理してと言うアイディアが浮かんで
きそうだったのが消えて行くのを感じた。

「失せろ!」と腹の底からお札を入れて来なかった後悔の気持ちを込めて行った。
えっと女二人は顔を見合わせた。

「どけろ!消えろ!」私は冷蔵庫の中をちゃんと見て来なかった後悔を気持ちを
込めて言った。

二人は顔を見合わせて道を開けた。
「違っていたわ、別をあたろう」とか、何とか言いながら足早に
去って行った。

私は必死に其れまで出てきた小銭で何を買えば、うっすら浮かんだ冷蔵庫の中の
食材でとまた思い出そうとしながらスーパーについた。

多分魚肉ソーセージと玉ねぎを買って冷蔵庫の残りの食材を足して
チャーハンにしたと思うんだけど。







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