白木と黒木。 題5話。
- カテゴリ:自作小説
- 2009/09/21 21:33:39
続きですよ~。
これ、ずっと続いているんですよ。
第何話、とは書いていませんので分かりにくいかもしれないんですが・・・。
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叫んだのに、振り向こうとしない黒。
「・・・聞こえているよな・・・?」
気が付いている様子ではあるのだが、振り向かない。
仕方なく、もう一回叫ぶ白兎。
「っおーい、黒ぉー!」
次振り向いてくれなかったらいじけてやる。
白兎は心の中で呟いた。
すると、嫌々そうに振り向いた黒。
「あ゛?」
何故だろう。顔が怖い。
いつも目つきは怖いのだが、今日は一段と怖かった。
ぎろり、と睨む黒。
「・・・え、あ、いや・・ただ、追いついたから呼ぼうとおもって・・・」
その威圧感に圧されてか、言葉が詰まっている白兎。
「そうかよ。」
そう言い捨てると、黒はまた歩き出した。
しかも、早歩きで。
「・・・。」
あれ、俺って何かしたっけ?
白兎は怪訝な顔をした。
・・・考えられることは白兎が寝坊したこと。
多分、それで怒っているのだろう。
多分。
「あのぉ・・・黒?」
白兎は黒の顔を覗き込みながら話しかけた。
「ん?」
こちらを振り向こうともしない黒。
「あの・・・怒ってる、よね?」
「あぁ?怒ってねぇよ。」
「いや、怒ってるね・・・その顔。」
「んだから、怒ってねぇよ。」
ちっ、と舌打ちをする黒。
思いっきり怒ってんじゃねぇか・・・。
白兎ははぁ、と心の中でため息を付いた。
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続きます。
でも、性格が反対だったりするので、あれですけれど(笑)
ありがとうございます~><
靴をはいてくださってありがとうございます。よくわからない人からもらったからいらないよ。といわれるかなあとも考えてしまいました。(笑) 当座の処置ね。部屋の内装かえたばかりで預金が少ししかなくて安いのしか買えませんでした。すこして誕生日あたりにまた何か贈ります。
続きが気になるなぁ♪