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シン・ドラマ汁


石川五右衛門 感想文

石川五右衛門 第二話

テレビ東京 金曜夜8時~

▼時代劇っぽくなりました
初回はいろいろぶっ飛んでましたが、2回目にして結構普通の時代劇っぽくなりました。
初回に感じた間の悪さもあまり感じられず、安定感すらありましたね。
話の方も勧善懲悪の実に時代劇らしい運び方で、力士の岩川親子と茶々のお忍び街歩きと、
相撲クジの闇組織など、ちょっとだけ複雑ではありましたが、最後にはうまく収束しました。
ほんと初回見た時はどうなることかと思いましたが、
このクオリティでしたら、時代劇ファンに安心して勧められますw
逆に、ぶっ飛んだ感じを求めていた人には、物足りなさがあったのではないでしょうか。

▼石田三成が一番の悪役らしい
五右衛門の一番のライバルは秀吉なのですが、三成が裏でこそこそやってますね。
今回も闇組織に捕まったのが茶々本人と知りながら、他人であると嘯いて、茶々をピンチに陥れました。
これって秀吉に対する反逆ですよね?
秀吉が、天下人らしく権力を駆使して五右衛門と対峙するのに対し、
三成は姑息な手を使ってくる一番嫌なポジションのようです。
しかも秀吉に心から服従しているわけではなさそうだし、
ある意味一番面白いキャラクターになってくるかもしれません。
実際の三成は秀吉を心から尊敬し、豊臣家のために身命を賭した…と思いたいのですけどね。
徳川家康に逆らった張本人であるため、江戸時代にクセのある人物という
レッテルを貼られてしまっているので、人物評は分かれるところです。
ま、このドラマは史実ほぼ無視なので、あまり気にしないで見ることにしましょうか。

▼今回の裏の立役者
子供をさらわれた力士が八百長をしてしまうという、ジレンマ溢れるストーリーで、
結局勝敗は岩川の対戦相手だった鉄ヶ嶽が勝って終わりましたが、
この鉄ヶ嶽も実にいいやつで、八百長で勝ったことを悟って憤りを感じ、
最後には闇組織の壊滅に一役買ったところが、実に爽快でした。
これで鉄ヶ嶽も八百長に加担していたとしたら、もっとイヤ~に気持ちになったことでしょう。
というわけで、今回の裏の立役者は、鉄ヶ嶽だと思います。
暴れ馬というより暴れ牛でしたけどねw




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