石垣旅行10月11から17日の六日目
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2016/10/30 08:21:06
私にとっても一箇所に留まってかなり長居な六日目です。
明日は帰らなきゃならないので、事実上ラストという気分。
ならば、惜しみなく歩くまで、と言う気になります(^^)
この旅の後半に泊まったベッセルホテルというのは、
前半に泊まったミヤヒラより西にあって図書館の裏の静かな所。
石垣図書館は例によって石垣島らしさを演出する赤瓦屋根ですが
規模は大きくて、内部は近代的で快適な図書館でした。
図書館の西に市民会館通りがあり、そこを北に進むとJAがあります。
パンフレットなどにファーマーズマーケットと紹介してあるので、
ここはちょっと覗いてみましょう。
朝9時に開いたばかりの広い店内に入ると、中は農産物が
沢山並んでいました。まあ、予想された情景ですね。
自分にはよく分からない野菜が多いです。
さすがにここで野菜を買って帰る気は無いので、
外の自販機でレモンティを買っただけで次に進みます。
ファーマーズマーケットの北の道は石垣市役所の前を通る道です。
渡って北に行くと、桃林寺に行けます。
が、その前に道の向こう側に一軒の店が目に入りました。
「かみやーき小 かまぼこ店」と看板が出ている店です。
青い海を背景に赤い文字の看板は、かまぼこ店にしては派手です。
そう言えば石垣島はかまぼこの美味しいことでも知られています。
ここは入ってみる手でしょう。
三階建てくらいのビルの地階、アルミサッシの入口を入ります。
中は案外狭いです。端っこにガラスのショーケースがありました。
何だか、洋菓子でも入ってるような品のいい陳列です。
が、中身はかまぼこ。
鯛の形の鯛かまほこや羊羹みたいな紅白かまぼこは、引き出物?
ヘルシーという野菜を混ぜたハンペンみたいなの、すごもりと言う
ゆで卵をかまぼこでくるんだ物とか色々あります。その中で私は
ポーポーおにぎりって言うのを買いました。
ポーポーって言うのは、かまぼこをクレープみたいに平たく伸ばし
それを巻いた棒状の食べ物ですが、今回の場合はこの平たいかまぼこで
ご飯が包まれたおにぎりでした。中身は赤飯みたいな物。
これは普通においしいですね。本土でも作ればいいのにと思いました。
さらにここから北に入ると、昔十八番街と呼ばれた地域があります。
ここは以前夜の店のあった地域らしいですが、歩いて見た所、
今は小さな古い居酒屋や焼肉があるだけで、さびれた小路になってました。
観光用地図にはこの北あたりに、赤瓦屋根の多い地区があると
書いてあったので入って見ますと、狭い生活道路のあっちに一軒、
こっちに一軒と、僅か数軒残っている程度の状態でした。
中には赤瓦を漆喰で固めきって屋根が真っ白の家もありました。
もっと島の内陸に行ったらどうだか分かりませんが、
石垣島にはもう赤瓦屋根の島らしい家は少ないようです。
そのあたりの三階建てアパートの一階に、明るいオレンジの看板の「ハッピーマートほんな」というスーパーを見つけました。
もちろん、入ってみます。
店内は缶詰類や調味料の豊富な品揃え、その中からレトルトの
ソーキ汁と「黒糖げんまい」を買いました。
この「黒糖げんまい」って言う飲み物? これはキョーレツでしたね。
見た目、ビン入りコーヒー牛乳みたいな物ですが、
中身は玄米をスムージーみたいにドロドロの液体にし、それに
黒糖で甘味付けした物でした。
黒糖の甘い香りと共に、どろっとした液体が口に流れ込んできて
これは飲料なのか流動食なのか、と困惑する物でした。
他の店では見当たらなかったので、島の中でもポピュラーでは
無いのかも知れません。
ある意味、ここで出会えて良い思い出になりました。
二度は飲まない所存です(^^;
そんな島独特の味を楽しみながら、前回行った
スーパーかねひでのあたりまでをふらふらと散策した後、
ホテルに向かって帰りました。
特に名所旧跡を回らない普通の町並み散歩にあけくれた一日でしたが、
普段着の石垣島を味わえた一日でありました。
ポーポーは美味しいです(^^)
他のかまぼこも買えばよかったと、今後悔しています。
黒糖げんまい、食感は味付きバリューム、って言ったら言い過ぎでしょうけど・・・
名古屋の沖縄ショップ(中日ビルとか大須とか)では、同種の「飲む極上ライス ミキ」という
缶ドリンクが売られています。勇気が出た際には、お試し下さいw
黒糖玄米・・・ぜんざいのような??
ところかわれば、食い物かわるー\(^o^)/