Nicotto Town


ま、お茶でもどうぞ


いぬは、あしたのことはかんがえません

みなさん、こんばんは。

蒼雪のミニチュアダックスのりんごちゃんです。

最近、蒼雪のおともだちに「蒼雪さん元気なさそう」と指摘されて、蒼雪も「うん、そうなんだよね…」とつぶやいていました。

それというのも、真剣に世界平和について考えていたからです。
ぼくは犬だからよくわからないですが、なんか大変みたいですね。

言葉遣いのらんぼうな人がだいとうりょうになっちゃったり、おやがこどもをころしたり、こどもがおやをころしたり、げーむにむちゅうになってひとをころしたり、がっこうでみんなでわるぐちをいいまくってひとをしにおいやったりする。

こんなよのなかもういやだな…。って蒼雪が毎日ためいきをついています。
いじめで自殺した子は、本当は自分じゃなくていじめたやつらを殺したかったのだろうね。死ぬことしか逃げ場がなくて本当にかわいそうだ、とないていました。

蒼雪もようちえんからちゅうがっこうまでいじめというのを経験しているので、つらさはよくわかります。
でも、死のうと思わなかったのは、いつかそいつらを見返してやるんだ、という気持ちがあったからだそうです。
だけど蒼雪にひどいことをしたやつらを許すまでに何年もかかって、そのせいで人間ふしんにもなり、小さい時はすごく明るい性格だったのに、ものすごく「ないこうてき」になっちゃったそうです。

ぼくは、いじめというのはよくわからないです。
でも、人間のこどもがすごくこわいです。こどもは、えんりょというのをしなくて、ぼくがいやだってさけんでるのにさわろうとしたりします。

てっていてきにぼくが子どもぎらいになったのは、蒼雪のママさんがママさんの友達とその孫の女の子をたびたびおうちに呼んだことがあったからです。

女の子はぼくを気に入って、一緒に遊びたがりましたが、ぼくは知らない人が大嫌いなので、大声で吠えて逃げました。
ママさんはちっともその子を怒らないでぼくを怒ったりしたので、だからぼくは子どもがだいきらいです。

そとに散歩にいったとき、遠くに子どもの気配がすると、立ち止まって蒼雪に訴えます。そこから先には子どもがいるからいやだ、って。
50メートル以上離れていても、声やにおいでわかります。でも蒼雪はわからないので、ぼくが立ち止まるとふしぎそうな顔をします。
でも、ぼくの顔と視線の先を見て、子どもに気づいてくれます。
そして、「ああそうか、わかった」と引き返してくれます。



蒼雪の家族はみんなでぼくやくり子(同居している和犬の女の子です。くり子は仮名です)を気遣ってくれますが、ぼくたち犬の立場で考えてくれるのは蒼雪だけです。

蒼雪は、ぼくたちが少しでも楽しいじんせいを送れるように、年に2回、遠足に連れてってくれます。
ぼくは遠足が大好きです。でもあまりにうれしくて車の中でうたをうたってしまうので、うるさいから蒼雪のパパさんとママさんはいやがって、遠足に連れてってくれません。

蒼雪は車の運転がじょうずな妹さんをせっとくして、ぼくたちを遠足に連れて行ってくれます。春は海、秋は山です。

ぼくは海が大好きです。ぼくがちいさいころ、蒼雪のパパさんママさん、蒼雪と一緒に初めて行った遠足が海だったからかなあと思います。

だからお出かけのときは、海に行きたい!と叫ぶのですが、蒼雪は「山にいくんだよ」といって、じゅう月、しみんのもり、という場所にぼくらを連れて行きました。秋は山を見た方が楽しいと言い張るのです。

海じゃなかったけど、知らない場所を蒼雪たちと歩くのは楽しかったです。
しみんのもりで、プチ登山をしました。片道800メートルを、30分かけて登りました。
まだ暑さが残ってて、蚊がいっぱいとんでて犬には危険でしたが、蚊のびょうきよけのお薬を飲んでいるのでだいじょうぶ、と蒼雪は青くなりながらはげましました。
ぼくらは服を着ていたので、蚊は止まったけど、さされずにすみました。
服は車にぼくらの毛が飛ばないようにするためのものでしたが、秋口の登山にも役に立ったね、と蒼雪が感心していました。

ぼくとくり子はちっとも疲れないで、頂上まで登り切りました。
でも降りてきたら、すごく疲れてしまったので、歩きたくなくなりました。
蒼雪が、自由に拾えるくり園を見つけて、拾おうと言い出しました。
妹さんは疲れたので車で寝て待つことにして、ぼくも休みたかったのですが、せっかくきたのだからと、蒼雪はぼくとくり子を連れてくり拾いに出たのです。

でもくり林はすっかり実を落としていて、そこらじゅう、いがいがのじゅうたんがしきつめられていました。
蒼雪の家の近所の林にもくりの木があるので、いがいがの痛さは知っています。
ぼくはこんなとこ歩きたくなかったのですが、ただでくりを拾えるといろめきたった蒼雪は、かまわず踏み込みました。

入りはじめはいがいがも少なかったのですが、それでもハードモードでした。そしてすぐにエキストラモードになり、ちくちくが足のうらにささっていやになりました。
振り返った蒼雪は、すまなかったなあ、と言ってぼくをだっこして、また目をこらしてくりを探しました。

くり子は、和犬と何か小型犬の血を引いているので、体がとってもちいさく、足もぼくと同じくらいの大きさです。
でも和犬の体型なので、ぼくよりスマートに歩きます。散歩が大好きなくり子は、器用にいがいがを避けて楽しそうに歩いていました。

蒼雪は重たいぼくを苦労してだっこしながら、それでもがんばって20個くらいくりを見つけました。
まるまるとしたくりを見ると幸せな気持ちになる、と言いました。

でもくりのいがをわると、必ず真ん中にやせっぽちの実があるので、切なくなるとも言いました。ぼくはくり子に似ているなあ、と思いました。くり子のおいたちは、またあとで書こうと思います。

そんなこんなで楽しい遠足は終わりました。
遠足は楽しかったけれど、蒼雪は悲しそうなため息をついていました。
がっちゃん、とむねのおくで音がした、と言うのです。
数字が回転する昔のデジタル時計。数字のドラムががっちゃん、とおもおもしい音を立てて回った気がする、と。

ぼくたちがいつしんじゃうのかしんぱいで、その音を聞くと悲しくなるんだそうです。

でもぼくたち犬は、そんな音聞こえません。
まばたきしたそのつぎに、何が起こるのかちっとも考えないです。
だから、おいしそうなものをみつけたらすぐたべちゃったり、あちこち吠えておこられたり、かいぬしさんから離れてまいごになったりします。

でもそれでいいと思ってます。だって犬なんだから。
だけど人間は、あれこれ先のことを予想して、心配して、想定しないと生きていけないそうです。
蒼雪も散歩の時、車や人やお天気や子どもや、地面の誰かの落しものに気を配っているので、とてもつかれるって言ってました。

ちがうなあ、なんだっけ。ぼくが言いたいのは、そうです、いつ死ぬか、なんて考えてもむだだよってことです。

毎日息をして、ご飯食べておしっこしてうんこして寝て、散歩にいって寝て、それだけでいいと思ってます。なんにも怖いことがなければ、それでいいと思ってます。

蒼雪に言ったら、そうだねってうなずいてました。
「1分1秒のありがたみを、教えてもらったよ、りんごちゃんちゃん」
生きるって、それだけでじゅうぶんだよね。

アバター
2020/08/22 12:35
ハルさん、ありがとうございます~( ;∀;)
ハルさんもご無事で何よりです^^

誕生日、忘れずにいてくれてうれしいです。もちろん、忘れてたってかまいませんよww
四十過ぎると、年齢なんてどうでもよくなりますね!と言いつつ、誕生日くらいはおいしいもの食べたいので、ちょっと高い海鮮丼食べてきました。一年に一回の贅沢です。
私の住んでる県も、猛暑日はかなり体調崩しました。自室にエアコンがないので、扇風機に保冷剤を付ける装置を買ったのですが、室温33度じゃあすぐ溶けるww
仕方がないので、唯一ある居間に涼みにいくも、母の愚痴やら独り言に悩まされ、りんごちゃんにも触りたくなるのでりんごちゃんにもストレスをかけてしまうため、また暑い自室にこもる日々を送ってました。せっかくもらった3連休がそんな感じで、仕事行ってる方が涼しかったです^^;

りんごちゃんも、目にがんができてると言われてから、特に大きな変化はありません。老犬なので進行が遅いんでしょうね。元気にご飯食べて、散歩も短距離ですが行けてます。

ハルさん、いつも頑張っていてありがとうございます(#^.^#)
私が感謝してどうなのという感じですが、本当に、ハルさんがいてくれて良かったと思ってます。たまに来てくれると、とてもうれしいし^^
ハルさんのお体も、今年一年苦しくなく、穏やかに過ごせますように。私もお祈りしていますね
アバター
2020/08/21 23:08
こんばんは、ご無沙汰してるうえに、唐突な場所に失礼します、てへ☆

何故なのかもうお分かりでしょう♬
そう、蒼雪さんのお誕生日をお祝いするためです♬
お誕生日、おめでとうございます♡
(ノ〃^▽^〃)ノ。・:*:・゚★,。・:*:・゚オメデトー♪


体調や環境はいかがでしょうか?
コロナや酷暑で激変な最近ですなあ…
りんごちゃんやご家族の皆さんは変わらずお元気でしょうか?
少し前に蒼雪さんが仰っていたように、夏祭りも花火もないと静かですなあ。
いつも以上にぼんやりしているハルです。
貧血進んじゃってクラクラです(笑)
でも、がんばって生きてます♬
こんな私ですが、蒼雪さんのお誕生日だけは忘れずお祝いしに馳せ参じました♬ギリギリだけど…てへ…
蒼雪さんの1年がなるたけあたたかく穏やかな日々であるよう、心から願ってます。
((*´∇`人´∇`*)))
アバター
2016/11/13 12:29
元くん、こんにちは。初めまして、蒼雪です^^

元くんは11月11日の生まれなんだね。ワンワンがいっぱいそろってかっこいいなぁ。
私は家族の誕生日を覚えるのが苦手なんですよ。りんごちゃんの誕生日は血統書に書いてたけど忘れちゃった。
両親とおなじく、3月生まれってことは覚えてるんだけどね。家に来た日が5月22日だから、たぶん3月22日だと思う。
3月は、両親とりんごちゃんまとめて誕生日を祝ってるよ。

そうか、元くんはみにくいあひるの子だったんだね。ハルさんと出会えて本当によかったね!^^
犬は社会性の強い生き物のせいか、実はけっこう他人に対して厳しかったりするんだよね。○○嫌い、というのはどの犬もあるんだね。
うちのくり子もね、産まれて2か月くらいで捨てられてて、その時カラスや猫に襲われたらしいんだ。だからカラスと猫、それに雌犬が大嫌い。雌犬が嫌いっていうのは、お母さん犬にも構ってもらえなかったからかなぁ…。

でもすごく人懐こくて、走ったり、法面(道路の斜面)を歩くのが大好き。元くんもビニールハウスとか、畑とかたんぼに慣れ親しんできたんだね。君が生きてたら、きっといい友達になれただろうな。
くり子を見ていると、きこりとか農家の家に育てばいい犬になっただろうなと思います。自由に野山を駆け回って、動物を追ったり、何かの番をしたりできたはず。きっと君やくり子は、山野を駆け巡る犬の血を引いているから。

最近デシディアデュオデシムファイナルファンタジーっていう舌を噛みそうなタイトルのゲームをやったんだけどね。
ラグナってキャラがセリフで言ってたんだよ。「別れの一瞬は必ず来る。でもその時までの時間を楽しめばいい」ってことをね。
なんてタイムリーなんだと思ったよ(笑)
でもこんな形で、いろんな人やものからメッセージをもらってます。私はひとりじゃないんだねw

あははは、そうか、君も性別関係ない派?実は私もなんだよ。マイノリティー仲間だな!
性別の真ん中にいるせいか、男女どっちの気持ちもわかるようになってきた。それはそれでいいことだと思う。
てか、ハルさんのつっこみに爆笑しましたww

元くんのコメント楽しかったよ。元気も出ました。また書きにきておくれね!

アバター
2016/11/12 20:56
おっす、そうせつさんはじめまして!おれハルんちの元(げん)!\(^o^)/
もうとっくに虹の橋を渡ってるんだけど、11月11日はおれの誕生日だからちょっとだけかえってきたよ♬
おれは13にんきょうだいで、ママもみんな白いのにひとりだけ茶色に生まれてきたから、生まれてからハルんちにもらわれるまで何ヶ月もずーっといじめられてきたんだ!
だからすっげーうちべんけい!(笑)
普段はこわいから小屋の下の隙間から出てこられないんだ…吠えるのもそこから。
でも近所の酔っ払いのおばちゃんが夜中にからんできても負けないガッツは持ってるぜ!
りんごちゃんちゃんもご主人さんの事をあいしてまもってるんだな、えらいぞ!
くりのいがいがとか登山とかおもしろそう!
おれはよく車に乗ってビニールハウスに行って遊んでたよ!ビニールってなんかわしゃわしゃしてもちゃもちゃしておちつくんだぜ!
おれたちはそういう楽しいのとかおいしいのとか吠えるのとかはしゃぐのとかが大事だから、他のことを悩む脳みそのスペースはないんだぜ!
でもりんごちゃんちゃんが言うみたいに、にんげんはちがうよな。
そうせつさん、りんごちゃんちゃんを失くすのがいやなんだな。
愛してるからしかたない。
いやだってきもちはなくせないから、ハルはおれが年をとるのをみないふりをしてたよ!
さいごはおれ、さんぽすごくすきなのに足腰が立たなくなっててよろよろして、歩けなかった。帰りは抱っこきらいなのに抱っこされちゃった。
でも、ハルとさんぽ、楽しかった!
昔は全速力で走りたくて、でもさんぽで走ってくれるのハルだけだったから、ハルといくの好きだった!じきゅうりょくないからすぐヘロヘロになってたけど(お互い様だ、とハル笑)
そうだ、おれもりんごちゃんと同じで人間の子どももついでにいぬも好きじゃなかったけど、ゆいいつ白いちいちゃいいぬは好みだったぜ!
りんごちゃんちゃんが白かったら、きっと大好きになってただろうな(๑˃ٮ˂๑)
ま、多分、白くなくてもいいやつだから好きになったと思うけど♬
おれ、あんまり性別関係ない派だし♬←元やめて…
そうせつさんも、考えすぎるとしんどいよ!
でも悲しいときは悲しくて、とことん悲しむのはいいことだとおもう。
ごまかすよりはいい。
愛されてるってことを忘れなきゃ何してもいいとおもうぜ!(o^-^o)
じゃ、またね♬
アバター
2016/11/12 10:06
パミタンさん、コメントありがとう^^

蒼雪は毎日でも連れて行ってあげたいと言ってますが、なかなかそうもいかないので年に2回の遠足です。
だから散歩のときは、少しでも変化があるように、ときどきコースを変えてるんだよ。ぼくがもっと若かった時は、おうちから何キロも遠くまで歩きました^^
遠足はとても楽しかったよ。また来年もいくんだ!もちろん、ぼくはずっとげんきです。


ここからは私ですが…本当にパミタンさんのおっしゃる通りですね。
10歳あたりから、老人班…加齢による皮膚のシミが被毛から見えた時は、ああ年なんだなってショックでした(笑)
目も衰えず、歯もりんごちゃんは抜けたりせず、全然若く見えるんですが、もう12歳。人間でいうと70歳近いんですかね。
脂肪分の高い食べ物を受け付けなくなったし、この間はおしっこをトイレまで我慢できず、トイレの直前でおもらししてましたw
犬の平均寿命を考えると、少しも時間を無駄にできないんだと、焦りも出ます。でもりんごちゃんにとっては、いつも通り穏やかに暮らせればいいんですよね。別れの時を思うと切なくなりますが、今を大切にしなければ。
だから、私が弱気になってたらほんと、いかんですねw
アバター
2016/11/11 21:33
りんごりんごちゃん楽しい遠足良かったね
蒼雪さんはりんごちゃん達との時間がとっても大好きで大切なんだよね
りんごちゃんいつまでも元気で蒼雪さんのそばにいてあげてね

蒼雪さんわん達も年を重ねると無邪気なだけじゃなく病気したり色々心配事が増えますね
こればかりは仕方ない気もしますが でもだからこそ自分が元気でいなくちゃですね(´∀`)



月別アーカイブ

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010


Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.