パンズ・ラビリンス
- カテゴリ:映画
- 2016/11/18 20:17:40
映画「パンズ・ラビリンス」
内戦後生きるスペインの薄幸の少女の物語と取るか?
幸せなファンタジーと取るかは自由だ~な作品。
父親亡くし母親は軍人の大尉と再婚。
もうすぐ弟が産まれる予定だが
父親はレジスタントの戦いに夢中そして少女に全く
興味がない。むしろ嫌い。殺したい。邪魔。
弟が産まれることだけ生きがいみたいな父親。
少女はそんな中、妖精が見えるようになり
妖精から妖精王国の姫だと知らされる。
姫の証明に三つの課題が与えられるが二つ目に
ミスしてしまい妖精が消える。( ノД`)シクシク…
母親が弟出産で死ぬ。
父親は少女に虐待。
その時、再び妖精が現れ「弟連れて来い」
と次の課題与える。
「殺されるやん父親に」
とは思うけど連れて行く。
追いかけて来る父親。逃げる少女。
そして妖精が再び現れ
弟の血要求。拒否る少女。
背後から父親が迫る。
そして少女は殺された。
そして奇跡が起こる。
妖精国の姫として迎え入れられた少女。
全ては試練だったのだ。
笑顔の少女。
現実世界では血だらけで倒れている少女。
果たしてどちらが本当なの??
多分現実逃避じゃないかと思った。
現実世界が辛いなら夢の世界の住人になるのも
悪くない??
それとも与えられた試練の課題にパスして
現実世界の体から妖精王国の姫の体に
憑依したのだろうか??
英語版ですが視聴しました。
大まかなとこは理解しているはずです。多分・・・。
女の子って自分が姫だと妄想する時期がある。
セレブな生まれだったらとか・・・。
それならば現実世界に失望して幻想に生きるのも良いです。
食べちゃダメ言われたら食べるのがセオリー。
映像が綺麗で残酷で・・・
でも
本人は幸せになれたから良かったのではないかと
思いました。
どちらにしてもあの父ちゃんはダメだ。
コメントご訪問ありがとうございます。
印象深い映画の一本です♪
妊娠している母の子宮を象徴した イチジクの木の中に入るシーンが好き。
母親のベットの下に置いた マンドラゴラも可愛い♪
(暖炉に放り込まれちゃたけど)
地底の王国の姫が地上に冒険に出て死んでしまった。
その姫の生まれ変わりが あの女の子で
魂は元の地底世界に戻ったという意味で
ハッピーエンドなのでしょうね。(可哀想ですが)