Nicotto Town


✪マークは作り話でし


あなたと

すり切れていく哀しみを流しに海に来た、
なぜかここに来るとあなたに合えそうな気がして。
あなたと並んだ冬の日は、
ダッフルコートのポケットに陽だまりと夢を詰めました。
セーラー服とローファーで寒いと思う隙もなく、
ただ次のただ夏の花火とか明るいものだけ見てました。
ブーッを脱いで素足ななれば、
あの日と同じ砂浜を歩けるような気がして。
変わらないのは海だけで、
私もあなたの思い出も遠い所で綺麗になって、
綺麗な自分だけ寂しくなって、
だから流しに来たのです。
手首の火傷の傷跡ですら七年たてば消えるもの、
歩幅の違いに躓いた若かった頃の私はもういない。
生々しかった感触は潮風がさらっていきました、
私を支えた感傷も波がさらっていきました。
小瓶に詰めた手紙のように波が足元に戻すから、
海の匂いも素足の砂も途中で捨てて帰ります。


アバター
2016/11/24 17:33
7年かー。。。( ̄(工) ̄)

アバター
2016/11/24 07:14
潮風がさらっていったなんて~~ステキ

思い出は、美しく心の宝箱にそっと・・・ネ(^_-)-☆
アバター
2016/11/24 01:01
あの時も、今も、海だけが知っている^^。
アバター
2016/11/23 23:18

切ない・・・ね。

明日は、やっぱ雪なのかな。




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