相棒 season15 感想文
- カテゴリ：テレビ
- 2016/12/01 16:32:59
相棒 season15 第８話「１００％の女」
テレビ朝日 水曜夜９時～
▼最初からネタバレご注意！
今回は、事件の真相を暴くとともに、担当検事のちょっとした法令違反も暴くという、
どちらかというと社会派のストーリーでした。
脚本は最近すっかりおなじみとなった金井寛氏ですが、今までと少し作風が変わりましたね。
今まではどちらかというとミステリードラマの王道を行くようなタイプが多かったように思います。
今は亡き小野田公顕に「杉下の正義は暴走する」と言われたように、
視聴者の正義感とは少しズレていて、ジリッとするような思いをする展開だったのではないでしょうか。
▼揺らぐ正義
必ず有罪にするため、少しでも無罪になる可能性がある被疑者を不起訴にする検察の風潮を嘆きながらも、
自分が担当した被疑者を必ず有罪にするという凄腕の女性検事。
結局自分の弱み、そして証言者の弱みが明るみに出るのを避けるため、
証言を少し変えてもらったせいで、検事を辞職することになってしまいましたね。
実際証言者の女性教師が男性を目撃したことは確実ですし、その男性が被害者を殺したのも確かなのに、
なぜ証言をちょっと変えただけで、有能な検事を１人辞めさせなければならないのか。
これは法曹界にとっても大きな損失になるはずです。
しかし、そこを譲れないのが杉下という人物。
それはわかっているのですが、杉下も捜査のため多少の法令違反をしたことくらいありますよね。
明るみに出れば問題になるようなことだってしてきましたが、窓際部署とはいえ警察官なので、
世間に知れれば批判されるのは上層部。
だから彼らがいくら法に軽く触れようが、罪に問われることはほぼないのです。
そのへん卑怯だなと思いますが、杉下のスタンスが一定でないのは、
脚本が複数人の持ち回りのせいでもあると思うんですよね。
これだけ長く続いてきた刑事ドラマだからこその弱点とも言えるでしょう。
▼ロシア
ロシアの大使に内内定していた対ロシア強硬派の外務省高官が殺され、
ロシア絡みの事件ではないかと警視庁は腫れ物に触るように捜査していましたが、
ロシアという実在する国名を出して大丈夫なのかなと思ってしまいましたｗ
以前「外交官黒田耕作」のドラマにて、メキシコの大使館職員が交通違反をもみ消そうとした
というストーリーがあったのですが、それに対し本物のメキシコ大使館から抗議があったという問題がありました。
相棒や科捜研など、東映が作成するドラマでは、その問題があったからかどうかは知りませんが、
よく悪事を働く治安の悪い国として、「エルドビア」という架空の国が出てきますねｗ
ロシアはソビエトの頃からアメリカやイギリスに敵視され、ロシア人が悪役として
出てくる映画なども多く作られましたが、それについては抗議とか全然してないんですかね。
ふと気になってしまいました。
グローバル化したせいで、いろいろとやりづらい世の中になったものです。
その回はなかったことになってますｗ
エチアピア…ひょっとしてエチオピアのことでしょうか。。。
書くのを怠ってましたが、エルドビアは中～南米あたりにあるという設定なので、
アフリカのエチオピアとは違いますね^^;;;
相変わらずツッコミ所が多いRAKIさん素敵ですw
MOZUはマニアには大受けだったのですが、ドラマの視聴率が悪かったので、
今後もし展開するとしたら、スペシャルドラマか映画になるでしょうねぇ。
吉田鋼太郎もエキセントリックでよかったですね。
死後も双子の兄弟役として出てきましたねw
私はゴツい方が鋼太郎で、なよっとしてる方がリリーと認識しておりますw
メキシコ大使館の抗議は
嫌なことあった大使館員がたまたまドラマ見ていて
八つ当たりしたってパターンなんやろかねえ？？
他国をネタにしているドラマや映画なんてメッチャ多いんやから
いちいちチェックしてるとは思えんしなあ～
運悪かったんやなあ
エルドビアはあきらかにエチアピアなんやけどｗｗ
エチアピアの方は怒らんのやろかｗｗｗ
MoZUはいきなり映画いかんで良かったよ(苦笑)
ドラマ全クリしてみにいかんとチンプンカンプンやなｗｗｗ
確かぞぬこさん映画はみとらんいってたんで
ネタバレなるんで内容は言いませんが、
さらなる続編を作りたかった雰囲気がなんとなくあったんやけど、
↑がネックなって立ち消えなってる雰囲気あるなあ
うんうん、長谷川の演技は光ってましたな
あとは剛太郎やなｗ
てか、うちこの方とリリーフランキーがメッチャかぶるんで
演技スタイルがごちゃ混ぜなってあかんｗｗ