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シン・ドラマ汁


<最終回>スニッファー 嗅覚捜査官 ...

スニッファー 嗅覚捜査官 最終回
NHK 土曜夜10時~

▼最初からネタバレご注意!
最終回は、10分延長でした。
やっぱりこのくらいあると、見応えありますね。
今回は、愉快犯+知能犯という今までで一番厄介な相手。
しかも華岡の記事を見て彼に挑戦を挑んできたので、まったく正体がわかりません。
まぁ視聴者は最初から安田顕であることはわかってましたけどねw

▼双子
ミステリーの世界では双子はタブーの要素で、扱う時には細心の注意が必要です。
特にアリバイトリックでは、双子でしたーというオチは最悪ですよねw
もちろん双子が出てくるミステリーもあるのですが、大抵効果的に、上手に使っています。
こちらの作品の双子の使い方は、まあわりとよかったと思います。
正直終盤まで双子にする必要はなかったのではないかと思ったりしたのですが、
最後にどうしても双子にしなければならなかった理由がわかりましたね。
それにしても、恐らく犯人は人好きのする双子の兄を、昔から妬み、憎んでいたのでしょう。
だから血を分けた兄弟を、自分のために躊躇なく殺してしまったというわけですね。

▼サイコパス
犯人はサイコパスということでしたが、どうも調べた感じだとサイコパスとは少し違うような気がします。
サイコパスとはそもそも、良心や善意がまったくない、そして愛情すらない人のことです。
もし犯人が幼少の頃、誰からも好かれる兄に対し嫉妬していたのだとしたら、
それは裏返せば兄のせいで自分が誰からも好かれなかったと感じていたからだと思うのです。
サイコパスは愛情がないので、誰からも好かれなくても平気なんじゃないでしょうかね。
それに憎しみという感情は、愛情から生まれるものです。
つまり犯人は厳密な意味でのサイコパスではなく、兄に対するコンプレックスが大き過ぎたため、
自己顕示欲が強くなってしまった良心が乏しい悪人だったのではないかと思います。
もし彼が双子でなかったら、もっとまともな人生を歩んでいたかもしれません。

▼どっちを選ぶ?
華岡の元妻と女医、華岡がどちらかを選ばなければならないというシーン、
あの時2人とも猿轡をされていたので何を言っているのかわかりませんでしたが、
何か言わせた方が面白かったのになと思いました。
「助けて!」「私はいいから彼女を助けてあげて!」「え、じゃあ私もいいから彼女を助けてあげて!」「どうぞどうぞ」
こんなやりとりがあったら面白かったのにと想像してしまいましたw

▼ラスト
最後に仮面をかぶった怪しい人物が現れましたが、なんだったんでしょうねw
これからも華岡たちの活躍は続く!的な終わり方なのでしょうか。
原作のドラマはもっと本数があるっぽいのですが、NHKとはいえ視聴率があまり芳しくなかったので、
続編があるかどうかはちょっと判断できませんな。

アバター
2016/12/06 01:39
浦沢直樹のモンスターは読んだことないですね。
なんか怖そうだったのでw
ホラーっぽいのってちょっと苦手だったりします。
その割りに寄生獣やベルセルクなんかは読んでますが…
寄生獣と言えば、サイコパスって寄生獣に似てますよね。
高度な思考能力を持ちながら、悲しいとか嬉しいなどの感情がまったくなく、
自分たちの生存本能を軸に行動するという。
ミギーは主人公の影響受けて多少感情めいたものが発生しましたが、
純粋な寄生獣は虫のようだと例えられていましたね。
スニッファー、視聴率あまりよくなかったですが、
9時台の放映だとまた少し違ったのではないかと思います。
枠を1時間にして主人公たちの個性をもっと前面に出せば、内容ももっとよくなりそうなのですが。
アバター
2016/12/05 12:37
ブログ廻りの、お昼時間こにゃにゃちわ(^^♪

サイコパスいうたら浦沢直樹のモンスターに出てくるヨハンいったかなあ
この方やなあ~
まだサイコパス言う言葉がメジャーでない時分だったから
それはもう強烈なインパクトうけましたなあ~

そして、このヨハン以上にサイコパスを上手に描けた作品には
うちまだ出会ってないなあ
この漫画にかなり影響受けてる作家さんも多いと思うよ。

うんうん、続編もあるかも~みたいな感じの終わり方だったけど、どないかな~~?
忙しいお二人やから、どしても疑問形なってしまいますにゃ



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