美味しい干し柿
- カテゴリ:レシピ
- 2016/12/09 20:33:04
先週、秋田の忘年会に参加。
「せっかく来て頂いたのだから。」と、翌日は県内の温泉宿を社長が予約しておいてくれたので、そこでゆっくりお湯に浸かって堪能することが出来た。
その宿に案内してくれた女子社員の両親が近くに住んでいて、リンゴの収穫、干し柿、漬物などを作っているというので、誘われるままに立ち寄った。
行ってみると、母屋と小屋の軒先は全て干し柿と、漬物用の大根がぶら下がっていた。
イヤハヤの光景だった。
結局、大根の漬物(匂いが強烈)、リンゴ一箱、そして、干し柿を吊るし紐がついたまま、20本以上(300個?)程、トランクに入るだけの量を貰う羽目になった。
「トランクが小さいので大きな箱は入らない」旨を説明すると、浅いリンゴ箱3箱ほどに入れて我が愛車まで運んでくれたが、案の定、後ろにトランクが有ると思っている。
前に持って来てもらい、フロントを開けると、不思議そうな顔をしてトランクを覗き込んだ。
ポルシェのトランクは、当然ながらフロント、ボンネット部分に存在するが、間口が狭いけど深い。
思ったより収納できる。
手荷物はリヤシートに積めるので問題ない。
「前に物入れの有る車だったんだ。」とのお母さんのつぶやきがおかしかったが、有難く頂戴して、翌日仙台にかえるとベランダに干し柿を吊るしたが、紐が絡まって難儀だった。
大変なのはこれからで、干し柿は現状でも食べられるが、外が固く、中がまだ柔らかい。
このまま干しておくと、外が固くなりすぎて(中は柔らかいが)食べ心地が良くない。
外がそれほど固くなく、中身も有る程度しまった感じが一番おいしいので、そのためには、中身の水っぽさを外の乾いた状態との差を少なくすれば美味しく長期保存できる干し柿となる。
そうするためには、機会があるごとに1個づづ揉んで表面を柔らかくする必要があると言うのだ。
カクシテ格闘が始まった。
もらってきた干し柿は『吊るし柿』でヘタの上の枝をT字で残し、それで捩った紐を戻した穴にT字を通して1本の紐に10数個ぶら下げているのだが、20本の紐が絡み合って、取り出すのに一苦労。
東側ベランダの物干し竿にぶら下げ終わるのに2時間近くかかってその日は終了。
南側ベランダはこの時期日当たりが強いので東側が正解。
住い(マンション)は街中だが高層階なので埃、排ガスの影響は少ないから良い状態になるまでぶら下げておくのだ。
さて翌日1個づつ揉み始めたが、300個を丁寧に揉むのは意外や重労働だった。
上の方は手を伸ばしているので、肩は居たくなるわ、親指の付け根が怠くなるわで、気温一桁の中でも汗ばんでくる。
努力の甲斐あって、大分柔らかくなって、現状でも美味しく食べられるが、まだ中がクッチャリと柔らかい、再び表面が固くなったらまた揉んで全体を柔らかくして、それを何度か繰り返すと、中の水分も抜けて、全体に歯ごたえが感じられるようになれば完成ナノダ。
つまみ食いで減っては行くものの、まだ作業は続く。
けっこう重労働なのです。
食事の代わりに干し柿ばっかりだから苦痛で仕方なかった。
それでもう干し柿作らないでくれって頼みました。
走ってるとはだれも思わないだろうね ( ´艸`)ムププ
軽トラ1台必要かもね ^^
そんな大変な作業があるとは、知らなかった^^;
いただきものとはいえ、
ちゃんと、干して
重労働に至るまで、自分でやるれいさんには
ほんとに感心したよ^^
ムム…格闘…?
と聞くと
応援せずにはいられない!
これも修行のひとつと考え
全うするよう。
がんばれ^^
是非見てみたいものです。^^
私の家の近くの農家には必ずありますね~
あれってそんなに大変だったんですね。
干し柿は、知らずに干す前の渋いのを食べちゃってちょっとトラウマ・・
仕上がりは、甘くて美味しいんだけどね
他にも時期になれば
ばあちゃんちから米、親戚からマスカット、ピオーネ、いちごのクズが大量に届きました。
そんな贅沢な幼少時代を過した自分は、柿はあまり好きじゃありません。
後、商品レベルには惜しい!って言うちょっと痛んだ果物。苦手です。
美味しいモノを作るのは手抜きが出来ませんよねぇ
なんか昔PS2の戦闘ゲームのコントローラー操作で、両手の親指の付け根が痛くなったこと思い出した^^;
私も食べたく成りました。