桑名朝市
- カテゴリ:日記
- 2017/01/08 18:48:03
桑名と言えば東海道熱田宿(名古屋)の次の宿場で
今なら名古屋駅からJR関西線で西へ20分?程度でしょう。
ハマグリの佃煮である時雨蛤が名物です。
その桑名の寺町商店街の、今年最初の三八市があると言うので
天気が悪いのに出かけてしまいました。
寺町と言う所、調べてみたら桑名駅から揖斐川方向に歩いて15分ほど
中途半端な距離感の所にありました。
何故こんな場所に商店街が?と思いましたが、河口側を見ると熱田から
渡る船の渡し場跡があるんです。江戸時代を考えればむしろ駅より
船着場との関連でこの辺りが賑わったのかも知れません。
桑名別院の参道でもあるようです。
寺町商店街の入口に立つと、鳥居かと思うような木造っぽい入口が
あって、アーケード屋根も枡形天井っぽい木の枠に見えます。
実際に木造なのか金属を塗装したのかは分かりませんが、近代和風建築で
なかなか感じいいです。
道筋が緩やかに“く”の字に曲がっているのも雰囲気良しです。
3と8の日に市が立つ三八市は朝10時半からスタートでした。
商店街の店々とは別に露店が出て、野菜が多いのですが、
佃煮、揚げ物、パン、魚などが並び、お客さんもそこそこ来ていました。
せっかく桑名なので、露店の時雨蛤を100グラム500円で買いました。
これ、貝新など有名店だと1000円程するので、安いのですよ。
アーケード商店街の中に「まちのえき」と言う所があって、
地元産品を色々集めて売っているので、そこで安永餅を買いました。
永餅は四日市や桑名あたりで古くから売られる銘菓でして、
あん入り餅を平たく長く伸ばして(3センチ×15センチくらい)
軽くあぶって焦げ目をつけてます。この焦げ目が香ばしくて美味しいのです。
桑名あたりでは安永餅、四日市では太白永餅が多いですね。
朝市と商店街をひやかして昼過ぎになり、雨が降り出しました。
商店街を離れて、広い道を散歩中に見つけた「海海ラーメン」に
入りました。
看板が、いわゆる「とび出し坊や」そっくりで目に付いたのです。
頼んだのは、海海ラーメン クラシック 煮玉子入り、でした。
基本とんこつスープなのですが、ブレンドしてあるので何が合わせてあるか
シロウトには解明できない味でした。程よいコクと、スパイス感。
白コショウでしょうか、いい感じにピリっと来るのが旨いのです。
麺は細麺ながら硬めで歯応えがさくさくと気持ちよく、乗っていた
チャーシューは脂が抜けていて豚肉風味が無理なく味わえました。
煮玉子が少ししょっぱかったかな(^^; でも全体としては美味しいです。
あ、屋号に海が入ってる割に、海鮮とは何の関係も無いそうですw
昼を済ませた後はアピタ桑名店に寄ってから、雨の中を散策するのは
ちょっと辛かったので、名古屋に帰ってしまいました。
アピタの隣りが市民会館で、まさに成人式が始まる所、
振袖のお嬢さんを沢山見ました(^^)
あと、まるでホストのように気取った細いスーツ姿のメンズもねw
まさに、電車はあとから、です。
昔から栄えた町なら、既に家の多い町の中心部に線路が引けず、
駅が町外れになる事が多いのですよ。桑名もそうだったのです。
にしても、商店街は見回るのが楽しいです(^^)
成人式のみなさん、服が汚れてないといいですねー。
私も桑名って、まず行かないです。
でも調べてみたら、案外見所があるのですよ。
永餅、単純ですが美味しいですよね。
昔は違うんですよね。
(というかあとから電車ができたんですものね)
商店街は風情があって素敵そうです^^。
雨の中お疲れ様でした。
成人式のみなさんも雨が降ってしまって災難ですね。
桑名も降りたことがない(笑)
なが餅、大好きー\(^o^)/