手術3日後には退院できる?
- カテゴリ:日記
- 2017/02/17 18:15:23
心臓手術とは言え、カテーテル手術だと言うと、殆どの人は、心筋梗塞(狭心症)の患者の心臓に栄養を送っている血管(冠動脈)の細くなっているか閉じてる部分までカテーテルを送り、そこからバルーン(風船)を膨らませて血管を広げ、その部分が再び閉じないようにステント(金網のチューブ)を広げて置いてくる手技。
この手術はポピュラーで、大きな病院の循環器科で出来ないという事は無いハズ。
と言うか、大きな病院でこれが出来なければ、循環器科の看板は外さなければならない。
さて、私の場合は、同じカテーテル手術でも、カテーテルの先にあるのはバルーンではなく、高周波電極で、手術部位は欠陥ではなく心臓内の患部を焼いて行くもので、範囲が広ければ時間もかかり、結構面倒で、繊細な技術を要する。
そんな訳で、この手術(アブレーション)は、何処でもできるわけではなく、私の勤務先では出来ない。
当然誰でも地域の中で最高の技術を持った病院(医師)を求めるが、希望はかなわないことが多い。
この世界では、父親のコネは強力で、この施設ならわざわざ東京まで行かなくても十分な成績を誇る施設での施術が可能になった。
手術そのものは痛くもかゆくもない。
当然で、手術室であれこれ処置をされ(6人がかり)点滴に白い瓶がついていたので「プロポフォールだ。どんな効果か体験できる。」期待があったが、その前に側管から注入されたのが「何だろう?」と思った瞬間、ストンと意識が無くなった。
目が覚めたのは夜だった。
お昼に始めた手術は6時間でその後も眠り続けていたそうだ。
麻酔はとっくに切れているので、刺入部(右足付け根)を圧迫止血しているので、そこだけ痛みがあるが大したことは無い。
ところが、「止血のためこれから朝まで動いてはいけない」つまり寝返り禁止という事で、これが最大の苦しみだった。
母親が付き添っていたのだったが、手術は上手くいったので取り敢えず引き上げたが、その後から腰と背中にじわじわ痛みが襲ってきた。
自分では動いてはいけないので、看護師さんに45度の横向きをクッションで固定され楽になったのはわずかの時間。
直ぐに我慢できなくなり、今度は反対向きに。完全に横向きなら楽になれるだろうが、足を曲げてはいけないし、これが限界との事。
鎮痛剤を飲んでもあまり効果は無く、何とか眠ろうとするが、眠気は全くない。
全身汗だくでナースコールを。
とにかく自分では何もできない。
「今何時ですか?」「1時半ですよ。」朝までは・・・絶望的な時間。
何か話してれば少しは紛れる。
夜勤の看護師さん、結構な時間付き合ってくれた。良い人だ。男性が看護師さんに惚れるのよく分かるよ。
点滴はしているものの脱水になるほど汗をかいて、口からも水分補給。
結局何度もナースコールなので、呼ばなくても来てくれて助かった。
と言うか
「世話の焼ける患者だ」と思われたに違いない。特別室なので待遇が良かったのか?
ともあれ、ようやく朝を迎え、上半身起きられるようになると「助かった」の思いだ。
朝食は部屋に持って来てくれたが、昼までには歩いても問題なしで、検査のためあちこち歩くのは回復を早めることになるので、敢えて積極的に出向いた。
その結果、食事からのエネルギー量では不足と分かり、夕食はうな重の出前を母親と2人で食べた。特別室でないと許可にならないらしいが。
そんなこんなで、検査結果も良好で、食欲も十分。動いても自覚する不都合もないし、「本日でも退院できますよ。」との事だったが、慌ただしいのも嫌だったので、明日の午前中に退院することになりました。
入院しているからには何もしないわけにはいかないと言うので、今後の検査計画の説明やら追加の検査とか、何かと煩わしかったので、これならトットト退院した方が良かったかなと思ったところで、本日も終わり。
明日(土曜)は早々に退院なのだ。
一応月曜日は職場復帰。
1ヶ月は無理をせず、症状に注意すること。
お酒は程々に
という事は呑んでも良いという事だ。
明日からは普通の生活に戻ります。
が、手術成否は半年以降でないと分からない。
ダメだったらまた挑戦すればよいだけの事だが、あの術後の苦しさは何とかならんもんか。
アイパッドを持って来たものの、ニコタにログインできたのは昨晩からで、皆様にはご無沙汰とは言っても5日しか経ってなかったんですね。
足から器具入れたのですか。
心臓まで長い道のりですね。
医学の進歩なんでしょうね。
お蔭さまで心臓内部の手術も切らずに済むので低侵襲です。
それにしても
頸椎だと今でもそうはいかないでしょうね。
頸椎~脊椎の半分以上をチタンの骨格で補強するデバイスがありますが、
それだとサイボーグになりますね。
今の所何の制約もなく過ごしてます。
Rayさん
よく分からないけど?
落書きしないでくれよ。
マーク ペケさん
1週間も延びたら番狂わせですね。
完治かどうか分かるのは半年以上たたないと確定しませんが、
現状では症状出てませんし、ダメージも全くありません。
妖刀 さゆきさん
低侵襲の手術とは言え、再度は嫌ですね。
因みに
今回は内科での手術でした。
カテーテルでの手術は内科が行う事多いです。
心臓手術と聞いただけでえぇ・・と驚きますが。
れいさんの記述では医学の進歩はすごいですね。
私も8年前に頸椎C2骨折でハローベスト着用手術しましたが
重たいものが我慢できないので、腰の骨を添える手術を受けて
何も後遺症なく21日で退院しました。
1年半後に挿入していた金属を取り除きました。
私の年齢ではそのままの人が多いようですが。
術直後酸素マスクを外してほしいとそれはできないと言われましたが、
パソコンと当時は音楽はMDの時代それさえ持っておれば
何も思うこともなく過ごしていましたが・・・・
首が回らないのは不自由ですが、後遺症が無いのだから
お金が無いから首が回らないと笑い飛ばしています。
その時に医療の現場を初めて見ました。
今も歯医者以外は掛り付けのお医者が無いので
自宅で死んだ時はどうしようとそんな心配だけ持っています。
自分のことを書いていました。
れいさん術後まだまだご自愛くださいね。
~~~~~~
⌒~/⌒\~⌒
~/ ´・ω)ミ⌒
⌒~ U彡~⌒~
⌒~⌒~⌒~⌒
私の場合は、検査後にすっごく痛みが出てきて・・・
なんか、炎症を、起こしてるって言ってたような?
まあ、お陰で一週間延びました、入院かね!
れいさんは、完治したのかな?
痛い思いしなくて済むし。
特別室の空きの都合で手術待ちの期間が短縮されました。
金曜でなく、土曜日に退院伸ばせたのも特別室だったからかもしれません。
母親に言わせると「安いモンダ」でした。
ぶーしんさん
手術は行う方は大変みたいですが、やってもらう方は痛くも痒くもありませんでした。
動けなかったのは止血のためで、
翌朝には解放され、普通に動き回れました。
サヴァランさん
そりゃ誰でも、リスクのある侵襲をされたいとは思いませんよね。
終わってしまえば経験で済みますが。
経過を見てますが、これで終わりにしたいです。
blackさん
肝臓に影響あったのは麻酔の時で、時間がたってるので
退院時の肝機能結果は満足できる数値でしたし。
とっくに呑んでしまいました。
気持ちセーブはしますけど。
祖母が入院している時に医者が「もう一週間、入院していきますか」
などと気軽に言うのだけど、とてもそんな無駄遣いはできない。
すぐさま退院させてもらった。
一日1万円以上、入院費用がかかったから本当に大変。
心臓手術ってだけでも大変なことなのに
動いてはいけないってのは
きっと俺には無理ムリムリ…絶対しんどいことだと想像できる。
結果はまだわからないとはいえ、
よく頑張りました!
おつかれさま、おかえりなさい^^
わたしは無意識に動くのでベットの柵に紐でくくりつけられていましたww
なんんいしても無事すんでよかったね。
私のは発作性でしたので、元々年に数回で始まりましたから、
最低半年は経過観察になります。
多分大丈夫と思いますが。
ラクトリオさん
↑の訳で半年は結果が分かりません。
回復は手術翌日から不自由なく動いてます。
過激な運動でなければ、制約はありません。
美夕さん
ただいまデス。
動けない時は辛かったですが、
翌日からは何の支障もありませんでした。
多分退院前日でも仕事は出来ると思いました。
後は経過を待って、半年見て見ましょう。
その時に成れば成功かどうか解りますので、それまでしばしの辛抱ですね。
ぜひとも成功しておいてほしいです。
歩けるまでには回復されたのですね。
手術お疲れさまでした!(>_<)クポォ~☆☆
手術が無事に終わり 術後も順調みたいで良かったです^^
それにしても すぐに退院が出来るなんてすごーい@@
月曜日から職場にも復帰とのことですが 無理はしないで下さいね。
「動いてはいけない」はホントにきついですね。
確かに、経験したものでないと分からないでしょうね。
なつみさん
私の場合は点滴で水分補ってましたし、
消化器でないので経口でも補給できました。
但し、その都度看護師さんのお世話になりましたが。
まりあさん
私より辛い体験者ですね。
今の造影剤は静脈からだと痛くないと思いますが、
粘度が高いので、動脈、特に細い結果だと痛いかもしれないですね。
痛い思いはしたくないですね。
梵太さん
止血が長引くとつらい思いが長くなる。
ぞっとします。
血管拡張・ステントは出来ないと恥と思って下手でも行う人がいますものね。
運・不運では済まされない問題ですね。
私も入院経験有りますが、動いてはいけない、、、きつかったですね
あれは経験者で無いと解りませんね
後麻酔の副作用で吐き気が、、、出無いけど出したい、、
(胃の中空っぽなんですが)
早い復帰おめでとうございます
辛かったですね。
母が入院したときは水分が取れなくて辛そうでした。
口が渇くので濡らしたハンカチを口にくわえさせて取り換えてました。
看護師さんが優しい人で良かったですね(#^.^#)
砂袋のおもりを足の付け根に乗せて、丸1日動くな、と寝かされました。
左右の足の血管の違いを見るために、両足同時血管造影もした事があります・・キツカッタ
造影剤は当時、足がちぎれるかと言うぐらい痛かった。今のは痛くはないですよねぇ。
てか今でも、止血安静なんですね。医療が進歩しても、そこは変わらないのか・・・
お疲れ様でした。効果が出るとよいですね。
術後の止血が辛そうでした。
ステント手術もまともに出来ない医者
実は多いんですよ。