Nicotto Town



東浦町

昔から愛知県の形はクワガタの頭みたいだと思っていますが
そのクワガタの左の牙の根元あたりに、知多郡東浦町があります。
名古屋からは南東になります。

JR東海道線から大府駅で武豊線に接続して行くのですが、
一時間に2本しか走ってないとは知りませんでした。待ち時間長いです。

東浦町内を南北に走る武豊線の4駅あるうち一番北の尾張森岡で降ります。
なぜなら、駅の北に村木砦跡があるからです。
待合所以外何も無い、お向かいが田んぼの尾張森岡駅を降り、
線路沿いの街道を北上すると、民家脇の空き地に「村木砦跡」の標が
漠然と道の無い方向を指し示しているのですが・・・よく分かりません。
ダウンロードした観光案内図と道路地図を見比べて探し、
村木砦の跡地にある八剣神社にたどり着いたので、それで善しとしました。
この神社は村木砦の戦での戦死者を慰霊するために建てられたようです。

村木砦は、三河にいた今川義元が尾張侵攻を目指して作ったようですが
この辺り地元の水野氏と織田信長の連合軍と戦い、村木砦は落ちたのです。
神社の周辺は新興宅地化が進んでいて職人さんがコンクリート流してました。

そこから西に歩き、信長が本陣とした村木神社(当時は津島社)に立ち寄り
さらには於大公園脇を南下して田園地帯を歩き、郷土資料館に達しました。
東浦町郷土資料館は周囲には民家くらいしかない小高い緑地にあり
こじんまりした新しい建物の中には、貝塚なと東浦の古代、塩田があった時代、
そして戦国時代の展示物がありました。
衣浦港に面し海の近い東浦地域では昔、塩田で塩が生産されたようで
その関連か、世界各地の岩塩が展示されていたのは面白かったです。
ドイツなどの、本当に岩となった1トンもあるような岩塩がありました。
その裏手の別棟に民具や昭和の生活器具を展示する場所もありましたが、
なんか、小屋と言うか物置っぽくなってしまっていました。

そうそう、東浦郷土資料館を入ってすぐ正面に三体の像があるのですが
左に家康、右に水野某の像を従え真ん中に立っているのは於大の方様でした。
於大の方とは、家康のお母さんで、この地の水野氏に生まれ
松平に嫁いだ人です。なので、東浦第一の有名人は於大の方様なのです。

今回、郷土資料館でも史跡めぐりマップなどを貰ったのですが、
これが今ひとつ精緻さが無くて、目的地を探すのに困りました。
地図使用には使用料も掛かるでしょうけど、略図ではなくちゃんとした地図を
使って欲しいなあと思いました。

夕方以降は緒川駅すぐのイオンモールに入っちゃいましたw
どこのイオンでも同じと思いつつ、モールがあると入らすにはいられない自分です。

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2017/03/24 11:05
Mt.かめ様
気になったので検索掛けてみましたら、
熱田神宮内に「別宮 八剣宮」と言うのがありまして、
形の上では、その辺が、あちこちの八剣神社の親玉みたいに見えます。
少なくとも、うちの近くの八剣神社の社名はそこから来ていると推測されてます。
ただ、全国の八剣神社それぞれを見ると、元々単立で地元に自然発生したお社を
後から名前だけ八剣の名を貰って付けた感じの所が多いですね。
同じ八剣神社でも、たぶん名前が同じなだけの、元を正せばそれそれ地元の神社、
と考える方が当ってるように思えます。
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2017/03/24 07:44
ですねー。
あれはたしかヤマタノオロチから出てきた剣だったのでは?
それで八剣となったと聞いたことがあるような・・・
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2017/03/23 23:14
Mt.かめ様
自宅の裏手にも八剣神社があります。愛知県内ではけっこうポピュラーに見る気がしますが、
剣と言えば熱田神宮、その存在と関係あるのか無いのか、八剣のいわれは気になります。

この東海地区、土地の歴史となると、どうしても戦国時代が引き合いに出される事が多いです。
戦国時代に有名人がいる町は、たいていその人を町のシンボルにしますね。
東浦のゆるキャラは、おだいちゃんと言うのです(^^)
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2017/03/23 17:32
八剣神社・・・実家の近くにもありました。
長野には私の知っている限り同じ名前の神社は無い気がする。
地域によって祭ってる神社も色々と名前が違っていて面白い。
ああ、家康のお母さんの実家がある場所なんですね、東浦。
なるほどーーφ(..)メモメモ



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