生まれて初めて観たモンゴル映画
- カテゴリ:映画
- 2009/09/25 19:30:02
初めて観たモンゴル映画は「マンドハイ」という作品でした。モンゴル統一に力を尽くした伝説の賢姫マンドハイの生涯を描いたものです。
マンドハイには恋人がいたのですが、引き離されてかなり歳の離れたマンドール・ハーンのお妃にされてしまいます。期待されていた世継ぎも生まれないままマンドール・ハーンが亡くなって後に残されます。そこで、かつての恋人がマンドハイと結婚して政権の座を狙おうとしますが、マンドハイはこれを断ります。彼はハーンの位を継ぐに値する正当な家系の出ではなかったからです。
マンドハイは、チンギス・ハーンの直接の子孫に当たるバトムンフという少年が民間人によって育てられているのを知り、連れてこさせてハーンの位につけます。この人物こそが長らく分裂状態にあったモンゴルを再統一したダヤン・ハーンなのです。そしてマンドハイ自らは、まだ年端もいかないハーンの妃となり、摂政の役目を務めます。
やがて成長して一人前の青年となったダヤン・ハーンとの間にマンドハイは子供をもうけます。しかしダヤン・ハーンはいつしか年若のアルトジンという後宮の女性に心を奪われ・・・・・・。
主演女優ソブトの演技も光っていて、背景から衣装や小道具も美しく、とにかくモンゴル映画の中でも一押しの作品です。
たしか当時、日本語字幕入りのビデオが発売されたはずなんですけど、
だいぶ昔のことだから古ビデオ屋とかで探せば手に入るんでしょうかね。
衣装と小道具って映画を観る時の楽しみのひとつですよね。気になる!
歴史がわかってから観るとまた違う感想になりそうです。
それからどうなるのかが非常に気になります♪
ハーンの出であることが、政権とるのには必要だったのですね。それって、いつ頃のお話なのでしょう。