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立花登青春手控え2 感想文

立花登青春手控え2 第2回「幻の女」
NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
▼ゲスト
今回は特に事件もなく、ケンカからの殺人で島送りが決まっている元職人の青年のため、
彼が少年の頃別れたきりの初恋の女性を、登が代わりに探してやるというお話でした。
この青年をおなじみ忍成修吾が、相手の女性を朝倉あきが演じていました。
忍成はここのブログでも何回も感想に登場していますが、陰のあるイケメンなので、
犯人役とかクセのある人物を演じることが多い人で、今回も犯人役ではありますね。
ただ現代の法に照らし合わせてみると、正当防衛、もしくは過剰防衛くらいにあたり、
大した罪には問われないと思います。
このお話でも、本来は死罪になるところを、職場の親方が弁護したため、島送りになったわけです。
まそれはいいとして、最近忍成を見ないクールはないくらい、あちこちで出てますよね。
特にNHKの時代劇には常連と言っていいほど出ています。
時代劇に合う顔立ちなんでしょうかね。
この調子で大河にも出演してほしいと思ったら、すでに官兵衛に小西行長役で出てましたw
一方の朝倉あきは、なかなか探し出せず出番が少なかったのですが、
確か前クールの雲霧にも出てましたよね。間に再放送を1本挟みましたが。

▼幻の女
今回は前項で書いたように、本当に事件は起きませんでした。
深川の花街で登がヤクザ者に襲われたりはしましたが、撃退して逆に必要な情報を聞き出しましたしねw
とにかく、今回は完全に登は善意のみで動いており、まったくやる必要のないことだったのです。
しかし、彼の優しい気持ちに動かされ、なじみの岡っ引きの藤吉や下っ引きの直蔵も協力したのですが、
藤吉の言うことには、不幸な人生を送っていると、実在しないのに自分に恋人や家族がいると
思い込んでしまう人もいるとか。
あー、いますねー、現代にも、特に不幸ではないけれど、幸せでもない人に。
その女性はあなたの嫁ではありませんよ?そもそも実在しないし?と言いたくなるような人がw
それはともかく、結局初恋の女性は、買った店に強要され犯罪に手を染めており、何と登の職場である
小伝馬町の牢に入れられておりました。まさに灯台下暗しってやつです。
登は本当に純朴で優しい青年なので、島送りになる青年に、本当のことが言えず、見つからなかったと報告。
女の方には、青年が探していたこと、島送りになったことを伝えました。
青年は、あんなに優しい女はいなかったと、思い出を語っていましたが、今は見る影もなくすっかり悪女の態。
しかし青年の話を聞かされ、涙してましたね。
十代から二十代と言えば、女の人生にとって一番重要な時期です。
特に20代でもう年増と言われていた江戸時代、10年は人を変えてしまうのに十分な時間です。
彼女の涙は、10年前の純粋な自分を思い出した涙なのか、青年と夫婦になれていたら
もっとまともな人生を送れていたと悔やんだ涙なのか、それは彼女にしかわからないことですね。

▼今回の松江無双
本当にムカつくので、毎回ネタにしてやろうかと思い、このコーナー立ち上げましたw
松江という山陰の県庁所在地のような名前の女性は、主人公・登が下宿する、小牧家のドンです。
前回の感想にも書きましたが、登の給金を全部取り上げ、その上様々な仕事を押し付けるという、
とんでもない鬼婆で、かといって自分では何もしようとしない横着者ですw
スーパーサラリーマン左江内氏に出てきた円子に似たところがありますねw
さて今回の松江は、あまり出番はなかったのでけど、強烈な印象を残しましたw
まず登に庭木の剪定を頼み、その後も庭の片付けか何かを頼もうとしたのですが、
登が玄庵の代わりに往診に行かなければならなくなり、夫の玄庵は外来患者で手一杯、
その後は友人と約束があると言って何もしてくれそうにないので、
結局女中のきよと娘のちえに仕事を押し付け、自分は何もしませんでしたw
まぁ一応江戸時代の奥方なので、円子のように本当に何もしないわけではないでしょうが、
とにかく外で汚れる仕事はしたくないみたいですね。
ちなみに演じているのは宮崎美子です。




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