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おんな城主 直虎 感想文

おんな城主 直虎 第37回「武田が来たりて火を放つ」
NHK 日曜夜8時~
▼吉祥天女
今回は、龍雲丸が堺にいる中村屋に呼ばれた話と、武田がついに遠江に攻め込んできた話でした。
井伊谷が近藤の支配するところとなって4年。
直虎は還俗して農婦となり、瀬戸村で綿花の栽培を手伝ったり、男衆の相談に乗ったりしながら、
炭焼きをして生計を立てている龍雲丸とともに、平和な暮らしをしていました。
方久も薬の流通ルートを確立したのか、還俗して商人に戻り、薬を商っていました。
ある時、龍潭寺で美しい花の刺繍を見た方久は、またもや銭の犬の声を聞き、
その刺繍があやめの手によるものと分かると、すぐさまあやめの元に駆けつけ、
あなたからは自分が一番好きな香りがする、吉祥天女だとさんざん誉めそやし、なんと求婚したのです!
その言葉には一切嘘はなく、あなたからは銭の香りがする、
銭を生み出す女性は私にとって吉祥天女だ、ということなんですけどねw
しかしあやめ、嫁入り願望強かったのに、4年たってもまだ未婚だったんですねw

▼堺へ
龍雲丸のところに、妙齢の女性が訪ねてきて、その女性と龍雲丸が抱き合っていところを、直虎は見てしまいます。
ですがその女性は、龍雲党にいた少女で、生き延びて逃げた先で結婚したと聞いて、
龍雲丸が嬉しさのあまり抱きしめただけでした。
その女性が、今は堺で商売をしている中村屋からの書状を持ってきました。
手が足りないから龍雲丸に堺に来て、商売を手伝ってほしいとのこと。
龍雲丸は直虎に一緒に行こうと誘うのですが、井伊を潰してしまったという
負い目がある直虎は、素直に応じられません。
しかし、母である祐椿尼の「孫の顔が見たい」という言葉に後押しされ、龍雲丸についていく決意をしたのです。
一方、中野とともに近藤に仕える高瀬の元に、行商人に扮した武田の密偵が訪れます。
その男は高瀬に毒薬を握らせ、近藤を殺せ、さもなくばおまえを殺すと言うのです。
やはり高瀬は武田から使わされた草の者だったのですね。
しかし高瀬は近藤家に仕えてから4年、康用から気に入られ何かと優しい言葉をかけられており、
使命か、自分の命か、どちらを取るかで大いに悩むのでした。

▼三方ヶ原
一方、ついに武田は南への侵攻を開始し、遠江の城を破竹の勢いで落としていきました。
2万もの武田軍を前に、徳川方の城は次々と陥落。
家康は武田への帰順を考えますが、織田との関係もあって、なかなか踏み切れません。
しかしその後、織田も武田との戦いに負けたことが分かり、援軍が期待できないと思い、
武田に降伏しようとした矢先、織田方の武将・佐久間信盛が千人の手勢を連れ援軍として駆けつけます。
援軍を含めても徳川の軍勢は武田の半分強、しかし佐久間の手前戦わずに降伏もできず、
やむなく家康は武田との交戦を決めたのでした。
そしていよいよ武田が攻めてきて、徳川・織田の連合軍と戦うのですが、
徳川方は大敗を喫し、家康は逃げながら脱糞してしまいます。
これが世に言う名高い三方ヶ原の戦いで、この時の惨めな自分の姿を心に刻むため、
逃げ帰った直後の姿を絵師に描かせた肖像画も有名ですよね。

▼三十六計逃げるに如かず
武田が攻めてくると聞いた直虎は、さすがに龍雲丸と堺に行くのをあきらめます。
龍雲丸も、戦となれば井伊谷の領民たちを、今度こそ助けたいと、直虎とともに留まることにしました。
直虎や南渓たちと示し合わせ、いよいよ武田が攻めてくるという段になって、
領民たちは村から食料などを持って逃散してしまいます。
当時戦国大名の兵は、一部を除きほとんどが農村から男子を集めて編成していたため、
近藤が兵を集めに村に赴いた時には、村はからっぽになっていました。
こんなことを企むのは直虎だろうと、康用は龍潭寺に乗り込みます。
しかしそこにも直虎はおらず、南渓は康用に武田に帰順するよう勧めるのですが、康用は聞く耳を持ちません。
そこで、直虎は龍雲丸や中野と一計を案じます。
近藤の城では、武田の侵攻を目の前に、高瀬がようやく康用の暗殺を実行に移しました。
康用の椀に毒を盛ったのですが、康用は「ここは危ない、逃げなさい」という言葉に、良心が疼きます。
康用が椀に手をつけようとした時、領内に武田が侵入したという報せが入り、康用は椀を置いてしまいます。
その時、兵に紛れて直虎が康用の前に姿を現し、武田に帰順するよう迫ります。
康用は逃げることにはしたのですが、武田に城を取られることだけは許せないと、城に火をつけました。
長年親しんだ我が家であった城を焼かれるのは、直虎にとって忍びないことではありましたが、
「ここが落とし所でしょう」と言う中野の言葉もあり、ともかく近藤家の者たちを隠し里に誘導することにしたのです。
高瀬は暗殺に失敗し、武田の忍びに殺されると思い、焼け落ちようとする城の中に留まっていました。
そこへ龍雲丸が助けに来て、更には直虎も現れ、城を脱出したのです。
今回はここまで。

▼井伊を共に去りぬ
城が焼け落ち、武田が侵攻し、もはや原型を留めぬ有様となった井伊谷。
一度は龍雲丸と堺に行く決意をした直虎ですが、どうやら次回は虎松が成長して戻ってくるようです。
ついに若手俳優では人気実力ともナンバー1の菅田将暉が登場するようですね!
これは見逃せない。
サブタイはもちろん、説明するまでもなく「風とともに去りぬ」でしょう。
ちなみに今回のサブタイ「武田が来たりて火を放つ」ですが、武田が火を放ったのではなく、
武田が来たから近藤が火を放った、ということだったんですねw

アバター
2017/09/18 22:33
龍雲丸は架空の人物と言われてますが、
方久と同一人物で、それを2人に分けたのではないかという説もあります。
方久は一時とはいえ気賀の領主でしたし、
龍雲丸は気賀でならず者をまとめる、いわゆる「悪党」の頭でしたし、
確かに存在の方向性は似ていますよね。
これから2人がどうなるのか、気になるところですよね~
アバター
2017/09/18 21:02
おこんばんわ~!
(๑◕‿◕๑)

城がやけおちていくシーンは、哀しかったです。
でも、この大河では直虎にかしらという連れ合いができて、なんだかほっとしています。^^

次回から、成長した虎松登場なんですね。
楽しみだなぁ~。^^



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