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おんな城主 直虎 感想文

おんな城主 直虎 第39回「虎松の野望」
NHK 日曜夜8時~
▼虎松の秘策
今回は、直親の十三回忌に久々に井伊谷に戻ってきた虎松と、その虎松が徳川家に仕官する話でした。
今回からどうやら、実質的な主人公は虎松=直政にシフトするようですね。
直政っていう字面を見ると、どうにも六平さんの顔がちらつきますねw
そして前回からちらっと出てましたが、虎松以外の子役たちも刷新されたのですが、
これが虎松以外は子役とよく似ている役者さんたちで、一瞬本当に変わったの?て感じでしたね。
まぁ、どちらかというと成人してからの役者さんに似てる子役をあてたんでしょうけども。
特に高瀬は前からすらっと背の高い女の子でしたので、よく見ないとわからないレベル。
でも高瀬役の朝倉あきは、NHKの時代劇の常連なので、違うなってのは分かりますw
虎松役の菅田は、早速顔芸を披露してましたねw
さて、法要を機に井伊谷を視察した虎松は、その豊かさに驚きを隠せず、豊かさの裏に直虎が
現領主である近藤を操っているとの噂を聞き及び、直虎に井伊を再興するつもりは本当にないのかと尋ねます。
しかし直虎はあっさり完全否定。
納得できない虎松は、龍潭寺に南渓を訪ね、井伊家再興のため、ある書状をとある人物に届けるよう頼みます。
そして虎松が秘策を講じているなどとは露知らぬ直虎たちは、松下家に帰る虎松たち一行を見送るのでした。

▼万千代と万福
虎松はなんと、岡崎城にいる瀬名へ、自分が仕官する時、家康に「井伊」と名乗るよう
命じてほしいと頼む書状を南渓に届けさせたのです。
これを知った家康は、長く仕えてくれている松下か、それとも自分のせいで潰れた井伊か、どちらを選ぶか困惑します。
そんな家康に声をかけてきた人物がいました。
それは、ノブという人物。
これ、公式サイトですでにネタバレしてますけど、実は有名な徳川家の家臣の1人です。
家康が、虎松は賢いが少し憎いと言っているのを聞き、松下か井伊か、虎松自身に選ばせてはと進言しました。
そして当日、虎松と伊之助に引き合わされた家康は、本当は井伊として仕官したいのではないかと声をかけます。
虎松はそれに応じますが、松下常慶や酒井忠次は大反対。
榊原康政のとりなしで、とりあえず鷹狩りを先にやることになりますが、
家康はその場で虎松に万千代、伊之助に万福という名を授けたのです。
その夜、虎松と伊之助は広くてきれいな部屋に案内され、そこを自室とするよう命じられました。
虎松は、今のところすべてが自分の思惑通りに運んでいるものの、家康が最後に見せた意味ありげな笑顔が気になるのでした。

▼転がされる虎松
翌日になり、虎松と伊之助は他の家臣たちを紹介されました。
そして最後に、草履番として仕えることになったと言われるのです。
草履番は諸将の草履を管理保管する係で、要するにかなりの下っ端です。
家康の側に仕える小姓になるものとばかり思っていた虎松が理由を訊くと、
松下家の者ならば小姓でも差し支えないが、元今川家の家臣で没落した井伊の者となると、
殿のお側に仕えるなどもっての外、もし松下に戻るというなら小姓として認めると言うのです。
これがノブの言った、虎松自身に選ばせるということだったのですね。
しかし虎松は頭がいいばかりではなく、かなりの頑固者で、カッとなりやすいところがあるのです。
頭がいいのは直親似、頑固でカッとなりやすいのは奥山の血ですねw
六左に行かないで、こっちにきちゃったか。
井伊家再興はまだ短い虎松の人生の中でも、積年の夢なので、井伊のまま草履番として仕えることにしたのでした。
そして、夕べ泊まった上等な部屋ではなく、掘っ立て小屋の汚い部屋に追いやられてしまいました。
そこで虎松は興奮して家康の罵詈雑言を叫び続けたため、伊之助に布団むしにされてしまいますw
伊之助はこういう時の虎松の扱い方をよく知ってるんですねw
家康を殺したいならまず寝所に入らなければならない、草履番では入れないので、
まずは草履番をしっかり勤め、小姓になろうと言うのでした。
その言葉を聴いているうちに虎松は冷静になり、まずは家臣たちの名前札を作ることにしたのです。
一方松下家では、虎松が井伊として徳川に仕官する話を聞いた当主の源太郎が、あまりのショックに倒れてしまいました。
常慶はすべてを知っている奥山がおろおろしているのを見て、彼に真実を問い詰めるのでした。
奥山、こんな役ばっかりw
彼が絡むと秘密を秘密にしておけないですよねw

▼天正の草履番
一瞬、これなんのパクリだと思ったのですが、言葉に出してみるとすぐに分かりますね。
そう、「天皇の料理番」ですw
2年前TBSにて佐藤健主演でドラマ化されたのが記憶に新しいと思いますが、
実は1980年には堺正章、1993年には高嶋政伸主演でドラマ化されています。
原作は実在の人物をモデルにした小説です。
まぁ内容とは一切関係ないと思いますが…。
草履番と言えばやはり思い起こすのは、懐に信長の草履を入れて「温めていた」と言った秀吉のエピソード。
虎松がこれからどのように成り上がっていくのか、そして松下家との確執はどうなるのか、楽しみですね。




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