神様のおはなし
- カテゴリ:その他
- 2017/10/05 16:03:58
仏教では彼岸はあの世、此岸はこの世で彼岸と此岸の間に三途の川が流れているとされています。
神道でも川を挟むとこの世とあの世の境とされていて、伊勢神宮は五十鈴川を渡ってお参りします。各地の神社でも橋を渡ってお参りすることが多いですね。
だから、神は亡くなって祭られたものと考えられます。
日本では神道と仏教とキリスト教が混ざり合って、お願いすれば願いを叶えてくれる存在が神様となっていますが厳密には違います。神道は現世、仏教は来世の担当なので神社ではこの世のこと、お寺では来世のことをお願いしますが、それぞれ専門があります。たとえば諏訪大社は諏訪大明神といって武運長久の神様ですが、学問は北野天満宮が専門だし、商売繁盛は伏見稲荷が得意です。
神様の苦手なお願いをしても適うのに時間がかかるだけで進まないですね。。なぜならもともと神様は全知全能ではなくて、貴族とくに藤原氏のお願い事を氏子が必死でかなえようとしたのが始まりだからです。テレビでいろいろ説明されていますが、商売繁盛をお願いするなら起請文を書き、稲荷の氏子代表に商売の相談をして、うまくいけばお礼の奉納をするのが筋でした。
今は絵馬の願い事もかくして見えない時代だけどね。
川を渡ると異界というのは昔からの定型なのでニコッと神社もそのスタイルでしょうか?
ニコッとタウンも異界ですからね^^
イギリスのお友達はヨーロッパでも日本人のようにいいとこどりの宗教観とか生活スタイルをする人が多くなっているみたいです。もともと一人暮らしをしたり、テレビを見ながらご飯の習慣がなかったのに増えているとか。
日本人は先取りしているのかもですね。
神様も、仏様も、キリスト様も、サンタさんも、七夕も。
以前、クリスマスツリーに、「○○がほしい」みたいな、短冊が飾ってあって
ぎょっとしたことがあります。
それはともかくとして、
そうか、ちゃんと成果があがったとき、奉納するのが筋だったのね。
いまは、10円投げ込んで、柏手うったらPS4が手に入ると勘違いしてる人が多いよね。