ゴタぴょんの日記 2013年11月24日 Ⅲ
- カテゴリ:日記
- 2017/10/11 04:50:45
11月24日(日)  Ⅲ
Ⅱからつづく
    【オークラ】 
ゴタ  : 到着しました。 
ご主人 : じゃあ、荷物を降ろしましょう。 
ドアマン: 今、大阪のホテルから連絡がありまして
      お荷物を降ろされたら、そのまま 
      京都観光に出られるのですね? 
ゴタ   : そうです。約5時間の観光になります。 
ドアマン : では、当ホテルの車椅子を積み込みますか? 
    
ゴタ   : お借りできますか? 
ドアマン : はい、大阪のホテルからそのように、
       指示がありましたので。 
ゴタ   : ああ、ありがたい。
       夏季さんが、電話を入れて、くれていたんだ。 
    車椅子を積んで、出発です。
    オークラは、経営が、京都ホテルです。
    神戸オークラとは、 
    直接関係はないようです。 
    そういえば、帝国ホテルなどは、
    大阪と東京は、全く別ものだそうで。 
   
    【京都観光スタート】 
   河原町通りを下がります。
   まず、三十三間堂へ、とおっしゃいます。 
   なので、東山通りに出ようと思い、河原町四条を左折。 
   そして、八坂神社の手前、四条切り通しで、 
ゴタ   : 鍵善良房がここにあるんですよ、
       さっき、お母様が言っていたくずきりのお店が。 
みなさん : じゃ、寄って行きましょう。 
    この結果、みなさまは、鍵善にお入りに。
    ゴタは、車の番。あ~食べたい。 
   【古い歌】 
 : ものは言うまい、もの言うた罰に、父は長柄の人柱。 
 【三十三間堂】 
   くずきりは、終わりまして、観光です。 
   まず、三十三間堂からスタートです。
   室内用車椅子を借ります。この場合、付き添い 
   の人も、同じ車椅子の部屋から上がります。
   バリアフリーになっています。 
   結局、全員、付き添い人と認定され、全員で、上がった。
   ここから、スタートです。 
    【本堂】 
   おなじみ、観音菩薩像が、
   左右500体づつ立っているお堂です。 
観音菩薩 : おう、よう来たのお、われ。 
ゴタ   : 何や、河内の観音のおっさん。 
観音菩薩 : すみません。京都生まれどす。 
    一体、一体、眺めてみますと、
    何か、語りかけてきそうです。 
    観音像は、京都生まれ。 
    ここから、西へ、500メートルほど行った
    東洞院七条にあった工房で、 
    湛慶一門によって、寄せ木造りの手法で、作られました。 
    1164年に作られたお堂のなかに、
    鎌倉時代の観音様がいらっしゃると 
    いうのは、いささか、奇妙ですが、あんまり、
    深く考えないようにしましょう。 
    人の世は、不思議なものなのだから。 
    お母様、観音像の前で、手を合わせお祈りしています。 
    こんな敬虔なお客様は、初めてです。 
    ゴタが観音様なら、褒美をとらせよう。 
観音菩薩  : よう参られた。 
お母様   : 家内安全、無病息災、お頼み申します。 
観音菩薩  : お布施をしなさい。10000円下さい。 
お母様   : せがれや、私の代わりに、
        そこに、奉納金1万円をお願いします。  
      
ご主人   : お願いします。浄財奉納です。 
受付    : ここに、お名前と住所をお書き下さい。 
     ヾ(@^▽^@)ノ   
  堂内は、ゴタがお母様の車椅子を押して差し上げました。
  毎年、来ているのだそうです。 
  これは、もはや、観光ではない。
  信仰です。観音信仰。 
  観音様は、男性か、女性か、よく聞かれますが、
  どっちでも、お好きな性で、信仰して下さい。
  当世、人間界にも、
  男性か、女性か、
  わかりづらいのが、たくさんいますから。 
  観音様は、お経文によって、
  男性として、描かれていたり、女性っぽく、描かれていたり、 
  様々なので、仏像を作る側も
  男性にしたり、女性にしたり、翻弄されていますが、 
  三十三間堂では、おひげがあるのは、男性でしょうな。
  (全員ひげはやしてまっせ。) 
Ⅳにつづく
ゴタぴょん


 
		




























